株式会社USEN-NEXT HOLDINGSの決算が発表されました。同社は「未来を今に近づける”ソーシャルDX”カンパニー」を目指し、コンテンツ配信や店舗DXサービス、通信事業などを展開しています。この決算では、経済活動の正常化などを背景に、売上高や利益が大幅に増加し、好業績となりました。今後も事業の成長と社会課題の解決に取り組むことで、さらなる飛躍が期待されます。
企業情報
企業名: 株式会社USEN-NEXT HOLDINGS
証券コード: 94180
決算期: 2023年8月
株式会社USEN-NEXT HOLDINGSの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社USEN-NEXT HOLDINGSの決算期は2023年8月で、四半期毎に決算を行っています。今回は2023年9月1日から2023年11月30日までの第1四半期の決算報告です。
主な事業
株式会社USEN-NEXT HOLDINGSは、個人向け映像配信サービス、業務店向けの店舗DXサービスや音楽配信サービス、法人向けのネットワークサービスやICTソリューション、医療機関やホテル向けのシステム提供、業務店向けのエネルギーサービスなど、多岐にわたる事業を展開しています。ライフスタイルやビジネスシーンの課題解決に向け、様々なサービスを提供しています。
今期の業績と利益率は?
今期の第1四半期では、売上高が73,724百万円、営業利益が7,478百万円と大幅に増加しました。その結果、営業利益率は10.1%となり、非常に高い水準を維持しています。経済活動の回復に伴い、様々な事業セグメントで好業績を示しました。
売上・利益の推移
同社の売上高は、前年同期比15.3%の増加となりました。営業利益も63.0%の大幅な増加を記録しています。過去1年間の推移を見ると、コロナ禍からの回復基調が続いており、業績は好調に推移しています。
四半期連結貸借対照表について
同社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産は前期末比1.5%増の203,457百万円となり、負債は2.2%減の122,034百万円、純資産は4.8%増の81,422百万円となっています。安定した財務体質を維持しながら、着実に経営基盤を強化しています。
資産の部
流動資産は前期末比2.4%増加し、現金及び預金が330百万円増加しました。固定資産は前期末比0.0%増加し、安定的に推移しています。
負債の部
流動負債は前期末比0.2%増加しました。固定負債は前期末比1.3%減少し、財務体質の改善が進展しています。
純資産の部
純資産は前期末比4.8%増加し、利益剰余金が3,507百万円増加しました。自己資本比率は35.4%まで改善しています。
ROAとROE
ROAは2.1%、ROEは5.2%と、ともに前年同期を大幅に上回りました。これは、売上や利益の増加に加え、自己資本の強化が進んだことで、資本効率が向上したことによります。今後も事業の成長と収益性の向上で、更なる指標の改善が期待されます。
キャッシュフロー
当期のキャッシュフロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金残高は前期末比0.6%増加しており、資金繰りは安定的に推移していると考えられます。事業活動の拡大に伴い、投資活動や財務活動のキャッシュフローにも注目が必要です。
配当の支払額
第1四半期の期末配当は、1株当たり11.50円が支払われる予定です。前期の年間配当金は26.50円でしたので、大きな変更はありません。安定した配当政策を維持しつつ、事業拡大にも注力していく方針です。
今後の展望
今後も、個人ユーザーへの魅力的なサービス提供や、業務店・施設向けのDXソリューションの拡充などに注力していきます。コンテンツやサービスの強化、デジタル化の促進など、「ソーシャルDX」の実現に向けて事業を推進していく計画です。さらなる成長と企業価値の向上が期待されます。
編集部のまとめ
株式会社USEN-NEXT HOLDINGSの決算は、経済活動の正常化などを背景に大幅な増収増益となりました。コンテンツ配信やDXサービス、通信インフラなど、幅広い事業セグメントで好業績を誇っています。財務体質の健全性も高く、今後の成長にも期待が持てます。同社は「ソーシャルDX」を通じて、人々の生活やビジネスの課題解決に取り組んでおり、持続的な成長が見込まれます。
株式会社USEN-NEXT HOLDINGSの決算日や配当についてまとめました。
同社の決算期は8月で、第1四半期(9月~11月)の決算を報告しました。この期の業績は大幅な増収増益となり、売上高は73,724百万円、営業利益は7,478百万円と好調でした。第1四半期の期末配当は1株当たり11.50円の予定です。引き続き、事業の成長と収益性の向上に取り組んでいきます。