株式会社シンクロ・フードの第21期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

企業の決算報告は、その企業の業績や財務状況を示す重要な指標になります。今回株式会社シンクロ・フードの四半期決算報告を分析してみたので、ぜひお読みください。
シンクロ・フードは飲食店向けのサービスを提供する企業で、直近の決算では売上高が前年同期比26.1%増営業利益も17.4%増と好調な業績を示しています。メディアプラットフォーム事業を中心に順調に事業を拡大しており、今後の更なる成長が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社シンクロ・フード
証券コード: 39630
決算期: 2023年3月期

株式会社シンクロ・フードの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社シンクロ・フードの決算日は3月31日です。決算時期は年に4回、6月、9月、12月、3月の四半期ごとに決算を行っています。

主な事業

株式会社シンクロ・フードは、飲食店向けのサービスを提供する企業です。主な事業は「飲食店ドットコム」を中心としたメディアプラットフォーム事業と、飲食店のM&A仲介事業です。「飲食店ドットコム」では求人広告の掲載や店舗情報の提供など、飲食店の集客や採用支援を行っています。また、M&A事業では飲食店の事業譲渡や譲受の仲介サービスを提供しています。

今期の業績と利益率は?

直近の2023年12月期第3四半期の決算では、売上高が2,654,971千円と前年同期比26.1%の大幅増収となりました。また、営業利益は761,382千円と17.4%増、経常利益は760,306千円と17.0%増と、非常に好調な業績を示しています。利益率も高水準を維持しており、売上総利益率は83.8%、経常利益率は28.6%と高い水準にあります。

売上・利益の推移

シンクロ・フードの過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は2021年3月期の2,105,508千円から、2023年3月期には2,930,204千円と約39%増加しています。利益面でも、経常利益は2021年3月期の650,106千円から2023年3月期には760,306千円と17.0%増加しており、順調に業績を伸ばしてきています。

四半期連結貸借対照表について

シンクロ・フードの2023年12月期第3四半期の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は4,706,269千円となっています。この内訳として、流動資産は4,202,416千円、固定資産は503,853千円となっています。

資産の部

流動資産の中では、現金及び預金が4,003,946千円と大部分を占めています。固定資産では、のれんが159,112千円計上されており、株式会社Life Labの農林水産業専門人材マッチング事業を2024年1月に譲り受けたことによるものと考えられます。

負債の部

負債総額は649,828千円となっており、流動負債が627,123千円、固定負債が22,705千円となっています。流動負債の中では、未払法人税等が113,044千円となっています。

純資産の部

純資産は4,056,441千円となっており、自己資本比率は86.2%と非常に高い水準にあります。利益剰余金が3,153,457千円と大幅に積み上がっています。

ROAとROE

シンクロ・フードのROA(総資産利益率)は2023年3月期が17.8%、ROE(自己資本利益率)は23.6%となっています。両指標とも高水準を維持しており、資産効率と株主資本効率が極めて優れていることがわかります。これは、売上高の高い利益率と、効率的な資本運用によるものだと考えられます。

キャッシュフロー

シンクロ・フードのキャッシュフローは、営業活動によってキャッシュが大きく生み出されています。2023年3月期では760,306千円の経常利益を計上しており、これがキャッシュに反映されていると考えられます。このためキャッシュの残高も増加傾向にあり、財務体質も非常に強固だと言えるでしょう。

配当の支払額

シンクロ・フードは創業間もない企業のため、現時点では配当を行っていません。ただし、高い収益性と健全な財務体質を保っているため、今後は配当を検討していく可能性も高いと考えられます。株主還元策の充実に期待が高まっています。

今後の展望

シンクロ・フードは飲食業界に特化したサービスを提供しており、堅調な業績を維持しています。特にメディアプラットフォーム事業の「飲食店ドットコム」が好調で、飲食店の集客や採用支援でシェアを拡大していることが業績拡大につながっています。
今後はM&A事業の強化やサービスラインナップの拡充などにも注目が集まっており、さらなる成長が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社シンクロ・フードは、飲食店向けのサービスを提供する企業で、直近の決算では売上高、営業利益ともに前年同期比で大幅な増加を記録しました。事業基盤が確立され、高い収益性と健全な財務体質を維持しています。今後は飲食業界におけるプラットフォーマーとしての地位をさらに強化し、新しいサービスの開発にも期待が高まっています。

株式会社シンクロ・フードの決算日や配当についてまとめました。

シンクロ・フードの決算日は3月31日で、年に4回の四半期決算を行っています。また、現時点では配当は実施していませんが、優れた収益性と財務体質を背景に、今後の配当実施が期待されます。今後の成長と株主還元の動向に注目していきたいと思います。

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