ファーストコーポレーション株式会社の第13期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ファーストコーポレーション株式会社の2023年第2四半期決算がまとまりました。建設事業と不動産事業を中心に事業を展開する同社は、売上高が13,591,364千円、営業利益が670,862千円と前年同期を上回る好調な業績を記録しました。堅実な経営で着実に成長を遂げている同社の動向に注目が集まっています。

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企業情報

企業名: ファーストコーポレーション株式会社
証券コード: 14300
決算期: 2023年12月期

ファーストコーポレーション株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ファーストコーポレーション株式会社は6月1日~5月31日を事業年度としており、第2四半期の決算期間は2023年9月1日~11月30日となっています。

主な事業

ファーストコーポレーション株式会社は、マンション建設を中心とした建設事業と、分譲マンションの企画・開発・販売を手がける不動産事業を展開しています。「より良質な住宅を供給し、豊かな住環境に貢献する」という社会的使命のもと、安全・安心・堅実な品質の確保に注力しています。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高13,591,364千円、営業利益670,862千円を計上しました。売上高の77.7%を占める建設事業が好調で、セグメント利益が1,046,857千円と大幅な増加となりました。また、不動産事業も堅調に推移し、セグメント利益が238,464千円となっています。

売上・利益の推移

直近の2022年12月期においても、売上高25,543,522千円、経常利益1,364,690千円と高水準の業績を収めています。前期比では売上高が28.1%増、経常利益が113.0%増と大幅な伸びを示しており、確実に収益力を高めてきています。今後もグループ一丸となって持続的な成長を目指していくことが期待されます。

四半期連結貸借対照表について

当第2四半期連結会計期間末の財政状態は、資産合計23,000,711千円、負債合計15,031,374千円、純資産合計7,969,337千円となっています。前連結会計年度末と比べ、資産が1,533,744千円増加し、負債が1,487,327千円増加、純資産が46,416千円増加しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が2,656,714千円減少した一方で、受取手形・完成工事未収入金等が2,039,372千円、仕掛販売用不動産が1,458,729千円それぞれ増加しています。これは、建設事業と不動産事業の活発な営業活動が反映された結果と言えます。

負債の部

負債の部では、短期借入金が588,500千円、支払手形・工事未払金等が1,025,187千円それぞれ増加しています。一方で、長期借入金が118,334千円減少しています。営業活動に伴う資金需要が増加した一方で、長期借入金の返済が進んでいる状況です。

純資産の部

純資産の部では、親会社株主に帰属する四半期純利益447,238千円が計上された一方で、配当金426,352千円の支払いがあったことで、純資産が46,416千円増加しています。財務基盤は健全に維持されていると言えます。

ROAとROE

直近の2022年12月期におけるROAは6.4%、ROEは17.2%となっています。建設事業と不動産事業の両輪で安定した収益を上げており、資産効率も良好であることがうかがえます。今後もこれらの指標を高水準に維持していくことが期待されます。

キャッシュフロー

当第2四半期連結累計期間のキャッシュフローは、営業活動によりネットで2,697,041千円の資金が使用され、投資活動により12,096千円の資金が使用され、財務活動により52,423千円の資金が獲得されました。これにより、現金及び現金同等物は2,656,714千円減少し、2,405,794千円となりました。営業活動における先行投資に注力する一方で、健全な財務状況を維持しています。

配当の支払額

当第2四半期連結累計期間において、1株当たり35円の期末配当を実施しています。株主還元を重視しながらも、成長投資にも積極的に取り組んでいる同社の姿勢が窺えます。

今後の展望

ファーストコーポレーション株式会社は、2024年5月期からの新中期経営計画「Innovation2023」のもと、業容拡大と利益水準向上への継続的な取り組みに加え、新たな価値創出によって持続的な成長を目指しています。東京圏でのシェア拡大やマンション供給不足への対応など、同社の今後の戦略に期待が高まっています。

編集部のまとめ

ファーストコーポレーション株式会社は、建設事業と不動産事業の両分野で安定した収益基盤を築いており、売上高、利益ともに堅調な推移を見せています。財務面でも健全な状況を維持しており、今後の成長が期待される企業といえるでしょう。中期経営計画の実現に向けた取り組みを注視していく必要があります。

ファーストコーポレーション株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ファーストコーポレーション株式会社は6月1日~5月31日を事業年度としており、2023年12月期の第2四半期決算は2023年9月1日~11月30日の期間となっています。配当については、当第2四半期連結累計期間において1株当たり35円の期末配当を実施しています。株主還元を重視しつつ、成長投資にも取り組む同社の姿勢が伺えます。

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