レカム株式会社の第31期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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レカム株式会社の2023年10月期第1四半期決算が発表されました。国内外のソリューション事業が好調で、売上高が前年同期比32.7%と大幅に増加しました。新たな収益事業の立ち上げや海外事業の拡大など、同社の中期経営計画に沿った取り組みが着実に進んでいる模様です。

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企業情報

企業名: レカム株式会社
証券コード: 33230
決算期: 9月

レカム株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

レカム株式会社の決算は年に1回の9月期です。第1四半期決算は毎年2月頃に発表されます。

主な事業

レカム株式会社は、ビジネスホン、デジタル複合機などのOA機器の販売・設置工事・保守サービスを行うほか、LED照明などのエコ商材RPAサービスの提供など、幅広い分野でソリューション事業を展開しています。また、グループ会社のBPR事業では業務プロセス改善のコンサルティングやアウトソーシングサービスなども手がけています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の売上高は前年同期比32.7%増の2,858百万円と大幅に伸びました。営業利益も2百万円の黒字に転じるなど、各事業で順調な滑り出しとなりました。

売上・利益の推移

直営店チャネルや代理店チャネルの販売が好調に推移したことで国内ソリューション事業の売上が前年同期比19.6%増加。海外ソリューション事業も47.2%増と大幅な増収となりました。BPR事業も11.6%増と着実な成長を示しています。

四半期連結貸借対照表について

資産合計は10,435百万円と前期末より408百万円減少しました。負債合計は5,600百万円と289百万円減少し、自己資本比率は43.8%となっています。安定的な財務体質を維持しつつ、今後の事業展開に向けた投資も着実に行っている模様です。

資産の部

流動資産のうち、現金及び現金同等物が2,502百万円と前期末比123百万円減少しました。一方、棚卸資産は2,072百万円と173百万円減少しています。

負債の部

流動負債では、営業債務が1,225百万円と95百万円減少しました。また、契約負債が227百万円と112百万円減少しています。

純資産の部

親会社の所有者に帰属する持分は4,566百万円と前期末比123百万円減少しました。自己資本比率は43.8%となっています。

ROAとROE

ROAは前年同期の△0.17%から0.43%に改善。ROEも前年同期の△0.53%から0.93%と上昇しました。事業の収益性が高まり、資本効率も向上しています。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは105百万円の収入となり、投資活動によるキャッシュ・フローは3百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは179百万円の支出となりました。現金及び現金同等物の期末残高は2,502百万円と財務基盤は安定しています。

配当の支払額

前期の1株当たり配当金は1.60円と前期比0.60円増加しました。純利益の回復に伴い配当性向も改善しており、株主還元にも力を入れています。

今後の展望

2024年9月期を最終年度とする中期経営計画に沿い、海外ソリューション事業の拡大、DX・脱炭素・感染症対策商材の推進、ストック収益の拡大に取り組んでいく方針です。売上高の維持・向上とコスト管理の徹底により、収益性の改善が期待できそうです。

編集部のまとめ

レカム株式会社は、国内外でソリューション事業を展開し、前年同期比32.7%の大幅な増収を果たしました。海外事業の好調や新事業の立ち上がりなどにより、収益性も改善傾向にあります。今後は中期経営計画の目標達成に向けて、更なる事業拡大が期待されます。

レカム株式会社の決算日や配当についてまとめました。

レカム株式会社は9月決算で、第1四半期決算は2月頃に発表されています。配当は前期1.60円と増加しており、株主還元にも力を入れています。安定的な経営基盤のもと、今後も持続的な成長が見込まれます。

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