和田興産株式会社の第58期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

和田興産株式会社の決算報告をお知らせします。
この会社は、分譲マンションやその他の不動産事業を行っており、着実に業績を伸ばしています。経営陣の努力と住宅需要の底堅さが支えになっているようです。

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企業情報

企業名: 和田興産株式会社
証券コード: 89310
決算期: 2023年2月期

和田興産株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

和田興産株式会社の決算日は、毎年2月末日です。
第3四半期決算(11月期)の報告が今回公表されたものです。

主な事業

和田興産株式会社は、関西を中心に分譲マンションの開発・販売を行っている会社です。分譲マンション事業が主力で、その他にも戸建て住宅販売やその他不動産販売、不動産賃貸収入などの事業セグメントがあります。
幅広い不動産事業を手掛けており、地域に根差した事業展開を行っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の売上高は32,298百万円、経常利益は3,503百万円、四半期純利益は2,421百万円と、前年同期比でいずれも減少しています。
しかし、利益率は高水準を維持しており、営業利益率は12.4%、経常利益率は10.9%、当期純利益率は7.5%となっています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高は38,327百万円→42,712百万円→32,298百万円と、前期に大きく伸びた後、当期は減少しています。
一方、利益面では、経常利益は4,068百万円→3,607百万円→3,503百万円と、ほぼ横ばいの推移となっています。

四半期連結貸借対照表について

和田興産株式会社は四半期連結財務諸表を作成していませんが、個別の四半期貸借対照表を公表しています。

資産の部

当第3四半期会計期間末の資産合計は98,138百万円と、前事業年度末に比べ12,000百万円増加しています。
その主な要因は、現金及び預金の増加と、分譲マンションの建築進捗による仕掛販売用不動産の増加などです。

負債の部

負債合計は67,694百万円と、前事業年度末に比べ10,100百万円増加しています。
これは主に、分譲マンションの建築資金等を目的とした長期借入金の増加によるものです。

純資産の部

純資産合計は30,444百万円と、前事業年度末に比べ1,860百万円増加しています。
この増加は、主に当期の四半期純利益2,421百万円の計上によるものです。

ROAとROE

和田興産株式会社のROAは3.3%、ROEは8.3%となっています。
前年同期と比べると若干低下していますが、依然として高水準の収益性を維持しているといえます。
これは、分譲マンション事業を中心とした収益力の高い事業構造が寄与していると考えられます。

キャッシュフロー

当第3四半期会計期間末の現金及び現金同等物の残高は15,859百万円と、前事業年度末に比べ6,400百万円増加しています。
これは、借入金の増加などによる財務キャッシュ・フローの増加が、分譲マンション用地の取得などによる投資キャッシュ・フローの減少を上回ったためです。

配当の支払額

和田興産株式会社は、株主への利益還元として、年2回の配当を行っています。
当期の中間配当は1株当たり26円、期末配当は未定ですが、前期実績は1株当たり50円でした。

今後の展望

和田興産株式会社は、引き続き分譲マンション事業に注力していく方針です。
また、オフィスビルや賃貸マンションなどの開発にも力を入れ、収益基盤の強化を図っていく考えです。
今後の住宅需要の動向や金利情勢など、経営環境の変化に注意しつつ、安定した業績を維持していくことが期待されます。

編集部のまとめ

和田興産株式会社は、関西地区を中心とした不動産開発・販売を手掛ける企業です。
分譲マンション事業が中核で、戸建て住宅やその他不動産の売買、賃貸事業でも安定した収益を上げています。
直近の決算では、売上高は減少したものの、依然として高水準の収益性を維持しています。
今後も分譲マンション開発を中心とした事業を推進し、さらなる成長を期待できそうです。

和田興産株式会社の決算日や配当についてまとめました。

和田興産株式会社の決算日は2月末日で、年2回の配当(中間配当26円、期末配当未定)を行っています。
中間配当は2023年11月に支払われ、期末配当については今後の業績次第で決定される見込みです。
同社は住宅需要の高まりを背景に、今後も安定的な成長が期待できる企業といえるでしょう。

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