株式会社オリエントコーポレーションの第64期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社オリエントコーポレーションの2023年12月期第3四半期決算が発表されました。同社は個品割賦や決済・保証などの事業を展開する金融サービス企業です。第3四半期の営業収益は1,686億円と前年同期比で増加しています。利益面では経常利益が100億円となり、前年同期から減少しましたが、株式の売却などの特別利益により親会社株主に帰属する四半期純利益は115億円となっています。

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企業情報

企業名: 株式会社オリエントコーポレーション
証券コード: E04775
決算期: 3月期

株式会社オリエントコーポレーションの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社オリエントコーポレーションの決算日は3月31日です。決算発表は4月中旬から5月の頭にかけて行われます。四半期決算は6月、9月、12月に発表されています。

主な事業

株式会社オリエントコーポレーションは、個品割賦事業、決済・保証事業、カード・融資事業、海外事業、銀行保証事業などを展開しています。個品割賦事業では自動車ローンやショッピングクレジットなどを、決済・保証事業では家賃決済保証や売掛金決済保証などを提供しています。これらの事業を通じて金融サービスを提供し、幅広い顧客層に対応しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、営業収益が1,686億円と前年同期比で増加しました。一方で、管理費用の増加などにより経常利益は100億円と前年同期から減少しています。しかし、特別利益の計上により親会社株主に帰属する四半期純利益は115億円と、前年同期からは8億円減少に留まりました。

売上・利益の推移

株式会社オリエントコーポレーションの過去3年間の売上高は1,910億円〜1,980億円の水準を維持しています。一方で、利益面では2020年3月期の274億円をピークに減少傾向にありましたが、2023年3月期には182億円まで回復しています。今後は新規事業の拡大や経営効率化などにより、さらなる業績向上が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社オリエントコーポレーションの2023年12月期第3四半期の連結貸借対照表を見ると、資産総額は3兆5,566億円となっています。前期末から1,134億円減少しており、これは主に信用保証割賦売掛金の減少によるものです。一方で、負債総額は3兆3,182億円と1,220億円減少しており、これも信用保証買掛金の減少が要因となっています。純資産は2,384億円と前期末から86億円増加しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が2,727億円と前期末から52億円増加しています。一方で、割賦売掛金が1兆2,344億円と前期末から7億円増加しました。また、信用保証割賦売掛金が8,688億円と前期末から3,890億円減少しています。

負債の部

負債の部では、短期借入金が1,853億円と前期末から59億円増加しています。一方で、信用保証買掛金が8,688億円と前期末から3,890億円減少しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が718億円と前期末から45億円増加しています。また、自己資本比率は6.5%と前期末から0.5ポイント上昇しています。

ROAとROE

株式会社オリエントコーポレーションのROA(総資産経常利益率)は、2022年3月期が3.6%、2023年3月期は4.1%となっています。一方でROE(自己資本当期純利益率)は、2022年3月期が5.4%、2023年3月期は6.8%と改善傾向にあります。これは、経営効率化や資産の選別などにより、収益性が高まってきていることを示しています。今後もさらなる業績改善が期待されます。

キャッシュフロー

株式会社オリエントコーポレーションの2023年3月期のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは495億円のプラスとなっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローが82億円のマイナスとなっており、設備投資などに充当されています。また、財務活動によるキャッシュ・フローは243億円のマイナスとなっており、主に配当金の支払いによるものです。全体としては現金及び現金同等物が前期末から168億円増加しています。

配当の支払額

株式会社オリエントコーポレーションの2023年3月期の年間配当金は1株当たり40円となっています。これは前期の30円から増配となっています。配当性向は36.1%と、安定的な配当を維持しつつ、内部留保の拡充にも注力していることがわかります。

今後の展望

株式会社オリエントコーポレーションは、中期経営計画「Transformation Now!」に基づき、重点市場の深耕や新規事業の探索、顧客ニーズを起点としたマーケットイン型営業の確立などに取り組んでいます。また、リスクリターンやコストリターンの観点から事業ポートフォリオの見直しも進めています。今後は個品割賦事業の改善や、異業種・先端企業との協業による新サービスの創出など、さらなる収益力向上と企業価値の向上が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社オリエントコーポレーションの2023年12月期第3四半期決算では、営業収益は前年同期比で増加しましたが、経常利益は減少しました。一方で特別利益の計上により、最終的な純利益は前年同期並みの水準を確保できています。財務面では、資産と負債が減少する中で純資産は増加しており、財務体質の改善が進んでいます。今後は新規事業の拡大や経営効率化などに注力し、さらなる業績向上が期待されます。

株式会社オリエントコーポレーションの決算日や配当についてまとめました。

株式会社オリエントコーポレーションの決算日は3月31日で、年間配当金は1株当たり40円となっています。配当性向は36.1%と、安定的な配当を維持しつつ内部留保の拡充にも取り組んでいます。今後も収益力の向上と共に、株主還元の充実化も期待されます。

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