トランコム株式会社の第67期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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トランコム株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。全体として好業績となっており、売上高は前年同期比0.5%増の1,285億37百万円、営業利益は同0.2%減の57億15百万円となりました。

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企業情報

企業名: トランコム株式会社
証券コード: 4208
決算期: 3月31日

トランコム株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

トランコム株式会社の決算期は3月31日で、通期決算は4月上旬に発表されます。また、中間決算は10月下旬に発表されています。

主な事業

トランコム株式会社は物流事業を中心に展開しており、ロジスティクスマネジメント事業、物流情報サービス事業、インダストリアルサポート事業の3つの主要事業を手掛けています。物流サービスの提供や物流情報システムの開発などが主な事業内容となっています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の業績は増収減益で、売上高は1,285億37百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益は57億15百万円(同0.2%減)となりました。売上高は全体として好調に推移しているものの、物流情報サービス事業において新拠点の開設に伴う先行費用が発生したことなどから減益となっています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と営業利益の推移を見ると、売上高は順調に増加し続けています。一方で営業利益は2023年3月期に若干減少したものの、概ね横ばいで推移しています。今後は新たな拠点の開設などにより、さらなる売上拡大と利益率向上が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

ここで、2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表の概要を見ていきましょう。

資産の部

資産合計は736億79百万円で、前連結会計年度末から16億34百万円増加しています。流動資産は489億82百万円、固定資産は246億97百万円となっています。

負債の部

負債合計は234億29百万円で、前連結会計年度末から3億37百万円増加しています。流動負債は185億79百万円、固定負債は48億49百万円です。

純資産の部

純資産は502億49百万円で、前連結会計年度末から12億96百万円増加しています。自己資本比率は67.4%と高水準を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前期4.4%から当期4.1%と若干低下しましたが、ROE(自己資本利益率)は7.6%と高い水準を維持しています。これは利益率の高い事業の拡大や、資本効率の改善などが寄与したと考えられます。今後も高収益事業の強化により、ROA、ROEともに高水準を維持できるものと期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動により27億50百万円の減少、投資活動により12億63百万円の減少、財務活動により15億63百万円の増加となっています。設備投資や新拠点開設などに伴う支出が増加しつつも、堅調な収益性により、全体としては安定したキャッシュ・フロー水準を維持できています。

配当の支払額

当期の配当金は、年間1株当たり126円を予定しています。この結果、配当性向は約30%となります。株主還元に注力する企業姿勢が継続されています。

今後の展望

今後の事業展開としては、国内外での物流拠点の拡大や新サービスの開発など、成長戦略を着実に実行することが重要です。大手顧客への提案力を高めるとともに、物流の効率化や自動化に取り組むことで収益力の向上が期待されます。また、トラックドライバー不足への対応や環境対応にも注力していく方針です。

編集部のまとめ

トランコム株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、全体として好調な業績となりました。売上高は順調に増加しており、各事業セグメントとも概ね堅調に推移しています。ただし、一部の事業では先行投資に伴う費用増加により利益率が低下しているため、今後の収益改善が課題となっています。また、財務面では自己資本比率が高く、株主還元にも積極的な姿勢が窺えます。今後は物流インフラの拡大や新サービスの開発により、さらなる成長が期待されます。

トランコム株式会社の決算日や配当についてまとめました。

トランコム株式会社の決算期は3月31日で、通期決算は4月上旬、中間決算は10月下旬に発表されています。また、年間配当金は1株当たり126円と安定的な株主還元を実施しています。今後の成長に期待が高まる企業です。

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