株式会社くふうカンパニーの第3期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社くふうカンパニーの2023年12月期第1四半期決算が発表されましたね。売上高は3,263百万円と前年同期比33.2%減となりましたが、収益性の高い事業に注力するなど積極的な事業展開を進めているようです。中長期的な企業価値向上に向けた取り組みに期待がかかっています。

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企業情報

企業名: 株式会社くふうカンパニー
証券コード: 43760
決算期: 9月期

株式会社くふうカンパニーの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社くふうカンパニーの決算日は9月30日です。決算期は年1回の9月期となっています。毎年11月に本決算の業績発表を行い、翌年2月に四半期報告書を提出しています。

主な事業

株式会社くふうカンパニーは、「毎日の暮らし」と「ライフイベント」を事業領域とし、生活者ユーザーにとっての利便性や豊かさを最優先に考えた、情報格差の解消や利便性の高いサービスの提供を行っています。具体的には、チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」、オンライン家計簿サービス「Zaim」、子ども向け社会体験アプリ「ごっこランド」などの「毎日の暮らし」事業や、コンサルティング事業、ウェディング総合情報メディア「エニマリ」などの「ライフイベント」事業に取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高3,263百万円、営業損失117百万円、経常損失138百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失204百万円となりました。売上高は前年同期比33.2%減少しましたが、収益性の高い事業に注力するなど積極的な事業展開を進めた結果、利益率は改善傾向にあるようです。

売上・利益の推移

前期の実績は、売上高20,486百万円、経常利益1,735百万円、親会社株主に帰属する当期純利益548百万円と好調でした。今期第1四半期は減収減益となっていますが、通期での黒字化に向けて順調に進捗しているといえるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期連結会計期間末の総資産は19,649百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,323百万円減少しました。負債は8,680百万円となり、695百万円減少しました。純資産は10,969百万円となり、627百万円減少しました。

資産の部

流動資産は主に現金及び預金が2,685百万円減少しましたが、その他の資産が増加したことで12,200百万円となりました。固定資産は7,449百万円で、のれんが増加したことなどから前期末から598百万円増加しています。

負債の部

流動負債は6,006百万円と減少し、固定負債は2,674百万円と増加しました。これは、短期借入金や未払法人税等の減少と長期借入金の減少などによるものです。

純資産の部

純資産は10,969百万円と減少しましたが、自己資本比率は48.2%と健全な水準を維持しています。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失204百万円の計上によるものです。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前期末の8.3%から当第1四半期は△2.8%と低下しています。一方、ROE(自己資本利益率)は前期末の4.7%から当第1四半期は△3.7%と低下しました。これは、売上高の減少と四半期純損失の計上によるものと考えられます。しかしながら、通期での黒字化と収益性の改善が期待されるため、中長期的にはROAとROEの改善が見込めるはずです。

キャッシュフロー

当第1四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナス92百万円、投資活動によるキャッシュ・フローがマイナス428百万円、財務活動によるキャッシュ・フローがマイナス2,164百万円となっています。この結果、現金及び現金同等物が2,685百万円減少し、当第1四半期連結会計期間末残高は6,720百万円となりました。

配当の支払額

当第1四半期連結累計期間においては配当の支払はありませんでした。前期の年間配当金は1株当たり9.56円でした。今後の配当については、中期的な事業計画、業績見通し、投資計画などを総合的に勘案しながら、株主還元の充実に努めていく方針のようです。

今後の展望

当社グループは、今後の成長に向けて、「毎日の暮らし」と「ライフイベント」の両事業セグメントにおけるサービスの拡充と収益力の強化に取り組んでいきます。特に「ライフイベント」事業では、グループ会社のハイアス・アンド・カンパニー株式会社を完全子会社化することで、住まいの分野でのワンストップサービスの実現を目指しています。また、今後も新規事業やM&Aにも積極的に取り組み、中長期的な企業価値向上を目指していく方針です。

編集部のまとめ

株式会社くふうカンパニーの2023年12月期第1四半期決算は、売上高が減少したものの収益性の高い事業に注力するなど、中長期的な企業価値向上に向けた取り組みが進展しているようです。今後は、ハイアス・アンド・カンパニーの完全子会社化によるシナジー効果発現や新規事業展開などにも期待がかかっています。株主還元の充実や財務体質の強化にも注目していきたいと思います。

株式会社くふうカンパニーの決算日や配当についてまとめました。

株式会社くふうカンパニーの決算日は9月30日で、年1回の9月期決算を行っています。前期の配当金は1株当たり9.56円でしたが、当第1四半期は無配となっています。今後の業績動向や成長投資計画次第で、株主還元の充実が期待されるところです。

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