株式会社ピエトロの決算に注目が集まっています。 この企業は食品製造およびレストラン経営が主な事業で、製品やサービスを通して「おいしさと健康」を提供しています。今回の決算報告では、全体として好調な業績が確認できました。主力の商品事業が増収増益となり、店舗事業も収益改善に成功しているのが特徴です。今後の展望も明るく、さらなる成長が期待されています。
企業情報
企業名: 株式会社ピエトロ
証券コード: E00513
決算期: 2023年3月期
株式会社ピエトロの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ピエトロは3月期決算の企業です。2023年3月期の決算発表は2024年2月14日に行われています。
主な事業
株式会社ピエトロは、ドレッシング・ソース等の食品製造販売とパスタ料理をメインにしたレストラン経営を主要な事業としています。ブランドの「ピエトロ」で展開する商品やレストランを通して、「おいしさと健康」をお客様に提供しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の売上高は76億6百万円と前年同期比9.8%の増収となりました。利益面では、営業利益が2億9百万円、経常利益が1億92百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が1億1百万円と、いずれも前年同期から大幅に改善しています。
売上・利益の推移
売上高は前年第3四半期から9.8%増と好調に推移しています。利益についても、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益のいずれも前年同期から大幅な改善を果たしています。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前期末比19億8百万円増加の107億40百万円となりました。負債合計は前期末比7億18百万円増加の44億92百万円、純資産合計は前期末比11億89百万円増加の62億47百万円と、財務体質は強化されています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が13億50百万円増加し、売掛金が3億71百万円、有形固定資産が2億30百万円それぞれ増加しています。一方で、保険積立金が82百万円減少しました。
負債の部
負債の部では、未払金が3億16百万円増加、短期借入金が2億円、買掛金が1億85百万円それぞれ増加しています。一方で、長期借入金(1年内含む)が83百万円減少しました。
純資産の部
純資産の部では、新株発行による増資11億78百万円と譲渡制限付株式報酬制度導入に伴う自己株式の処分35百万円、為替換算調整勘定の増加15百万円などにより、前期末比11億89百万円増加しています。
ROAとROE
株式会社ピエトロのROAは前年同期比で改善しています。また、ROEも前年同期から改善傾向にあります。これは、増収増益により収益性が向上したことが主な要因です。今後も高い収益力を維持し、資産効率の向上が期待されています。
キャッシュフロー
当第3四半期連結累計期間のキャッシュフローについては、四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していないため記載していません。ただし、現金及び預金残高が13億50百万円増加していることから、堅調な資金繰りが維持されていると考えられます。
配当の支払額
株式会社ピエトロは、2023年6月23日開催の定時株主総会の決議に基づき、1株当たり24円の配当を実施しました。前期から配当は維持されており、株主還元にも積極的に取り組んでいます。
今後の展望
株式会社ピエトロは、商品事業の拡大と店舗事業の収益改善により、今期の業績は順調に推移しています。今後は、さらにブランド力の強化やマーケティングの強化、新規出店などにより、持続的な成長を目指すことが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社ピエトロの決算は、全体として好調な業績となりました。商品事業が増収増益、店舗事業も再び黒字化を達成するなど、企業の収益力が向上しています。財務面でも健全性が高まっていることから、今後の成長が期待できそうです。株主還元にも力を入れており、投資家の関心も高まっています。
株式会社ピエトロの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ピエトロは3月期決算企業で、2024年2月14日に第39期第3四半期決算を発表しました。同社の配当は、1株当たり24円と前期から維持されており、株主還元にも注力しています。今後の業績にも期待が高まっています。