株式会社T&K TOKAの最新決算が公開されました!同社は、印刷インキ事業が主力で、国内外で高品質な製品を展開しています。当期の業績は売上高34,317百万円、経常利益2,289百万円と、前年同期を上回る結果となり、安定した業績を維持しています。
企業情報
企業名: 株式会社T&K TOKA
証券コード: 46360
決算期: 3月期
株式会社T&K TOKAの決算日・決算時期(スケジュール)は?
当社の決算日は3月31日で、四半期決算を行っています。決算発表は、年間の決算は5月中旬、四半期決算は8月、11月、2月の中旬に行われます。
主な事業
株式会社T&K TOKAの主力事業は、印刷インキ事業です。同社は印刷インキ製品を中心に、機能性材料製品や液晶ディスプレイ関連製品などを製造・販売しています。国内外の印刷会社や電子部品メーカーなどに高品質な製品を提供しています。
今期の業績と利益率は?
当期の業績は、売上高が34,317百万円と前年同期比2.3%増加しました。営業利益は7億70百万円と52.4%増加し、経常利益は22億89百万円と3.8%増加しました。親会社株主に帰属する四半期純利益は19億85百万円と30.8%増加しており、安定した収益性を維持しています。
売上・利益の推移
同社の売上高と利益の推移を見ると、売上高は前年同期比2.3%増加し、経常利益も前年同期比3.8%増加しています。これは、販売価格の改定や事業運営の効率化などが奏功した結果だと考えられます。同社は、安定した業績を維持しながら成長を続けています。
四半期連結貸借対照表について
同社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は720億円と前期末比4.2%増加しています。負債合計は197億円と5.5%増加し、純資産合計は522億円と6.4%増加しています。財務基盤は安定しており、健全な経営状態を維持しています。
資産の部
資産の部は、現金及び預金、売掛金、電子記録債権、投資有価証券などが増加しています。事業活動を支えるための資産が着実に積み上がっています。
負債の部
負債の部は、買掛金、電子記録債務、未払法人税等などが増加しています。事業拡大に伴う運転資金需要に対応しています。
純資産の部
純資産の部は、親会社株主に帰属する四半期純利益の積み上がりや為替換算調整勘定の増加などにより増加しています。財務体質は良好に推移しています。
ROAとROE
ROAは前年同期の3.3%から3.5%に上昇し、ROEは前年同期の6.2%から7.6%に上昇しています。これは、売上高と利益の増加により、資産効率と自己資本効率が向上したためと考えられます。同社は効率的な経営管理を行っていると評価できます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは23億円のプラスで、投資活動では4億円の支出となりました。財務活動では10億円の支出でした。全体としてキャッシュ・ポジションは良好に推移しています。
配当の支払額
当期の配当金は1株当たり20円を予定しています。前期の年間配当金20円から据え置きとなっています。株主還元の水準は安定して推移しています。
今後の展望
今後は、EBインキの軟包装分野への展開、UVインキの拡販、新規事業の立ち上げなどに注力していく方針です。また、生産効率化や経営基盤の強化にも取り組み、持続的な成長を目指します。同社の今後の業績にも期待が高まります。
編集部のまとめ
株式会社T&K TOKAは、安定した収益性と財務体質を維持しながら、成長に向けた新たな取り組みにも着手しています。今後の業績にも期待が高まる中、同社の株価動向にも注目が集まりそうです。
株式会社T&K TOKAの決算日や配当についてまとめました。
同社の決算日は3月31日で、四半期決算を行っています。また、配当金は1株当たり年間20円を予定しており、株主還元の水準は安定しています。製品開発や生産性向上などの施策を通じて、今後も持続的な成長が期待されます。