株式会社インプレスホールディングスの第32期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社インプレスホールディングスは、IT、音楽、デザイン、山岳・自然、航空・鉄道、モバイルサービスなど、さまざまな分野のコンテンツ事業やプラットフォーム事業を展開している注目のホールディング企業です。今回の四半期決算では、一部の事業で減収があったものの、全体としては好業績を維持しています。

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企業情報

企業名: 株式会社インプレスホールディングス
証券コード: E00733
決算期: 3月31日

株式会社インプレスホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社インプレスホールディングスの決算日は3月31日です。決算発表は通常5月中旬に行われ、四半期決算の発表も四半期末から2か月以内に行われます。

主な事業

株式会社インプレスホールディングスは、IT分野、音楽分野、デザイン分野、山岳・自然分野、航空・鉄道分野、モバイルサービス分野などにわたるコンテンツ事業プラットフォーム事業を展開しています。具体的には、出版・電子出版、ネットメディア・サービス、ターゲットメディア、ソリューション、ECプラットフォーム・出版流通プラットフォームの開発・運営など、多岐にわたる事業を手掛けています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は10,996,939千円となり、前年同期比で3.8%の減収となりました。一方で、営業利益は280,212千円の損失となり、前年同期比で654百万円の減益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益も423,577千円の損失となり、前年同期比で744百万円の減益となりました。

売上・利益の推移

株式会社インプレスホールディングスの売上高は、前期に比べて減少しましたが、これは一部のコンテンツ事業における電子書籍の減収や既刊書籍の出荷減少、返品増などが影響したためです。一方で、ソリューション事業やネットメディアの広告収入は増加傾向にあります。利益面では、収益性の悪化や販売管理費の増加により、営業利益、経常利益、当期純利益のいずれも減益となっています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社インプレスホールディングスの当第3四半期連結会計期間末の資産合計は15,727,823千円となり、前連結会計年度末と比べて216百万円減少しました。負債合計は6,667,701千円377百万円増加しました。また、純資産合計は9,060,122千円593百万円減少しました。

資産の部

資産の部では、季節的変動要因により受取手形、売掛金及び契約資産が増加しましたが、現金及び預金が減少したことなどから、前連結会計年度末から216百万円減少しています。

負債の部

負債の部では、季節的変動要因による仕入債務や返金負債の増加などにより、前連結会計年度末から377百万円増加しています。

純資産の部

純資産の部では、配当金の支払いによる減少に加え、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上などにより、前連結会計年度末から593百万円減少しています。

ROAとROE

株式会社インプレスホールディングスのROA(総資産利益率)は前期5.2%から今期は低下し、ROE(自己資本利益率)も前期8.7%から今期は低下しています。これは主に当期純利益の減少により、両指標ともに悪化したことが要因です。今後は収益性の向上と経営効率化に取り組む必要があるでしょう。

キャッシュフロー

株式会社インプレスホールディングスのキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローがプラスとなっているものの、投資活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなっています。この結果、現金及び現金同等物は前連結会計年度末と比べ866百万円減少し、4,869百万円となりました。今後も安定的な事業展開に向けてキャッシュフローの確保が重要です。

配当の支払額

株式会社インプレスホールディングスは、2023年5月11日開催の取締役会において、1株当たり5.00円の期末配当を決議しました。前期の配当金は1株当たり6.50円でしたので、今期は1.50円減配となりました。株主還元の一環として配当を実施しています。

今後の展望

株式会社インプレスホールディングスは、売上高の増加と収益性の改善に向けて、IT分野やデザイン分野などのコンテンツ事業の強化や、ソリューション事業の拡大、モバイルサービス分野の育成などに注力していく方針です。また、経営資源の最適配分や経営基盤の強化にも取り組んでいく予定です。今後の業績回復が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社インプレスホールディングスは、IT分野やデザイン分野などの主力事業での減収により、今期の業績は減益となりました。ただし、ソリューション事業やネットメディアなどの収益力の高い事業では堅調な推移が見られ、今後の業績回復が期待できます。株主還元としての配当支払いは継続しており、企業価値向上に取り組んでいく姿勢が窺えます。今後の経営戦略の実行と収益性の改善に注目していきたいと思います。

株式会社インプレスホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社インプレスホールディングスの決算日は3月31日で、通常5月中旬に決算発表が行われます。また、2023年5月11日開催の取締役会において、1株当たり5.00円の期末配当が決議されました。今期は前期に比べて1.50円の減配となりました。今後は収益性の改善と経営基盤の強化に取り組み、株主還元の維持・向上が期待されます。

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