株式会社ダスキンの第62期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ダスキンの2023年3月期第3四半期決算が発表されました。売上高は1,347億円と前年同期比5.1%増と好調でしたが、営業利益は49億円と45.3%の大幅減となりました。そこで、今回の決算内容を詳しくお伝えいたします。

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企業情報

企業名: 株式会社ダスキン
証券コード: 4662
決算期: 3月期

株式会社ダスキンの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ダスキンの決算は3月末日を基準に行われています。第3四半期(2023年10月1日~12月31日)の決算が2月14日に発表されました。本決算は5月頃に行われる予定です。

主な事業

株式会社ダスキンは、主にクリーンサービス事業(カーペットリース、オフィス清掃など)とミスタードーナツ事業を展開しています。クリーンサービス事業は訪問販売を中心とし、ダストコントロールサービスを提供しています。ミスタードーナツ事業は、国内外でドーナツ店の展開を行っています。また、その他にもリース事業やケアサービス事業(お掃除代行、害虫駆除など)など幅広い事業を展開しています。

今期の業績と利益率は?

今期の決算は売上高1,347億円と前年同期比5.1%増と好調でした。一方で営業利益は49億円と45.3%減となりました。主な要因は、訪販グループの採算性悪化です。具体的には、マットやモップへのRFID(電子タグ)取り付けによる原価上昇などが影響しました。しかし、ミスタードーナツ事業の好調が全体の売上を押し上げています。

売上・利益の推移

過去3年の売上高は、1,704億円(2022年3月期)、1,347億円(2023年3月期第3四半期)と推移しています。一方で利益面では、経常利益は68億円(2023年3月期第3四半期)と減少傾向にあります。この背景には、原材料価格の高騰や人件費の増加など、コスト増加の影響が大きいことが考えられます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社ダスキンの2023年12月末の四半期連結貸借対照表は以下の通りです。

資産の部

総資産は1,966億円と前期末より8億円減少しました。現金及び預金が減少したものの、投資有価証券が増加したことが主な要因です。

負債の部

負債は439億円と前期末より18億円減少しました。賞与引当金や未払金の減少が主な要因です。

純資産の部

純資産は1,527億円と前期末より9億円増加しました。その他有価証券評価差額金の増加が主な要因です。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は3.4%、ROE(自己資本利益率)は3.1%となっています。前期と比べてやや低下しており、利益率の悪化が影響しているものと考えられます。今後は、収益性の改善が課題となっています。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュフローは141億円の収入、投資活動によるキャッシュフローは90億円の支出、財務活動によるキャッシュフローは107億円の支出となりました。投資活動の増加と配当金の支払いなどの影響で、全体としてキャッシュは減少傾向にあります。

配当の支払額

株式会社ダスキンは、年2回の配当を実施しています。2023年3月期の年間配当金は83円、配当性向は56.7%となっています。今後も安定的な配当を維持する方針です。

今後の展望

株式会社ダスキンは、「ONE DUSKIN」と呼ばれる長期経営戦略の最終フェーズを進めています。訪販グループの生産性向上、ミスタードーナツの成長加速、新規事業の開発などに取り組みながら、収益力の強化と企業価値の向上を目指しています。2024年3月期は売上高1,725億円、経常利益115億円を目標としています。

編集部のまとめ

株式会社ダスキンの2023年3月期第3四半期決算は、売上高は好調に推移したものの、利益は減少しました。訪販グループの採算性悪化が主な要因ですが、ミスタードーナツ事業の好調が全体を牽引しています。今後は、収益性の改善と新規事業の開発に注力し、企業価値の向上を目指していく方針です。株式会社ダスキンの決算の動向に注目していきましょう。

株式会社ダスキンの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ダスキンの決算は3月末日を基準として行われ、第3四半期決算が2月頃に発表されます。年2回の配当を実施しており、2023年3月期の年間配当金は83円、配当性向は56.7%となっています。今後も安定的な配当を維持する方針です。

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