鹿島建設株式会社の第127期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

鹿島建設株式会社の最新の決算報告を分析しました。 同社は建設業界のリーディングカンパニーの1つで、今期も連結ベースで売上高が1.99兆円経常利益は1,128億円と順調な業績を上げています。 新型コロナや原材料高騰の影響を乗り越え、国内外の建設需要に支えられ、安定した収益を確保できたようです。 今後も株主還元に積極的で、中間配当は1株35円と前年より高めに設定されています。 財務体質も強固で、自己資本比率は36.4%と健全な水準を維持しています。 業界をリードする同社の将来の成長に期待が高まりますね。

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企業情報

企業名: 鹿島建設株式会社
証券コード: 18120
決算期: 2023年3月期

鹿島建設株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

鹿島建設の決算日は3月31日で、通期決算は毎年6月に発表されます。 また、四半期決算は2月、5月、8月、11月に発表されています。

主な事業

鹿島建設は、建設事業を中核とする総合建設会社です。 土木事業と建築事業を2本の柱とし、さらに開発事業や設計、エンジニアリングなども手がけています。 国内はもちろん、米国やアジアなど海外での事業展開も積極的に行っており、グローバルな事業展開を強みとしています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1.99兆円営業利益1,021億円経常利益1,128億円親会社株主に帰属する四半期純利益766億円と、いずれも前年同期を上回る好調な結果となりました。 完成工事総利益率は11.2%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

売上高は前年同期比13.8%増の1.99兆円となりました。 営業利益は前年同期比9.5%増の1,021億円と9期連続で増益となっています。経常利益は前年同期比6.9%減の1,128億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比6.7%減の766億円となりました。

四半期連結貸借対照表について

鹿島建設の財務体質は非常に強固で、当第3四半期連結会計期間末の総資産は3兆1,698億円と前期末比4,001億円増加しています。 また、純資産は1兆1,664億円、自己資本比率は36.4%を確保しており、健全な財務状況を維持しています。

資産の部

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前期末比4,001億円増加の3兆1,698億円となりました。 これは、受取手形・完成工事未収入金等の増加1,310億円、棚卸資産の増加840億円、投資有価証券の増加650億円などによるものです。

負債の部

負債合計は、前期末比2,948億円増加の2兆34億円となりました。 有利子負債残高は、前期末比2,162億円増加の7,540億円となっています。

純資産の部

純資産合計は、前期末比1,053億円増加の1兆1,664億円となりました。 自己資本比率は36.4%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

鹿島建設のROAは前期末の5.4%から当第3四半期で4.6%と低下しました。 一方、ROEは前期末の13.5%から当第3四半期で12.1%と減少しています。 これは建設需要の増加に伴い、保有する資産が増加し、自己資本利益率が一時的に低下したためです。 今後は引き続き収益性の向上に努め、ROA、ROEの改善を目指していく方針です。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローが1,623億円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが486億円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが2,115億円の支出となりました。 全体としてはキャッシュ残高が22億円減少して、第3四半期末では3,283億円となっています。

配当の支払額

鹿島建設は株主還元に積極的で、当期の年間配当金は1株当たり76円を見込んでいます。 そのうち中間配当は1株35円と前年より高めに設定されています。 配当性向は約38%で、株主還元の充実に力を入れています。

今後の展望

鹿島建設は、国内外の建設需要の増加を背景に業績が好調に推移しており、通期業績予想は、売上高2.61兆円、営業利益1,440億円、経常利益1,530億円、当期純利益1,070億円と、いずれも過去最高を更新する見込みです。 引き続き、コストコントロールや生産性向上に取り組み、収益力の強化に努めていきます。 また、2050年カーボンニュートラル実現に向けた取り組みや、アジアやヨーロッパでの事業拡大など、中長期的な成長に向けた施策にも注力していく方針です。

編集部のまとめ

鹿島建設の最新決算は、建設需要の回復を背景に、売上高、営業利益ともに好調な結果となりました。 財務体質も健全で、株主還元にも力を入れている点が評価できます。 今後も国内外での事業拡大や収益性向上に取り組み、持続的な成長を目指していくと期待されます。

鹿島建設株式会社の決算日や配当についてまとめました。

鹿島建設の決算日は3月31日で、通期決算は毎年6月に、四半期決算は2月、5月、8月、11月に発表されています。 また、同社は株主還元に積極的で、年間配当金は1株当たり76円を見込んでおり、中間配当も1株35円と前年より高めに設定されています。 今後も安定的な配当の実施が期待されます。

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