株式会社ファイバーゲートの2023年12月期第2四半期決算が発表されました!売上高が前年同期比11.6%増加し、経常利益も13.9%増加と好調な結果となりました。同社はWi-Fiサービスや再生可能エネルギーなどの事業を展開しており、需要の高まりに支えられて業績を伸ばしています。
企業情報
企業名: 株式会社ファイバーゲート
証券コード: 94500
決算期: 6月
株式会社ファイバーゲートの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ファイバーゲートの決算日は6月30日です。従って、第2四半期決算の期間は2023年7月1日から12月31日となります。
主な事業
株式会社ファイバーゲートは、Wi-Fiサービスやスマート家電などのIoTサービス、そして再生可能エネルギーを活用したインフラ事業などを展開しています。個人向けのホームユース事業、法人向けのビジネスユース事業、不動産事業など、多岐にわたる事業を手掛けています。
今期の業績と利益率は?
今期第2四半期の売上高は5,806百万円と前年同期比11.6%増と好調に推移しました。経常利益は1,117百万円で前年同期比13.9%増となり、営業利益率は19.0%と高水準を維持しています。
売上・利益の推移
同社の売上高は順調に増加しており、2023年6月期通期では2,290百万円を記録しました。利益面でも前期は1,482百万円の当期純利益を計上するなど、高い収益性を維持しています。
四半期連結貸借対照表について
同社の四半期連結貸借対照表をみると、資産は13,358百万円、負債は8,235百万円、純資産は5,123百万円となっています。自己資本比率は37.8%と健全な水準を維持しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が2,001百万円、販売用不動産が765百万円、通信設備が6,953百万円となっています。事業拡大に向けて設備投資を積極的に行っています。
負債の部
負債の部では、買掛金が1,052百万円、長期借入金が3,038百万円となっています。前期末からやや増加しているものの、安定した財務基盤を維持しています。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が4,490百万円、自己株式が356百万円となっています。着実に内部留保を積み上げながら、自己株式の取得にも注力しています。
ROAとROE
同社のROAは約8.4%、ROEは約14.3%となっており、高い収益性と効率的な資本運用を実現しています。同業他社と比較しても優位な水準にあるといえます。
キャッシュフロー
営業キャッシュ・フローは1,053百万円の収入となり、投資キャッシュ・フローは1,206百万円の支出となりました。財務キャッシュ・フローは230百万円の支出で、全体としては381百万円の減少となっています。
配当の支払額
同社は株主重視の経営を行っており、直近の年間配当金は10円を実施しています。今期の第2四半期では中間配当として5円の配当を計画しています。
今後の展望
同社は中期ビジョンの実現に向けて「すべての施設にWi-Fiを」「通信・再エネが作る未来インフラの実現」に取り組んでいます。既存事業の拡大とともに、新たな成長領域への進出にも期待が高まっています。
編集部のまとめ
株式会社ファイバーゲートは、Wi-Fiサービスや再生可能エネルギー事業などで順調な業績を上げています。売上高、経常利益ともに2桁増と好調な決算となりました。今後も事業領域の拡大や新サービスの開発により、さらなる成長が期待できそうです。
株式会社ファイバーゲートの決算日や配当についてまとめました。
同社の決算日は6月30日で、第2四半期の期間は2023年7月1日から12月31日となります。また、同社は年間配当金10円を実施しており、第2四半期では中間配当5円を計画しています。株主還元に積極的な企業といえます。