株式会社筑邦銀行の第100期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社筑邦銀行の2023年第3四半期決算が発表されました!
筑邦銀行は地元の九州福岡エリアを中心とした地域密着型の銀行で、個人と企業のお客さまに様々な金融サービスを提供しています。今期の業績は順調で、保守的な運営が支えになっています。経営も安定しており、配当にも期待できそうですね。筑邦銀行の未来も明るく感じられるこの決算報告、続報にも注目していきたいと思います。

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企業情報

企業名: 株式会社筑邦銀行
証券コード: 83980
決算期: 3月期

株式会社筑邦銀行の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社筑邦銀行の決算日は3月31日です。決算の発表時期は、第1四半期が8月中旬、第2四半期(中間期)が11月中旬、第3四半期が2月中旬、そして本決算が5月中旬になります。

主な事業

株式会社筑邦銀行は、福岡県を中心に九州地方での地域密着型の銀行業務を展開しています。
個人のお客様には、預金口座の開設や住宅ローン、個人ローンなどの各種ローン、そして資産運用のサービスを提供しています。
法人のお客様に対しては、事業性の資金調達ニーズにお応えする融資サービスや、法人口座の開設、給与振込サービスなどの決済サービス、M&Aのサポートなどを行っています。
また、グループ会社のリース会社を通じてリース業務にも取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

2023年度第3四半期の業績は、経常収益が136億円経常利益が16億円となりました。
経常収益は前年同期比で7.6%の増加、経常利益は前年同期比で44.9%の増加となっています。
このように、筑邦銀行は順調に利益を積み上げており、利益率も高水準を維持しています

売上・利益の推移

筑邦銀行の直近の売上高・利益の推移を見ると、収益は安定的に推移しているのがわかります。
2022年度の通期では、経常収益が172億90百万円、経常利益が10億15百万円となっています。
2023年度の第3四半期累計では、経常収益が136億円、経常利益が16億円と、前年同期比で増加しており、順調な業績を維持できています。

四半期連結貸借対照表について

筑邦銀行の2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は8,934億円となっています。前期末比では278億円の増加となっています。

資産の部

資産の部では、預金や有価証券、貸出金が主な内訳となっています。
預金は前期末比で305億円増加し8,279億円となり、個人預金が増加したことなどが要因です。
貸出金も前期末比で37億円増加し5,571億円となり、個人向け住宅ローンの増加などが寄与しています。

負債の部

負債の部では、やはり預金が大部分を占めています。前期末比で305億円増加し8,065億円となりました。
その他、借入金が139億円となっています。

純資産の部

純資産の部は365億円となっており、前期末比で36億円の増加となっています。
利益剰余金の積み上がりや、その他有価証券評価差額金の増加などが要因です。

ROAとROE

筑邦銀行の収益性を示す指標であるROA(総資産経常利益率)は、前期の0.12%から当期第3四半期では0.18%に改善しています。
また、自己資本利益率のROEも、前期の3.72%から4.01%に上昇しています。
このように、筑邦銀行は着実に収益力を高めていることがわかります。

キャッシュフロー

筑邦銀行のキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが+611億円と大幅な黒字となっています。
これは預金の増加などが要因です。
一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは-160億円と支出超過となっています。有価証券の取得などによる支出が主な要因です。

配当の支払額

筑邦銀行は、株主還元の一環として年2回の配当を行っています。
2023年度の中間配当は1株当たり25円、期末配当は25円を見込んでいます。
これにより、年間配当は1株当たり50円の見通しです。

今後の展望

筑邦銀行は、地域に密着した金融サービスの提供により、着実な業績拡大を続けています。
デジタル化への対応など、時代のニーズに合わせた取り組みも進めています。
今後も、地域密着の営業活動と健全な経営基盤を活かし、持続的な成長が期待できると考えられます。

編集部のまとめ

株式会社筑邦銀行の2023年度第3四半期決算は、経常収益や経常利益が前年同期を上回る順調な内容となりました。
資産規模も順調に拡大しており、ROAやROEなどの収益性指標も改善が見られます。配当については年間50円の水準を維持する見通しで、株主還元にも力を入れています。
今後も地域密着の強みを活かし、デジタル化などにも着実に対応していくことで、筑邦銀行の持続的な成長が期待できそうです。

株式会社筑邦銀行の決算日や配当についてまとめました。

株式会社筑邦銀行の決算日は3月31日、決算発表時期は年4回(第1四半期8月中旬、中間期11月中旬、第3四半期2月中旬、本決算5月中旬)となっています。
配当は年2回(中間配当と期末配当)行っており、2023年度は1株当たり年間50円の見通しです。地域密着型の金融機関として、安定した経営基盤を維持しながら、着実な成長を遂げていることがわかりました。

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