株式会社マツキヨココカラ&カンパニーの第17期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社マツキヨココカラ&カンパニーの2023年12月期第3四半期決算が公開されました。売上高は7,703億円と前年同期比7.8%増、営業利益は587億円と21.5%増と好調な決算となりました。同社は国内事業の「お客様のライフステージに応じた価値提供」、海外事業の「アジア市場での更なるプレゼンス向上」という2つの戦略を推進しており、その成果が表れている形です。今回の好決算をきっかけに、同社の今後の成長に大きな期待が寄せられそうです。

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企業情報

企業名: 株式会社マツキヨココカラ&カンパニー
証券コード: E03519
決算期: 3月期

株式会社マツキヨココカラ&カンパニーの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社マツキヨココカラ&カンパニーの決算は3月期で、第3四半期は2023年12月31日時点のものです。毎年4月から翌年3月までが会計年度となっており、今回発表された決算は2023年4月1日から2023年12月31日までの9カ月間の業績となります。

主な事業

株式会社マツキヨココカラ&カンパニーは、ドラッグストア事業を中核としています。国内では「マツモトキヨシ」「ココカラファイン」の2つの店舗ブランドを展開し、国内3,440店舗を構えています。さらに、海外でも63店舗を展開しており、東アジアを中心に事業を展開しています。医薬品、化粧品、日用品などの小売販売が主力事業となっています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は売上高7,703億円営業利益587億円経常利益624億円親会社株主に帰属する四半期純利益423億円となりました。前年同期比で売上高は7.8%増営業利益は21.5%増と大幅な増加となっています。利益率も大きく改善し、営業利益率は7.6%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

過去3年の業績を見ると、売上高は着実に増加してきています。前年同期比で7.8%増加と好調な推移です。利益面でも営業利益が21.5%増加するなど、収益力の改善が進んでいます。経営統合によるシナジー効果も発現し始めており、今後も高い成長が期待できそうです。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の総資産は7,106億円となり、前期末比225億円の増加となりました。これは主に売掛金の増加商品在庫の増加などによるものです。一方で、負債は2,052億円と前期末比1億円の減少となり、純資産は5,054億円と227億円の増加となりました。

資産の部

資産では、現金及び預金が989億円売掛金が631億円商品が1,421億円となっています。前期末比では商品が61億円増加するなど、事業拡大に向けた投資が進められています。

負債の部

負債では、買掛金が1,127億円と前期末比102億円増加しました。一方で、退職給付に係る負債が4億円と大幅に減少しています。

純資産の部

純資産は5,054億円と前期末比227億円増加しました。これは主に利益剰余金が290億円増加したことによるものです。自己資本比率も71.1%と高い水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前年同期の6.8%から7.9%に、ROEは前年同期の7.0%から8.4%に改善しています。これは営業利益の大幅な増加に加え、資産効率の向上財務体質の強化など、経営全般の改善が進んでいることを示しています。今後も収益性の向上とバランスシートの最適化が期待できます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは、603億円のインフローとなりました。これは主に税金等調整前四半期純利益の計上によるものです。一方で投資活動によるキャッシュ・フローは130億円のアウトフローとなり、財務活動によるキャッシュ・フローは107億円のアウトフローとなりました。全体としては現金及び現金同等物が265億円増加しており、安定的なキャッシュ・ポジションを維持しています。

配当の支払額

2023年6月期の期末配当は1株当たり45円、2023年12月期の中間配当は1株当たり50円となっています。これにより、2023年通期の年間配当は1株当たり95円の見込みです。安定的な配当政策を継続しつつ、事業投資にも積極的に取り組む方針です。

今後の展望

今後は、国内事業の「お客様のライフステージに応じた価値提供」と、グローバル事業の「アジア市場での更なるプレゼンス向上」をさらに推進していきます。これにより、収益性の向上と持続的な成長を目指します。また、経営統合によるシナジー効果の最大化にも注力し、 業界トップクラスの企業へと更なる飛躍を遂げていくことが期待されています。

編集部のまとめ

株式会社マツキヨココカラ&カンパニーの2023年12月期第3四半期決算は、売上高、営業利益ともに前年同期比で大幅な増加となりました。国内事業の拡大と経営統合によるシナジー効果の発現が寄与し、収益力が大きく改善しています。今後も引き続き、お客様ニーズに合わせた価値提供と海外市場での事業拡大に取り組むことで、さらなる成長が期待されます。配当面でも安定的な政策を継続しており、株主還元にも注力しています。今後の業績動向とともに、同社の更なる飛躍に注目が集まりそうです。

株式会社マツキヨココカラ&カンパニーの決算日や配当についてまとめました。

株式会社マツキヨココカラ&カンパニーの決算は3月期で、第3四半期は2023年12月31日時点のものでした。2023年通期の年間配当は1株当たり95円と、安定した株主還元が行われていることがわかりました。今後も同社の業績や配当動向に注目していきましょう。

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