株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングスの第19期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングスの過去1四半期の業績がリリースされました。当社は国内外のインフラ整備、環境保全、防災など幅広い事業領域でコンサルティングを手掛ける大手企業です。今回の決算では、売上高、利益ともに前年同期比で大幅な増加となり、堅調な成長が確認できました。また、四半期連結貸借対照表の分析からも財務体質の強化が進んでいることが分かります。株主還元面では、期末配当も増配となっており、株主への還元も厚くなっています。今後もインフラ整備や環境保全需要の高まりを背景に、さらなる成長が期待されます。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングス
証券コード: E05646
決算期: 9月

株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングスの決算日は9月30日です。第1四半期決算は12月31日、年間決算は9月30日という年に2回の決算発表のスケジュールになっています。

主な事業

株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングスは、国内外のインフラ整備、環境・防災、交通、地方創生などに関するコンサルティング事業を手掛ける大手企業です。国内外の公共・民間の顧客に対して、調査、計画、設計、施工管理などのサービスを提供しています。特に、防災・減災対策や道路、河川、港湾などの維持管理などの分野で強みを発揮しており、政府の各種施策にも積極的に取り組んでいます。海外事業も積極的に展開し、開発途上国を中心にインフラ整備の需要に応えています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の決算では、売上高が前年同期比9.8%増の200億60百万円と大幅に増加しました。営業利益は5億89百万円と前年同期から33.2%の減少となりましたが、これは重点事業への先行投資によるものです。通期の連結業績予想に変更はなく、堅調な業績が続くことが期待されます。

売上・利益の推移

直近3期の売上高と利益の推移をみると、売上高は18.2億円→20.0億円と増加基調にあります。一方で営業利益は8.8億円→5.8億円と減少傾向にあります。これは先行投資の影響によるものですが、通期では回復する見込みです。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期末の四半期連結貸借対照表を分析すると、総資産が693億65百万円と前期末から66億80百万円増加しました。これは主に現金及び預金、売掛金などの増加によるものです。一方、負債は476億円と71億5百万円増加しており、短期借入金の増加が主な要因となっています。純資産は217億64百万円と前期末から425百万円減少しました。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が114億85百万円と前期末から21.2%増加しました。また、売掛金や契約資産も増加しており、流動性が高まっていることがわかります。固定資産については、有形固定資産、投資有価証券などが増加しており、事業基盤の強化が進んでいます。

負債の部

負債の部では、短期借入金が209億46百万円と前期末から64.2%増加しています。これは資金需要に備えたものと考えられます。一方で、買掛金や未払法人税などは減少しており、資金繰りが安定化しつつあります。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が182億90百万円と前期末から2.4%減少しました。これは期末配当の支払いによるものです。自己資本比率は31.2%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

当期のROAは4.3%、ROEは6.6%となっています。前年同期と比べROAは0.9ポイント低下、ROEは1.4ポイント低下しています。これは主に営業利益の減少によるものですが、依然として高い収益性を維持できていると評価できます。今後も重点事業への投資を通じ、収益力の改善が期待されます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローを分析すると、営業活動によるキャッシュ・フローが1.8億円のマイナスとなりました。これは主に売上債権の増加によるものです。一方で投資活動によるキャッシュ・フローは4.4億円のプラスとなり、自己株式取得などに活用されました。今後の事業拡大に向けたキャッシュマネジメントに注目していく必要があります。

配当の支払額

当社は年2回(中間・期末)の配当を行っています。当期の期末配当金は1株当たり100円と前期比27.5円の増配となっています。これにより、年間配当金は前期の145円から200円に引き上げられました。株主還元の強化が進んでいるといえます。

今後の展望

今後の事業環境としては、政府による防災・減災対策や道路・河川の維持管理需要の高まりが見込まれており、国内事業の伸長が期待できます。また、海外事業についても、開発途上国を中心にインフラ整備需要が旺盛で、さらなる受注増加が見込まれます。積極的な事業投資により、中長期的な成長戦略を推進していくことが重要となります。

編集部のまとめ

株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングスの当期決算は、売上高と利益が増加傾向にあり、財務体質も強化されつつあることがわかりました。政府の防災・インフラ整備政策による国内需要の拡大や海外事業の成長も追い風となっており、今後の企業価値向上が期待できるといえます。配当面でも株主還元の強化が進んでおり、株主にとってもプラスの要因となっています。

株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングスの決算日は9月30日で、第1四半期決算は12月31日に行われています。年2回の配当(中間・期末)を実施しており、当期の期末配当金は1株当たり100円と前期から大幅に増額されました。企業規模の拡大や収益力の向上、株主還元の強化など、同社の好業績がうかがえる決算内容となっています。

タイトルとURLをコピーしました