リソルホールディングス株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比12.9%増と好調でした。収益改善に向けた取り組みが効果を発揮し、営業利益は前年比127.1%増、経常利益は130.5%増と大幅な増益となりました。
企業情報
企業名: リソルホールディングス株式会社
証券コード: 52610
決算期: 3月期
リソルホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
リソルホールディングスは3月期決算を行っています。第3四半期決算では、2023年12月31日が期末となります。
主な事業
リソルホールディングスは、ホテル事業、ゴルフ事業、リソルの森(CCRC)事業、福利厚生事業、再生エネルギー事業、投資再生事業などを展開しています。国内外のリゾートホテルやゴルフ場の運営、企業向けの福利厚生サービスなど、多岐にわたる事業を手掛けています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期の業績は好調で、売上高は19,807百万円と前年同期比で12.9%増となりました。営業利益は2,167百万円と前年比127.1%増、経常利益は2,051百万円と130.5%増と大幅な増益となりました。
売上・利益の推移
ホテル運営事業やゴルフ運営事業などの収益が大幅に改善したことから、売上高、営業利益、経常利益ともに前年同期比で大幅な増加となりました。特に経常利益は前年同期比で2倍以上の伸びとなっています。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期末の資産合計は43,801百万円と、前期末比1,138百万円の増加となりました。主な要因は土地の増加2,375百万円などによるものです。負債は28,682百万円と、前期末比454百万円の減少となっています。
資産の部
当第3四半期末の資産合計は43,801百万円で、前期末比1,138百万円の増加となりました。現金及び預金が905百万円減少した一方で、土地が2,375百万円増加しているのが主な変動要因です。
負債の部
当第3四半期末の負債合計は28,682百万円で、前期末比454百万円の減少となりました。短期借入金が2,200百万円減少した一方で、預り保証金が1,551百万円増加したのが主な変動要因です。
純資産の部
当第3四半期末の純資産は15,119百万円で、前期末比1,593百万円の増加となりました。利益剰余金が1,586百万円増加したことが主な要因です。
ROAとROE
当第3四半期におけるROAは4.7%、ROEは13.8%となりました。営業利益の大幅な増加により収益性が向上し、自己資本利益率も大きく改善されています。今後も収益力の強化を続けることでさらなる収益性の向上が期待できます。
キャッシュフロー
第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については記載がありませんが、営業活動によるキャッシュ・フローの改善が確認できます。また、投資活動においては新規ゴルフ場の取得など、積極的な設備投資を行っているものと推察されます。
配当の支払額
当社は年2回の配当を実施しており、第3四半期連結累計期間では50円/株の配当を行っています。株主還元にも注力しながら、収益力の向上に取り組んでいます。
今後の展望
リソルホールディングスは、インバウンド需要の回復や国内での健康意識の高まりといった追い風を受けて、ホテル事業やゴルフ事業を中心に収益力の強化を進めています。今後も新規事業の推進や設備投資による成長戦略を着実に実行し、企業価値の向上に努めていくことが期待されます。
編集部のまとめ
リソルホールディングスの2023年12月期第3四半期決算は、収益改善によって大幅な増益となりました。ホテル事業やゴルフ事業の好調が業績を牽引し、経常利益は前年同期比で2倍以上の伸びを示しています。今後も新規事業の推進や設備投資によって、さらなる成長が期待されます。株主還元面でも安定した配当を実施しており、同社の収益基盤の強化が評価できる決算となりました。
リソルホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
リソルホールディングス株式会社は3月期決算を行っており、第3四半期決算では2023年12月31日が期末となります。また、年2回の配当を実施しており、第3四半期連結累計期間では50円/株の配当を行っています。株主還元にも注力しながら、収益力の向上に取り組んでいることがわかりました。