わらべや日洋ホールディングス株式会社の第60期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

わらべや日洋ホールディングスは、おにぎりやお弁当などの食品を製造・販売する大手企業です。第3四半期決算を発表し、売上や利益が増加するなど好調な業績を残しました。今後の需要拡大に向けて、新工場の建設などで生産体制の強化に取り組んでいます。食品業界の変化に柔軟に対応しながら、着実な成長を目指す企業として注目されています。

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企業情報

企業名: わらべや日洋ホールディングス株式会社
証券コード: 29180
決算期: 2月期

わらべや日洋ホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

わらべや日洋ホールディングスは2月期の決算を行っています。具体的には、毎年2月28日が決算日となっており、その後の4月下旬に有価証券報告書を提出しています。また、第2四半期(8月31日)と第4四半期(2月28日)には、四半期報告書の提出も行っています。

主な事業

わらべや日洋ホールディングスグループは、主に食品関連事業を手掛けています。具体的には、セブン-イレブンなどの量販店向けの調理済み食品の製造・販売を行っています。また、食材関連事業ではおにぎり具材の製造・販売、物流関連事業では共同配送事業なども展開しています。グループ全体で幅広い食品関連のサービスを提供しています。

今期の業績と利益率は?

わらべや日洋ホールディングスは、第3四半期連結累計期間において売上高1,531億円経常利益58億円親会社株主に帰属する四半期純利益34億円と、前年同期と比較してそれぞれ増加しました。特に経常利益は35.7%増加と大幅な伸びとなっています。商品規格の見直しや販売の回復などにより、高い収益性を維持できています。

売上・利益の推移

わらべや日洋ホールディングスは、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、2022年2月期は売上高が前年比減少しましたが、2023年2月期以降は着実な業績回復を遂げています。直近の2024年2月期第3四半期連結累計期間では、売上高が1,531億円と前年同期比4.1%増加しています。また、経常利益も58億円と35.7%の増加と、堅調な利益計上が続いています。

四半期連結貸借対照表について

わらべや日洋ホールディングスの2023年11月30日時点の総資産は989億円で、前連結会計年度末から62億円増加しています。主な要因は、有形固定資産の増加によるものです。一方、負債は446億円と35億円増加し、純資産は542億円と27億円増加しています。自己資本比率は53.8%と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

わらべや日洋ホールディングスの資産は、主に現金及び預金、売掛金、有形固定資産で構成されています。特に有形固定資産は前期末から大幅に増加しており、新工場建設などの設備投資が進んでいることがわかります。

負債の部

負債の主な内訳は、支払手形及び買掛金、長期借入金などです。新工場建設に伴い、有利子負債が増加していると考えられます。一方で、財務体質は健全に維持されています。

純資産の部

純資産は、利益剰余金の増加為替換算調整勘定の増加により、前期末から27億円増加しています。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金支払いにより、利益剰余金が積み上がっています。

ROAとROE

わらべや日洋ホールディングスのROA(総資産経常利益率)は5.9%、ROE(自己資本利益率)は6.4%となっています。前年同期と比較して、両指標とも上昇しています。これは、経常利益の増加と、自己資本の増加により収益性と資本効率が向上したことを示しています。今後も安定した収益基盤の構築に取り組んでいく方針です。

キャッシュフロー

わらべや日洋ホールディングスの営業キャッシュ・フローは、売上の回復などにより前年同期比で増加しています。一方で、投資キャッシュ・フローは、新工場の建設などにより支出が増加しています。財務キャッシュ・フローは配当金の支払いなどにより減少しています。全体としては、資金の流動性は確保されていると評価できます。

配当の支払額

わらべや日洋ホールディングスは、2023年5月に1株当たり65円の期末配当を実施しました。また、2023年10月には1株当たり45円の中間配当を行っています。直近の10年間では、安定的に年間100円前後の配当を継続しており、株主還元に注力しています。

今後の展望

わらべや日洋ホールディングスは、今後の需要拡大に備えて新工場の建設に取り組んでいます。2025年3月の稼働開始を目指し、生産能力の大幅な増強を図っています。また、商品規格の見直しや効率化にも注力し、収益性の向上に取り組んでいきます。加えて、海外事業の強化にも力を入れるなど、着実な成長戦略を展開していく方針です。

編集部のまとめ

わらべや日洋ホールディングスは、主力の食品関連事業で売上高と利益が回復基調にあり、健全な財務体質を維持しています。新工場の建設など、今後の需要増に備えた設備投資にも取り組んでおり、持続的な成長が期待できる企業です。株主還元も積極的に行っており、中長期的な投資価値も高いと考えられます。引き続き、同社の動向に注目していく必要があるでしょう。

わらべや日洋ホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

わらべや日洋ホールディングスは、毎年2月28日を決算日としています。直近の2023年2月期では、第2四半期(8月31日)と第4四半期(2月28日)に四半期報告書を提出しています。また、年間配当は前年並みの1株当たり110円(期末65円、中間45円)を予定しており、株主還元にも積極的に取り組んでいます。同社の安定的な業績と健全な財務基盤を背景に、今後も着実な成長が期待できる企業と言えるでしょう。

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