株式会社エス・サイエンスの第105期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社エス・サイエンスの2023年12月期第3四半期の決算が発表されました。売上高は大幅に増加し、経常利益も大幅な黒字化を果たしました。これは、主力のリフォーム関連事業が好調だったことに加え、有価証券運用益が大きく寄与したためです。今後も安定した業績拡大が期待できる企業といえるでしょう。

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企業情報

企業名: 株式会社エス・サイエンス
証券コード: 57210
決算期: 3月期

株式会社エス・サイエンスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社エス・サイエンスの決算は3月期です。この決算は毎年2月14日に四半期報告書を提出し、決算内容を開示しています。

主な事業

株式会社エス・サイエンスは、ニッケル事業、不動産事業、教育事業、リフォーム関連事業を主な事業としています。ニッケル事業では金属卸売を、不動産事業では賃貸管理を、リフォーム関連事業ではリフォーム工事を手がけています。これらの事業を通じて、幅広い分野で事業展開を行っている企業です。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高が1,275百万円と前年同期に比べて32.4%の増加となりました。一方、営業損失は175百万円となっているものの、経常利益は380百万円と黒字化を果たしています。この背景には、有価証券運用益の計上があります。利益率でみると、経常利益率は29.8%と非常に高い水準となっています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は増加傾向にあります。一方で、利益面では2022年3月期に大幅な赤字を計上しましたが、今期は大幅な黒字化を果たしています。この背景には、有価証券運用益の計上があると考えられます。今後も安定した業績拡大が期待できる企業といえるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月期第3四半期の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は3,383百万円となっています。うち流動資産が3,243百万円と大部分を占めています。一方、負債合計は272百万円と非常に低い水準となっています。これにより、自己資本比率は91.9%と高い水準を維持しています。財務基盤は非常に健全であるといえます。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が1,903百万円有価証券が668百万円と大きな割合を占めています。これは、有価証券運用で大きな利益を計上したことを示しています。一方で、たな卸資産が679百万円と一定の水準を維持しています。

負債の部

負債の部では、短期借入金が3百万円と非常に低い水準となっています。また、契約負債が2百万円と少額です。これらから、財務体質が非常に健全であることがうかがえます。

純資産の部

純資産の部では、資本金が100百万円資本剰余金が2,597百万円となっています。また、利益剰余金が413百万円と黒字を維持しています。この結果、純資産合計は3,111百万円となっており、安定した財務基盤を有していると言えます。

ROAとROE

株式会社エス・サイエンスのROAは過去3年でマイナスからプラスに転換しており、ここ直近では1.5%程度となっています。一方、ROEは17%程度と高い水準を維持しています。これは、有価証券運用の収益が大きく寄与したためだと考えられます。今後も安定的な収益が期待できる企業といえるでしょう。

キャッシュフロー

キャッシュフローを見ると、営業キャッシュフローはマイナスとなっています。一方で、投資キャッシュフローではプラスとなっているのは、有価証券の売却による収入が大きかったためと考えられます。財務キャッシュフローでは、借入の返済があったことから、全体としては現金及び預金が増加しています。この結果、手元流動性が高い水準にあります。

配当の支払額

株式会社エス・サイエンスは、過去3年間無配を続けています。利益面では大幅な改善を見せていますが、配当の実施には至っていない状況です。今後、業績の安定化が進めば、配当再開への期待も高まると考えられます。

今後の展望

株式会社エス・サイエンスは、主力のリフォーム関連事業が好調に推移しており、今後も安定した成長が期待できます。更に、有価証券運用益の計上により、経常利益面でも大幅な改善が見られました。このように、事業基盤の強化と財務体質の改善が進んでおり、中長期的な企業価値の向上が期待できる企業といえるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社エス・サイエンスの2023年12月期第3四半期の決算は、売上高の増加と経常利益の大幅な黒字化が特徴的でした。有価証券運用益の計上などが業績に大きく寄与した結果といえます。今後も、主力事業の好調な推移と財務体質の健全性が継続すれば、更なる業績拡大が期待できる企業だと言えるでしょう。

株式会社エス・サイエンスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社エス・サイエンスの決算は3月期で、毎年2月14日に四半期報告書を提出しています。一方で、同社は過去3年間無配が続いており、配当実施には至っていない状況です。しかし、業績の安定化が進めば、配当再開への期待も高まるでしょう。

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