JA三井リース株式会社の第16期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

信販・リース
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

JA三井リースの最新四半期決算が発表されました!このリース会社は、農業協同組合の金融事業を手がける企業で、幅広い分野の顧客に対して、リース・ファイナンスなどのサービスを提供しています。今期の業績は大幅な増収増益となり、全体として順調に推移しているようですね。

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企業情報

企業名: JA三井リース株式会社
証券コード: E30863
決算期: 3月

JA三井リース株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

JA三井リース株式会社の決算は、毎年3月31日を期末としています。そのため、今回の報告は2023年4月1日から2023年12月31日までの第3四半期決算となります。決算発表は毎年6月と2月に行われる予定です。

主な事業

JA三井リースは、リース・ファイナンス事業を中心に事業を展開しています。具体的には、一般法人や個人事業主に対するリース、割賦販売、ファイナンスなどの金融サービスを提供しています。また、不動産の賃貸や売買、保険代理店業務など、多角的な事業を手がけています。これらのサービスを通して、幅広い顧客層のニーズに応えています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の業績は、売上高が前年同期比8.5%増の3,938億円、営業利益は前年同期比34.6%増の279億円、経常利益は前年同期比31.3%増の287億円と大幅な増収増益となりました。このように、JA三井リースは順調に業績を拡大している様子がうかがえます。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は増加傾向にあり、経常利益も堅調に推移していることがわかります。特に、ファイナンス事業を中心とした収益力の改善が業績にプラスの影響を与えているようです。今後も、多様な事業展開と収益性の高い分野への注力によって、さらなる成長が期待できそうですね。

四半期連結貸借対照表について

JA三井リースの四半期連結貸借対照表を見ると、総資産が前期末比3,742億円増加の2兆8,147億円となりました。これは主に、営業貸付金や割賦債権などの金融資産が増加したためです。一方、純資産は235億円増加の2,989億円となり、自己資本比率は10.4%となっています。健全な財務体質を維持しつつ、着実に事業を拡大できているようです。

資産の部

資産の部では、リース債権及びリース投資資産が1兆951億円、営業貸付金が5,926億円となっています。これらのリース資産や融資資産が JA三井リースの主な収益源となっていることがわかります。

負債の部

負債の部では、短期借入金が4,220億円、長期借入金が7,409億円となっています。リース事業や融資事業を行う上で、これらの有利子負債が重要な資金源となっていることが見て取れます。

純資産の部

純資産の部では、株主資本が2,706億円と健全な水準を維持しています。また、その他の包括利益累計額が208億円となっており、
財務の健全性が確保されていることがわかります。

ROAとROE

JA三井リースの収益性を示す指標であるROA(総資産経常利益率)とROE(自己資本利益率)は、ともに良好な水準で推移しています。ROAは4.2%、ROEは8.8%と、安定的な収益力を維持できているようです。今後も、リース資産や融資資産の拡大とともに、これらの指標が着実に改善されていくことが期待されます。

キャッシュフロー

JA三井リースのキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローは増加基調にあります。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなっているのは、リース資産や融資資産の積み上げなどに資金が投下されているためと考えられます。今後も、事業の拡大に合わせてキャッシュフローの改善が見込まれます。

配当の支払額

JA三井リースは、第3四半期連結累計期間の配当金支払額が普通株式で27.55億円となっています。種類株式の配当も合わせると、合計で58.15億円の配当を実施しました。この水準は前年同期と比べやや減少しており、業績の伸張に合わせてより積極的な株主還元を行っていくことが期待されます。

今後の展望

JA三井リースは、2020年度から始まった5カ年の中期経営計画「Real Change 2025」に基づき、事業基盤の拡大や収益力の強化に取り組んでいます。リース・ファイナンス事業を中心に、多様な事業展開とデジタル化の推進によって持続的な成長を目指していくとのことです。 地域密着型のリース・ファイナンスサービスの提供を通じて、幅広い顧客層のニーズに応えていくことが JA三井リースの強みであり、今後の業績拡大が期待できるでしょう。

編集部のまとめ

JA三井リースの今回の決算は、売上高、営業利益、経常利益が大幅な増加となり、計数面でも堅調な業績を示しています。リース・ファイナンス事業を中心に、多様な事業展開と収益力の向上により、持続的な成長を遂げている企業といえます。今後も、中期経営計画に沿って事業基盤を強化し、さらなる業績拡大が期待されます。

JA三井リース株式会社の決算日や配当についてまとめました。

JA三井リース株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算の発表時期は2月となります。また、同社は株主還元に積極的で、今期の配当金支払額は普通株式で27.55億円、種類株式を合わせると58.15億円と、業績に連動した安定的な配当を実施しています。今後も、JA三井リースの着実な業績拡大が期待されます。

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