東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社の第112期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。営業収益が前年同期比14.6%増の645億90百万円と好調な業績を収めています。また、経常利益は170.4%増の114億67百万円と大幅な増益となりました。安定的な収益基盤を持つ同社の今後の期待が高まります。

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企業情報

企業名: 東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社
証券コード: 86160
決算期: 3月31日

東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社の決算期は3月31日で、年間2回の配当を実施しています。具体的には6月と11月に配当を行っています。

主な事業

東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社は、証券、投資信託、保険などの金融サービスを提供する総合金融グループです。子会社の東海東京証券やCHEER証券などを通じて、個人投資家や法人企業向けの商品・サービスを展開しています。特に証券業務では国内有数の地位を占めるなど、金融界でも大きな存在感を示しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年12月31日)の業績は、営業収益645億90百万円、経常利益114億67百万円と大幅増収増益となりました。特にトレーディング損益が296億55百万円と好調で、収益の柱となっています。また、受入手数料も30.5%増の305億32百万円と順調に推移しています。

売上・利益の推移

足元では株式市場の活況や金利上昇による金融収支の改善などが業績を後押ししています。過去3年間の売上高は2021年3月期723億83百万円、2022年3月期734億83百万円、2023年12月期第3四半期645億90百万円と概ね横ばいで推移しています。一方、利益面では2022年3月期63億46百万円から2023年12月期第3四半期114億67百万円と大幅に増加しています。

四半期連結貸借対照表について

東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社の2023年12月期第3四半期連結貸借対照表は以下の通りです。

資産の部

資産合計は1兆3,256億67百万円と前期末から2,696億47百万円増加しています。流動資産は前期末から2,668億85百万円増加の1兆2,467億66百万円となっています。特にトレーディング商品の増加が主な要因です。固定資産は27億61百万円増の789億円となっています。

負債の部

負債合計は1兆1,404億16百万円と前期末から2,657億44百万円増加しています。流動負債は前期末から2,683億86百万円増加の1兆228億94百万円となっています。特にトレーディング商品や有価証券担保借入金の増加が主な要因です。一方、固定負債は25億75百万円減少の1,168億99百万円となっています。

純資産の部

純資産合計は1,852億51百万円と前期末から39億3百万円増加しています。利益剰余金が21億39百万円増加し1,132億4百万円となり、自己資本比率は13.0%となっています。

ROAとROE

東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社のROAは、2022年3月期は0.6%、2023年12月期第3四半期は0.7%と徐々に改善してきています。一方でROEは、2022年3月期は4.3%、2023年12月期第3四半期は8.1%と大幅に上昇しており、資本効率の向上が進んでいます。これは、収益力の改善と自己資本の効率的な活用によるものです。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は開示されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローは概して安定的に推移しているものと考えられます。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは、M&Aなどの投資に伴い一時的に資金流出になることもあると見られます。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金支払いなどで資金流出が生じると考えられます。

配当の支払額

東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社は、年2回の配当(中間配当と期末配当)を実施しています。当期(2023年3月期)の配当実績は1株当たり年間20円(中間配当8円、期末配当12円)となっています。今後は1株当たり年間配当金を24円以上とする方針を掲げており、株主還元の強化を図ります。

今後の展望

東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社は、中期経営計画「”Beyond Our Limits”〜異次元への挑戦」を推進しており、金融デジタル技術の活用や地域創生への取り組み、富裕層向け商品・サービスの強化など、様々な成長施策に注力しています。証券業界の有力プレイヤーとしての地位をさらに高めていくことが期待されます。

編集部のまとめ

東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、増収増益となり好調な業績を収めました。トレーディング収益の好調や手数料収入の増加など、収益基盤の強化が進んでいます。また、同社は中期的な成長戦略にも力を入れており、今後の業績拡大が期待できる企業といえます。

東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社の決算期は3月31日で、年2回の配当(中間配当と期末配当)を実施しています。配当性向を50%以上、1株当たり年間配当金を24円以上」とする方針を掲げており、株主還元の強化を図っています。今後も安定的な業績と株主還元が期待できる企業といえます。

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