小田急電鉄株式会社の第103期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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小田急電鉄株式会社の2023年12月期第3四半期の決算報告が発表されました。新型コロナウイルスの収束傾向により、鉄道事業やホテル事業の業績が回復傾向にあり、全体としても増収増益となった好決算だと言えます。今後も地域に密着したサービスの提供など、持続可能な企業成長に向けた取り組みが期待されます。

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企業情報

企業名: 小田急電鉄株式会社
証券コード: E04088
決算期: 3月期

小田急電鉄株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

小田急電鉄株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日に行われます。決算発表は2月頃に行われる見込みです。

主な事業

小田急電鉄株式会社は、鉄道事業を中心とした運輸業、百貨店やストアなどの流通業、不動産分譲や賃貸などの不動産業、ホテルやレストランなどのその他の事業を展開しています。鉄道事業が中核となっており、沿線の街づくりにも力を入れている総合企業です。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、営業収益が2936億円と前年同期比0.7%減となりましたが、営業利益は404億円と69.5%増加しています。不動産分譲事業の反動減はあったものの、鉄道事業やホテル事業の回復により増益となりました。経常利益率は13.8%と高い水準を維持しています。

売上・利益の推移

直近3年間の売上高は、2023年3月期3,951億円、2022年3月期3,952億円、2021年3月期2,790億円と推移しています。利益面では、2023年3月期の経常利益が401億円、2022年3月期が251億円、2021年3月期が△48億円と、コロナ禍からの回復基調にあることがわかります。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末現在の総資産は1兆2,764億円となっています。前期末から35億円減少しています。主な変動要因は、社債の償還に伴う現金及び預金の減少などです。

資産の部

流動資産は1,549億円、固定資産は11,215億円となっています。現金及び預金は578億円、投資有価証券は711億円となっています。

負債の部

負債総額は8,762億円で、前期末から153億円減少しています。有利子負債は3,900億円となっています。

純資産の部

純資産は4,002億円と前期末から118億円増加しています。自己資本比率は31.3%となっています。

ROAとROE

ROAは2.4%、ROEは7.8%となっています。ROAは前年同期比0.8ポイント上昇しており、経営資源の効率的な活用が進んでいます。一方、ROEは既存事業の収益性向上に加え、不動産事業の売却や自己株式取得など、株主還元策の強化にも取り組んでいます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは491億円のプラスとなっています。投資活動によるキャッシュ・フローは290億円のマイナスで、設備投資に伴う支出が主な要因です。財務活動によるキャッシュ・フローは364億円のマイナスで、有利子負債の圧縮が進んでいます。

配当の支払額

同社は、2023年6月に1株当たり21円、2023年12月に11円の中間配当を実施しました。年間配当金は32円(予定)となっています。株主還元の強化に取り組んでいます。

今後の展望

新宿駅西口地区の大規模開発プロジェクトに注力するなど、地域価値創造型企業としての取り組みを強化していく方針です。また、デジタル化の推進や、ホテル事業の再構築など、事業ポートフォリオの最適化にも努めていきます。新型コロナの影響が収束するなか、持続可能な成長を目指します。

編集部のまとめ

小田急電鉄株式会社の2023年12月期第3四半期の決算は、新型コロナウイルス感染症の収束に伴い、鉄道や宿泊・飲食事業の収益が回復基調にあり、増収増益となりました。財務面でも保有資産の適切な管理や自己株式の取得など、株主還元の強化に取り組んでいます。今後も地域に根差した事業展開を続け、持続可能な成長を目指していくことが期待されます。

小田急電鉄株式会社の決算日や配当についてまとめました。

小田急電鉄株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日に行われています。2023年12月期の年間配当金は32円(予定)と、株主還元の強化にも取り組んでいることがわかりました。今後も沿線地域の発展に貢献しながら、企業価値の向上に努めていくことが期待されます。

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