株式会社ハークスレイの第46期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ハークスレイの2023年12月期第3四半期決算報告をご紹介します。売上高は前年同期比25.8%増の324億96百万円と大幅な増収となりました。経常利益は同45.9%増の18億51百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同60.0%増の13億26百万円と大幅な増益となりました。コロナ禍の影響が和らぎ、物流・食品加工事業や店舗アセット&ソリューション事業などが好調に推移したことが収益を下支えした結果となりました。

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企業情報

企業名: 株式会社ハークスレイ
証券コード: 75610
決算期: 2024年3月期

株式会社ハークスレイの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ハークスレイの決算日は3月31日で、四半期決算は6月、9月、12月の年4回実施しています。決算短信の公表は2月上旬(通期)と2月中旬(四半期)に行われます。

主な事業

株式会社ハークスレイは、持ち帰り弁当事業店舗アセット&ソリューション事業物流・食品加工事業を展開しています。コロナ禍で大きな影響を受けた持ち帰り弁当事業は、ほっかほっか亭ブランドのリニューアルや新商品投入、デジタルマーケティングの強化などにより、売上の回復が進んでいます。店舗アセット&ソリューション事業は店舗リースや物件の運営管理などで好調に推移し、物流・食品加工事業はカミッサリー収入の増加と菓子製造部門の販売増加で大幅増収となっています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は324億96百万円と前年同期比25.8%の大幅増収となりました。また、営業利益は16億5百万円と同53.2%増、経常利益は18億51百万円と同45.9%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は13億26百万円と同60.0%増と大幅な増益を達成しています。各セグメントの収益力が強化され、全体の利益率も大きく改善したことがわかります。

売上・利益の推移

2023年3月期の連結売上高は356億13百万円、経常利益は15億79百万円、当期純利益は10億47百万円でした。当第3四半期連結累計期間の実績は通期予想を大きく上回る好結果となっており、通期業績は過去最高を更新する可能性が高いと期待されています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は622億90百万円となり、前連結会計年度末より37億75百万円増加しています。これは主に販売用不動産の取得によるものです。一方、負債合計は385億83百万円と26億30百万円増加し、純資産は237億7百万円と11億45百万円増加しました。自己資本比率は38.1%となっています。

資産の部

流動資産は295億90百万円で、うち現金及び預金が113億62百万円、商品及び製品が123億4百万円となっています。固定資産は326億99百万円で、有形固定資産が192億68百万円、投資その他の資産が92億23百万円となっています。

負債の部

流動負債は135億17百万円で、うち買掛金が37億17百万円、短期借入金が19億65百万円となっています。固定負債は250億65百万円で、うち長期借入金が200億68百万円となっています。

純資産の部

純資産合計は237億7百万円で、うち利益剰余金が179億63百万円、自己株式が24億69百万円となっています。自己資本比率は38.1%となっています。

ROAとROE

2023年3月期のROAは2.7%、ROEは4.6%となっています。当第3四半期の実績が好調であることから、通期の指標は更に改善すると見込まれます。コロナ禍の影響から業績が回復し、事業ポートフォリオの最適化や生産性の向上により収益力が高まってきたことで、資本効率の向上にもつながっています。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、前年同期の実績では営業活動によるキャッシュ・フローは12億88百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローは10億1百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは4億90百万円のマイナスとなっています。業績の回復により営業キャッシュ・フローが改善し、長期借入金の返済などで財務活動キャッシュ・フローが減少した模様です。

配当の支払額

当社は年2回の配当を実施しており、2023年3月期は年間18円の配当を行いました。当第3四半期の中間配当は1株当たり9円の配当を実施しています。コロナ禍からの回復基調を踏まえ、株主還元の強化を進めているものと考えられます。

今後の展望

株式会社ハークスレイは、「自己変革型企業群」を目指し、持ち帰り弁当事業やカミッサリー事業などの既存事業を強化するとともに、店舗リースや物件運営管理などの新規事業にも注力しています。原材料価格高騰やエネルギーコスト上昇など、経営環境の先行きは不透明ですが、コロナ後の需要回復を確実に取り込むための施策を実行しており、今後も着実な業績の拡大が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社ハークスレイの2023年12月期第3四半期決算は、コロナ禍からの着実な回復を示しており、各事業の収益力強化が業績を押し上げる好循環に入っていることがわかりました。売上高、利益ともに過去最高水準を更新する可能性が高く、株主還元の強化にも取り組んでいることから、今後の業績拡大と株価上昇に期待が高まっています。

株式会社ハークスレイの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ハークスレイの決算日は3月31日で、四半期決算は6月、9月、12月に実施しています。配当は年2回(中間配当と期末配当)行っており、2023年3月期は年間18円の配当を実施、当第3四半期の中間配当は1株当たり9円となっています。コロナ禍からの回復を背景に、株主還元の強化にも力を入れていることがわかります。

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