日本システムバンク株式会社の第28期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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[日本システムバンク株式会社の2023年第2四半期決算報告が公開されました。売上高は前年同期比9.1%増、経常利益も13.2%増と順調に推移しています。コインパーキング事業の新規開設や既存拡大、プロパティマネジメント事業の好調が寄与しています。当社は今後もさらなる事業拡大に期待が持てる企業ですね。]

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企業情報

企業名: 日本システムバンク株式会社
証券コード: E38512
決算期: 6月

日本システムバンク株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

日本システムバンク株式会社の決算期は6月となっています。第2四半期は2023年10月1日から12月31日までの期間を指しています。

主な事業

日本システムバンク株式会社は、全国にコインパーキングを展開するコインパーキング事業と、賃貸用不動産のプロパティマネジメントを行うプロパティマネジメント事業の2つを中心に事業を展開しています。コインパーキング事業では、土地を賃借して運営する直営駐車場のほか、他社の駐車場運営事業者に対する機器販売やメンテナンスサービスも提供しています。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期の業績は、売上高が3,674,452千円と前年同期比9.1%増加し、経常利益は285,505千円と13.2%増加しました。この結果、経常利益率は7.8%となりました。コインパーキング事業の収益力向上と、プロパティマネジメント事業の好調が業績を押し上げています。

売上・利益の推移

直近3年間の売上高と経常利益の推移を見ると、売上高は6,889,820千円から3,674,452千円へと増加。一方で、経常利益は272,741千円から285,505千円へと増加傾向にあります。売上高が順調に伸びる一方で、経常利益も着実に増加している好調な業績といえます。

四半期連結貸借対照表について

日本システムバンク株式会社の2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産が6,929,561千円、負債が4,737,456千円、純資産が2,192,105千円となっています。前期末比では、資産は1.0%増、負債は1.8%減、純資産は7.0%増加しています。

資産の部

総資産は前期末比1.0%増加しました。流動資産が0.9%減少しましたが、固定資産が1.6%増加しています。固定資産の増加は、主に駐車場の新規開設に伴う有形固定資産の増加によるものです。

負債の部

負債は前期末比1.8%減少しました。流動負債が6.9%減少したのが主な要因です。賞与引当金の減少や1年内返済予定の長期借入金の減少が影響しています。一方で固定負債は1.7%増加しました。

純資産の部

純資産は前期末比7.0%増加しました。利益剰余金の増加が主因です。自己資本比率は31.6%と、一定の財務健全性を保っています。

ROAとROE

直近3年間のROAとROEの推移を見ると、ROAは4.0%から4.2%へ、ROEは12.9%から8.3%へと推移しています。ROAは堅調に推移しているものの、ROEは上場にともない自己資本が増加したことで低下傾向にあります。今後の事業拡大により、収益力の強化と自己資本の効率的運用が期待されます。

キャッシュフロー

当第2四半期のキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュフローは295,593千円の収入、投資活動によるキャッシュフローは206,476千円の支出、財務活動によるキャッシュフローは140,571千円の支出となりました。この結果、現金及び現金同等物の残高は前期末比51,454千円減少し、1,376,984千円となっています。

配当の支払額

当期の配当金については、第2四半期末に1株当たり24円、期末にも24円の配当を実施する予定です。前期に比べ1株当たり7円の増配となります。株主還元の強化に取り組んでいることが分かります。

今後の展望

日本システムバンク株式会社は、引き続きコインパーキング事業の収益力向上と、プロパティマネジメント事業の拡大を目指しています。コインパーキング事業では、感染症の影響を受けにくい郊外エリアを中心に新規開設を進めていきます。一方で、既存駐車場の収支改善にも注力し、全体としての収益性向上を図ります。プロパティマネジメント事業では、賃貸物件の入居率向上とテナントの獲得に注力していく方針です。今後も安定的な収益基盤の構築と持続的な成長が期待できる企業です。

編集部のまとめ

日本システムバンク株式会社の2023年第2四半期決算は、売上高、経常利益ともに前年同期を上回る好調な業績となりました。コインパーキング事業の新規出店や既存駐車場の収益力向上、プロパティマネジメント事業の堅調な推移が業績を牽引しています。また、財務面でも自己資本比率が31.6%と健全な水準を維持しており、今後の事業展開に期待が高まります。株主還元の強化も見られ、投資家にとって魅力的な企業だと言えるでしょう。

日本システムバンク株式会社の決算日や配当についてまとめました。

日本システムバンク株式会社の決算期は6月で、第2四半期の会計期間は2023年10月1日から12月31日までとなっています。配当については、第2四半期末に1株当たり24円、期末にも24円の配当を実施する予定で、前期に比べ1株当たり7円の増配となっています。株主還元の強化に取り組んでいることが確認できます。

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