三菱化工機株式会社の第100期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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三菱化工機株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。売上高は34,220百万円と前年同期比9.1%増加し、営業利益は3,305百万円と大幅な増益となりました。業績は好調に推移しており、将来の成長にも期待が高まります。

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企業情報

企業名: 三菱化工機株式会社
証券コード: 63310
決算期: 2023年3月31日

三菱化工機株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

三菱化工機株式会社は3月31日が決算日で、毎年6月に株主総会を開催し、4月1日から翌年3月31日までの1年間の決算報告を行っています。また、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日の各四半期末に実施しています。

主な事業

三菱化工機株式会社は、化学プラントやその他の産業用機械の設計・製造・販売・メンテナンスなどのエンジニアリング事業と、各種産業用機械や部品の製造・販売を行う単体機械事業を展開しています。2023年12月期第3四半期時点では、エンジニアリング事業が売上高の約68%、単体機械事業が約32%を占めています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高34,220百万円営業利益3,305百万円と前年同期に比べ大幅な増収増益となりました。売上高は9.1%増加し、営業利益は57.1%増加しました。これにより、営業利益率は9.6%と前年同期の6.7%から大幅に改善しています。

売上・利益の推移

売上高は2022年12月期第3四半期の31,375百万円から2023年12月期第3四半期には34,220百万円へと増加しています。一方、営業利益も2,104百万円から3,305百万円へと大幅に増加しています。この背景には、原価率の改善や生産性の向上などが寄与したと考えられます。引き続き好調な業績が期待できそうです。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月期第3四半期の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は56,027百万円、負債合計は22,979百万円、純資産合計は33,047百万円となっています。前連結会計年度末に比べ、総資産は3,127百万円増加し、負債は404百万円増加、純資産は2,722百万円増加しています。

資産の部

資産の部では、受取手形、売掛金及び契約資産が1,590百万円、電子記録債権が1,733百万円増加しているほか、仕掛品が637百万円増加するなど、営業活動に伴う資産が増加しています。一方で、投資有価証券が1,621百万円減少しています。

負債の部

負債の部では、契約負債が1,882百万円増加しているものの、支払手形及び買掛金が569百万円、賞与引当金が475百万円、完成工事補償引当金が601百万円減少しています。

純資産の部

純資産の部では、親会社株主に帰属する四半期純利益4,277百万円が計上された一方で、その他有価証券評価差額金が762百万円減少しています。この結果、自己資本比率は59.0%となっています。

ROAとROE

ROAは前年同期の4.3%から6.1%に上昇し、ROEも前年同期の5.2%から12.9%と大幅に改善しています。この背景には、営業利益の増加に加え、投資有価証券の売却益などの特別利益の計上により親会社株主に帰属する四半期純利益が大幅に増加したことが挙げられます。今後も収益性の改善が続くことが期待できます。

キャッシュフロー

2023年12月期第3四半期のキャッシュ・フロー計算書は作成されていないため、前年同期の情報をみると、営業活動によるキャッシュ・フローは1,950百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは1,241百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは610百万円の支出となっています。今後の投資計画や配当動向にも注目が集まります。

配当の支払額

2023年6月の定時株主総会において、1株当たり80円の期末配当が決議されました。また、2023年10月には1株当たり30円の中間配当も実施されています。年間配当金は1株当たり110円となる見込みです。株主還元に積極的な企業として評価できます。

今後の展望

三菱化工機株式会社は、環境関連分野などの成長市場での受注獲得や、生産性の向上による収益力強化に取り組んでおり、業績拡大が期待されます。また、投資有価証券の売却などによる一時的な特別利益の計上もあり、2023年12月期の経常利益は3,553百万円と大幅な増益が見込まれています。今後も堅調な業績が続くことが期待されます。

編集部のまとめ

三菱化工機株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、売上高、営業利益ともに前年同期を上回る好調な結果となりました。収益性の改善に加え、一時的な特別利益も計上されたことで、経常利益も大幅に増加しています。また、自己資本比率も高水準を維持するなど財務体質も健全化しています。今後も環境関連分野での受注獲得や生産性向上など、収益基盤の強化に期待が高まっています。

三菱化工機株式会社の決算日や配当についてまとめました。

三菱化工機株式会社の決算日は3月31日で、6月に株主総会を開催して前年度の決算を報告しています。また、年間配当金は1株当たり110円と株主還元に積極的な企業です。今後も安定した業績と株主還元に注目です。

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