株式会社WDIの第70期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社WDIの2023年12月期第3四半期の決算報告を見てみましょう。売上高は前年同期比19.7%増の22,977百万円と、新型コロナウイルス感染症の影響から徐々に回復傾向にあるようですね。営業利益は前年同期比78.8%増の1,160百万円と大幅な増加となりました。外食産業での人員確保や原材料価格の高騰といった課題はありますが、店舗運営の再生やインバウンド需要の取り込みに注力しているようです。今後も着実な業績改善が期待できそうですね。

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企業情報

企業名: 株式会社WDI
証券コード: E03496
決算期: 3月31日

株式会社WDIの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社WDIの決算期は3月31日ですので、第3四半期は2023年12月31日に終了しています。毎年6月に本決算の株主総会が開催されます。

主な事業

株式会社WDIは、ティム・ホー・ワン、カプリチョーザ、サラベスなどの飲食店ブランドを運営しています。国内外での店舗展開を行っており、主に日本を中心とした事業展開を行っています。最近ではインバウンド向けのカフェブランドやプラントベースド・フード事業にも注力しており、ダイナミックな事業展開を行っている企業と言えるでしょう。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高22,977百万円営業利益1,160百万円と前年同期と比べて大幅な増収増益となりました。外食需要の回復などが寄与し、前年同期比19.7%の増収、78.8%の増益となっています。利益率も上がってきており、今後の成長が期待できる決算となったと言えでしょう。

売上・利益の推移

株式会社WDIの直近の売上高と利益の推移を見てみると、2022年3月期は売上高が26,174百万円2023年3月期は22,977百万円と前期から大きく増加しています。また、2022年3月期の営業利益は912百万円だったのに対し、2023年3月期は1,160百万円と大幅な増加となっています。コロナ禍の影響から徐々に回復傾向にあるようですね。

四半期連結貸借対照表について

株式会社WDIの2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表を見てみると、総資産は前期末の21,119百万円から23,126百万円に増加しています。これは主に有形固定資産が増加したためです。一方、負債合計は前期末の14,853百万円から15,973百万円に増加し、純資産は前期末の6,265百万円から7,153百万円に増加しています。

資産の部

資産の部では、流動資産が前期末の8,027百万円から9,003百万円に増加しました。これは現金及び預金が増加したことなどが主な要因です。固定資産も11,100百万円から14,122百万円に増加しており、有形固定資産の増加が大きかったようです。

負債の部

負債の部では、流動負債が前期末の5,156百万円から5,638百万円に、固定負債が9,697百万円から10,334百万円に増加しています。借入金が増加したことが主な要因です。

純資産の部

純資産の部では、前期末の6,265百万円から7,153百万円に増加しています。利益剰余金の増加が主な要因です。自己資本比率は前期末の22.3%から22.8%に上昇しており、財務体質の改善が進んでいます。

ROAとROE

株式会社WDIのROA(総資産利益率)は前期の4.4%から現在4.9%まで上昇しており、資産の効率的な活用ができていると言えます。一方、ROE(自己資本利益率)は前期の13.4%から現在11.8%に若干低下していますが、これは自己資本が増加したことによる影響だと考えられます。全体としては収益性が改善傾向にあると評価できるでしょう。

キャッシュフロー

株式会社WDIの連結キャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが前年同期比で増加しており、収益力の回復が見られます。一方で、設備投資などに伴う投資活動によるキャッシュ・フローが支出超過となっています。財務活動によるキャッシュ・フローでは借入金の増加等があり、全体としては現金及び預金が増加傾向にあります。今後の事業展開に必要な資金を確保できているようです。

配当の支払額

株式会社WDIは、2023年6月に1株当たり12円の期末配当を実施しました。前期の1株当たり13円から若干減少しましたが、業績回復を受けて配当を維持しています。株主還元の観点からも、今後も一定の配当を継続できると期待されます。

今後の展望

株式会社WDIは、「ホスピタリティの原点回帰」をテーマに掲げ、店舗運営の再生、適正価格の設定、インバウンド需要の獲得に注力しています。コロナ禍で疲弊した店舗のチーム力の回復や価格適正化、訪日外国人観光客の取り込みなど、さまざまな課題に取り組んでいます。業績は着実に回復傾向にあり、今後の成長が期待できそうですね。

編集部のまとめ

株式会社WDIの2023年12月期第3四半期決算は、売上高、営業利益ともに大幅な増加となりました。コロナ禍の影響から徐々に回復しつつあり、特に店舗運営の立て直しやインバウンド需要の取り込みなどに注力しているようです。今後の業績改善が期待できる決算報告となっています。また、自己資本比率の上昇や一定の配当も好材料と言えるでしょう。引き続き、同社の動向に注目していきたいと思います。

株式会社WDIの決算日や配当についてまとめました。

株式会社WDIの決算期は3月31日で、2023年12月期第3四半期の決算内容をご紹介しました。同社は2023年6月に1株当たり12円の期末配当を実施しています。今後も一定の配当を維持できると期待されており、株主還元にも配慮している企業だと言えるでしょう。

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