三菱瓦斯化学株式会社の第97期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

今期は三菱瓦斯化学の業績が堅調に推移していることがわかりました。売上高は6,217億円と前年同期比で増加しており、経常利益は434億円と高水準を維持しています。利益率も良好で、ROAは6.0%、ROEは6.0%と前年同期からほぼ横ばいとなっています。

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企業情報

企業名: 三菱瓦斯化学株式会社
証券コード: 41820
決算期: 2023年3月期

三菱瓦斯化学株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

三菱瓦斯化学株式会社の決算期は3月31日で、決算発表は毎年5月下旬ごろとなっています。また、第2四半期(中間期)決算は11月上旬ごろ、第3四半期決算は2月中旬ごろに発表されています。

主な事業

三菱瓦斯化学株式会社は、基礎化学品事業、機能化学品事業を中心に事業を展開しています。基礎化学品事業では、メタノールやアンモニアなどのプラットフォーム化学品の製造・販売、発泡プラスチックの製造・販売などを手掛けています。機能化学品事業では、電子材料や工業用樹脂など、高機能で付加価値の高い製品の製造・販売を行っています。また、これらの事業を支えるためのエネルギー資源開発や環境関連事業も手がけています。

今期の業績と利益率は?

三菱瓦斯化学の当第3四半期の売上高は6,217億円と前年同期比3.7%増加しました。一方、営業利益は386億円と14.8%減少しましたが、高水準の利益を確保しています。利益率については、ROAは6.0%、ROEは6.0%と前年同期とほぼ同水準を維持しています。

売上・利益の推移

三菱瓦斯化学の売上高は、前年同期比で3.7%増加の6,217億円となりました。一方で、経常利益は前年同期比31.9%減の434億円となっています。過去3年の推移を見ると、売上高は増加傾向にあり、経常利益も高水準を維持しているものの、足元では原料価格高騰などの影響で減益となっています。

四半期連結貸借対照表について

三菱瓦斯化学の総資産は10,608億円と前期末比で3.1%増加しています。流動資産は4,791億円と微減しましたが、固定資産が5,816億円と9.0%増加しています。一方で、負債は3,937億円と前期末比9.9%増加しており、内訳としては流動負債が357億円増加しています。

資産の部

三菱瓦斯化学の資産は10,608億円と前期末から314億円増加しています。流動資産は4,791億円と微減しましたが、投資有価証券などの増加により固定資産が5,816億円と大幅に増加しています。

負債の部

負債は3,937億円と前期末比357億円増加しています。流動負債が357億円増加したのに対し、固定負債は0.4%減少しています。支払手形及び買掛金が増加したことが主な要因となっています。

純資産の部

純資産は6,670億円と前期末から42億円減少しています。自己資本比率は60.4%と高水準を維持しています。非支配株主持分が減少したことが主な要因となっています。

ROAとROE

三菱瓦斯化学のROAは6.0%、ROEは6.0%となっています。前年同期とほぼ同水準を維持しており、高い収益性を示しています。ROAは総資産の効率的な運用、ROEは株主資本の収益性を表す指標ですが、両指標ともに良好な水準を維持しているといえます。

キャッシュフロー

三菱瓦斯化学のキャッシュフローについては、当第3四半期連結累計期間の四半期連結キャッシュ・フロー計算書が作成されていないため詳細な情報は開示されていません。ただし、前期実績では営業キャッシュフローが堅調に推移しており、設備投資など投資活動によるキャッシュアウトはあるものの、財務活動によるキャッシュアウトを上回っています。

配当の支払額

三菱瓦斯化学の当期の配当については、中間配当金が1株当たり40円の支払いが行われています。前期と同額の水準を維持しており、安定した配当政策を継続しています。今後も業績動向を踏まえながら、株主還元の充実を図っていくものと期待されます。

今後の展望

三菱瓦斯化学は、中期経営計画「Grow UP 2023」の最終年度として、「環境変化に強い収益構造への転換」を図っています。競争優位事業の強化や新規事業の創出、不採算事業の見直しなど、事業ポートフォリオ改革を推進することで、持続的な成長を実現していく方針です。足元では原料高などの影響で減益傾向にありますが、中長期的には化学産業の成長と機能化学品の需要拡大などを背景に、業績の拡大が期待されます。

編集部のまとめ

三菱瓦斯化学の決算は、売上高、利益ともに総じて良好な水準を維持しており、収益性の高い企業といえます。ROAやROEも高水準を継続しており、株主還元も安定的に行われています。一方で、足元では原材料価格高騰の影響もあり、減益傾向にあります。今後はコスト管理の強化や成長分野への投資など、さらなる収益力の向上に期待が寄せられます。

三菱瓦斯化学株式会社の決算日や配当についてまとめました。

三菱瓦斯化学株式会社の決算日は3月31日で、毎年5月下旬ごろに決算発表を行っています。また、中間配当と期末配当の年2回の配当を実施しており、当期の中間配当は1株当たり40円と前期と同額を維持しています。今後も業績に応じた安定的な株主還元を行っていくことが期待されます。

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