株式会社 ヤマウラの第65期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

こんにちは。株式会社ヤマウラの2023年12月期第3四半期決算をお届けします。この企業は建設業と開発事業を中心に、様々な分野で活躍している老舗企業です。受注高や売上高、利益が大幅に増加しており、事業が順調に推移していることがわかります。また、首都圏のマンション販売も好調で、今後の成長も期待できそうですね。今後の動向にも注目していきましょう。

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企業情報

企業名: 株式会社 ヤマウラ
証券コード: E00268
決算期: 2023年3月31日

株式会社 ヤマウラの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ヤマウラの決算日は3月31日です。第3四半期決算の発表は2024年2月14日に行われました。毎年6月には定時株主総会が開催され、前期の決算内容が報告されます。

主な事業

株式会社ヤマウラは、建設事業とエンジニアリング事業、開発事業などを展開しています。建設事業では、設計からプロジェクト管理、施工まで一貫して手掛けるデザインビルド工法を得意としており、製造業や流通業、食品関連などの大型案件を数多く手掛けています。また、水力発電関連設備の製作・施工なども行うエンジニアリング事業や、首都圏を中心としたマンション開発なども行っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期は、受注高が319億52百万円と前年同期比3.5%増、売上高が292億10百万円と同37.0%増となりました。営業利益は42億64百万円と85.7%増、経常利益は42億60百万円と162.1%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は29億76百万円と239.7%の大幅増益となりました。利益率も高水準で推移しており、企業の収益基盤が強化されていることがわかります。

売上・利益の推移

直近3年間の売上高は、2022年3月期が313億81百万円、2023年3月期は292億10百万円と微減しましたが、今期は292億10百万円と回復基調にあります。利益面でも、経常利益は2022年3月期が19億65百万円から、2023年3月期は42億60百万円と大幅に増加しています。この好業績は、製造業や流通業、食品関連の大型案件の受注増加や、首都圏のマンション販売が好調だったことが寄与しています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社ヤマウラの四半期連結貸借対照表を見ると、資産総額は265億85百万円となっています。資産の部では、現金預金が77億円、受取手形・完成工事未収入金等及び契約資産が82億円と、流動性の高い資産が多く保有されていることがわかります。一方、負債総額は63億32百万円と、自己資本比率は76.2%と非常に健全な財務体質を維持しています。

ROAとROE

株式会社ヤマウラのROA(総資産経常利益率)は当第3四半期で16.0%と高水準を維持しています。これは、経常利益の大幅な増加と資産効率の向上により達成できた結果です。ROE(自己資本当期純利益率)も19.6%と高く、株主に対する収益性も高いことがわかります。今後も、高い収益性を維持できるよう、事業基盤の強化に努めていくことが課題といえるでしょう。

キャッシュフロー

株式会社ヤマウラのキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローが大幅な黒字となっています。これは、売上の増加と収益性の向上によるものです。一方で、投資活動によるキャッシュフローはマイナスとなっていますが、これは設備投資などの成長投資を行っているためと考えられます。財務活動によるキャッシュフローも安定的に推移しており、全体としてキャッシュの状況は良好だと評価できるでしょう。

配当の支払額

株式会社ヤマウラは、株主への利益還元として、年2回の配当を行っています。当第3四半期では、中間配当として1株当たり2.5円(年間5円)が支払われました。配当性向は12.6%と、収益力の向上に合わせて、株主への還元も行っていることがわかります。今後も、安定的な配当の実施が期待できそうです。

今後の展望

株式会社ヤマウラは、設計提案力の強化やICT技術の活用などにより、生産性の向上を図っています。また、製造業や流通業、食品関連などの新規顧客開拓にも注力しており、今後も安定的な受注と収益の確保が期待できると考えられます。一方で、建設業界を取り巻く環境の変化にも注意を払い、柔軟に対応していくことが重要でしょう。今後の業績にも引き続き注目していきたいと思います。

編集部のまとめ

株式会社ヤマウラは、建設事業を中心に安定した業績を維持しています。受注高、売上高、各利益ともに大幅に増加しており、収益性の高い企業だといえます。財務面でも健全性が高く、株主への配当も実施しているため、投資家にとって魅力的な銘柄だと言えるでしょう。今後も、新規顧客開拓や生産性向上などにより、持続的な成長が期待できる企業だと考えられます。

株式会社 ヤマウラの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ヤマウラの決算日は3月31日で、第3四半期決算の発表は2024年2月14日でした。年2回の配当を実施しており、当期の中間配当は1株当たり2.5円(年間5円)と、安定的な株主還元を行っていることがわかりました。今後も、好業績を背景に、継続的な配当が期待できそうです。

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