株式会社Ｗ ＴＯＫＹＯの2023年第2四半期決算が発表されました。TGC(TOKYO GIRLS COLLECTION)の開催や、SDGsイベントの企画などを中心に、売上高や営業利益が大幅に増加しています。今後も、ブランドの発信力を活かしたサービス拡大に期待できそうです。
企業情報
企業名: 株式会社Ｗ ＴＯＫＹＯ
証券コード: E38687
決算期: 6月
株式会社Ｗ ＴＯＫＹＯの決算日・決算時期(スケジュール）は？
株式会社Ｗ ＴＯＫＹＯの決算日は6月30日です。第2四半期決算は2023年12月31日時点のものが今回発表されています。
主な事業
株式会社Ｗ ＴＯＫＹＯは、ブランディングプラットフォーム事業を展開しています。TGC(TOKYO GIRLS COLLECTION)の企画・運営を中心に、広告やコンテンツ制作などのサービスを提供しています。また、地域のSDGs活動やアーティストの育成にも取り組んでいます。
今期の業績と利益率は？
今期の第2四半期累計期間の業績は、売上高1,925百万円、経常利益327百万円と、前年同期と比較して大幅に増加しています。この結果、営業利益率は17.3%と高水準を維持しています。
売上・利益の推移
TGCを中心とした事業の好調さにより、2023年6月期の売上高は3,616百万円、経常利益は406百万円と、前期から大幅に増加しています。今後も、地方創生プロジェクトやブランドプロモーションなど、新たな収益源の拡大が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
株式会社Ｗ ＴＯＫＹＯは四半期連結財務諸表を作成していませんが、単体の四半期貸借対照表を開示しています。
資産の部
資産合計は2,993百万円で、前期末比128百万円減少しています。これは主に、現金及び預金の減少79百万円や、無形固定資産のうち商標権の減少45百万円、のれんの減少36百万円によるものです。
負債の部
負債合計は1,464百万円と、前期末比387百万円減少しています。長期借入金の返済や、前受金の減少などが主な要因です。
純資産の部
純資産は1,529百万円と、前期末比258百万円増加しています。新株予約権の行使による資本金及び資本剰余金の増加と、四半期純利益の計上によるものです。
ROAとROE
株式会社Ｗ ＴＯＫＹＯのROAは7.2%、ROEは14.1%となっています。TGCを中心とした事業の好調さから、収益性と資本効率性が高い水準を維持しています。今後も事業の拡大に伴い、さらなる改善が期待できます。
キャッシュフロー
当第2四半期累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが69百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが15百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが132百万円の支出となっています。現金及び現金同等物の四半期末残高は1,892百万円と、安定した財務基盤を維持しています。
配当の支払額
株式会社Ｗ ＴＯＫＹＯは、現時点で配当を行っていません。今後の事業拡大と、株主還元のバランスを取りながら、検討していくと考えられます。
今後の展望
株式会社Ｗ ＴＯＫＹＯは、TGCのブランド力を活かした新たな事業展開に期待が集まっています。地方創生プロジェクトの拡大や、アーティストの育成、Web3領域への進出など、多様な取り組みを進めています。今後も、収益性の高い事業モデルの構築が期待されます。
編集部のまとめ
株式会社Ｗ ＴＯＫＹＯの2023年第2四半期決算は、TGCを中心とした既存事業の好調さと、新たな事業領域への挑戦によって、売上高と利益が大幅に増加しています。今後も、同社のブランド力と事業創造力を活かした成長が期待できそうです。
株式会社Ｗ ＴＯＫＹＯの決算日や配当についてまとめました。
株式会社Ｗ ＴＯＫＹＯの決算日は6月30日で、第2四半期決算は2023年12月31日時点のものが発表されています。また、同社は現時点で配当を行っていませんが、今後の事業拡大と株主還元のバランスを見ながら、検討していく方針です。
