株式会社ダイセキ環境ソリューションの第28期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社ダイセキ環境ソリューションの2023年11月期第3四半期決算が発表されました。売上高は19,575百万円と大幅増収となり、営業利益は2,531百万円と大幅増益となりました。土壌汚染調査・処理事業が好調に推移したほか、前期に連結子会社化した株式会社杉本商事の業績が寄与したことで、企業業績が大きく改善しました。今後も同社の環境関連事業の成長が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社ダイセキ環境ソリューション
証券コード: E05444
決算期: 2月期

株式会社ダイセキ環境ソリューションの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ダイセキ環境ソリューションの決算日は2月末日です。第3四半期決算は2023年11月30日が期末となります。

主な事業

株式会社ダイセキ環境ソリューションは、土壌汚染調査・処理事業資源リサイクル事業を主力事業として展開しています。土壌汚染調査・処理事業では、工場用地や再開発現場の土壌汚染の調査・修復を行っています。資源リサイクル事業では、廃石膏ボード、バイオディーゼル燃料(BDF)、PCBなどの再資源化に取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は売上高19,575百万円営業利益2,531百万円と大幅な増収増益となりました。主力の土壌汚染調査・処理事業が好調に推移したほか、前期に連結子会社化した株式会社杉本商事の業績も寄与しています。売上高営業利益率は12.9%と高い水準を維持しています。

売上・利益の推移

過去3年の売上高と営業利益の推移をみると、2023年2月期には16,411百万円の売上高と1,412百万円の営業利益を計上しています。一方、当第3四半期連結累計期間の売上高は19,575百万円、営業利益は2,531百万円と大幅に増加しています。環境関連事業の成長が企業業績を牽引している様子がうかがえます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は27,565百万円と前連結会計年度末比5,610百万円増加しています。これは主に受取手形、売掛金及び契約資産、のれん及び顧客関連資産が増加したことによるものです。負債は10,180百万円と4,171百万円増加し、純資産は17,384百万円と1,438百万円増加しています。

資産の部

流動資産は7,917百万円、固定資産は19,647百万円となっています。固定資産では、有形固定資産が16,684百万円、無形固定資産が1,842百万円となっています。特にのれんと顧客関連資産が増加しており、前期に連結子会社化した株式会社杉本商事の事業が寄与していることがわかります。

負債の部

流動負債は6,197百万円、固定負債は3,983百万円となっています。流動負債の主な内訳は支払手形及び買掛金2,283百万円、短期借入金900百万円、1年内返済予定の長期借入金1,083百万円です。固定負債の主な内訳は長期借入金3,321百万円です。

純資産の部

純資産は17,384百万円となっています。株主資本は16,000百万円で、利益剰余金が11,659百万円と大幅に増加しています。この背景には当期の大幅な増益があると考えられます。

ROAとROE

株式会社ダイセキ環境ソリューションのROA(総資産利益率)は6.9%ROE(自己資本利益率)は10.9%となっています。前期と比較して大幅に改善しており、高い収益性と資本効率を示しています。これは主力の土壌汚染調査・処理事業が好調に推移し、前期に連結子会社化した株式会社杉本商事の業績が寄与したことによるものと考えられます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については詳細な情報が開示されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローは好調に推移していると見られます。前期は1,351百万円のキャッシュ・フローを確保しており、当期も同水準以上の創出が期待できるでしょう。設備投資や株主還元にも余力があると推察されます。

配当の支払額

2023年5月に開催された定時株主総会にて、1株当たり5円の期末配当が決議されました。また、2023年10月2日開催の取締役会で、1株当たり5円の中間配当が決議されています。この結果、2023年2月期の1株当たりの年間配当金は10円となる見込みです。業績好調を受けて、株主還元も強化されています。

今後の展望

株式会社ダイセキ環境ソリューションは、主力の土壌汚染調査・処理事業がさらなる受注獲得と収益向上が期待されます。また、前期に連結子会社化した株式会社杉本商事の業績貢献も続くと見られます。環境関連事業の成長が企業価値向上に大きく寄与すると期待できるでしょう。今後の業績拡大と株主還元の継続に注目が集まっています。

編集部のまとめ

株式会社ダイセキ環境ソリューションは、主力の土壌汚染調査・処理事業が好調に推移し、前期に連結子会社化した株式会社杉本商事の業績も寄与したことで、当第3四半期は大幅な増収増益となりました。高い利益水準を維持しており、ROAやROEも改善しています。また、配当の増額も株主還元に寄与しています。今後も環境関連事業での成長が期待されており、同社の業績拡大が期待できる企業です。

株式会社ダイセキ環境ソリューションの決算日や配当についてまとまめした。

株式会社ダイセキ環境ソリューションの決算日は2月末日で、第3四半期決算は11月30日が期末となります。2023年2月期の年間配当金は1株当たり10円と、業績好調に伴って株主還元も強化されています。今後も環境関連事業の成長が期待されており、同社の株式は注目に値する銘柄といえるでしょう。

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