株式会社イワキの第69期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社イワキの第3四半期決算が発表されました
同社は医療機器、水処理、半導体・液晶など様々な分野で事業を展開しており、この決算期は全ての市場が好調に推移したことで売上高が前年同期比24.2%増の33,683百万円となりました。中でも医療機器市場は中国向けをはじめ国内も好調で、全体の牽引役となっています。

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企業情報

企業名: 株式会社イワキ
証券コード: E32189
決算期: 3月期

株式会社イワキの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社イワキの決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日が期末となります。今回の決算は2023年4月1日から12月31日までの第3四半期連結累計期間の業績となります。

主な事業

株式会社イワキは、ケミカルポンプを中心とした産業機械の製造・販売を行う企業です。医療機器、水処理、半導体・液晶、新エネルギーなど幅広い分野で事業を展開しており、国内だけでなく海外15か国21社の関係会社とも連携しながら、グローバルに事業を展開しています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は、売上高が33,683百万円(前年同期比24.2%増)、営業利益が4,525百万円(同139.5%増)と大幅に増収増益となりました。特に医療機器市場の売上高が6,183百万円(同64.0%増)と好調でした。利益率も営業利益率は13.4%と大幅に改善している状況です。

売上・利益の推移

過去3年の売上高と経常利益の推移を見ると、売上高は2022年3月期37,730百万円、2023年3月期第3四半期時点で33,683百万円と順調に推移しています。一方で、経常利益は2022年3月期3,745百万円、2023年3月期第3四半期時点で5,124百万円と大幅に増加しており、収益力も高まっていることがわかります。

四半期連結貸借対照表について

株式会社イワキの四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計が50,367百万円、負債合計が17,578百万円、純資産合計が32,789百万円となっています。財務体質も健全で、自己資本比率は64.7%となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が37,357百万円と前期末比5,170百万円増加しており、現金及び預金や受取手形・売掛金の増加が主な要因となっています。一方で固定資産は13,009百万円と前期末比54百万円減少しています。

負債の部

負債の部は、流動負債が15,051百万円と前期末比1,334百万円増加しています。これは主に電子記録債務や未払法人税等の増加によるものです。固定負債は2,526百万円と前期末比138百万円減少しています。

純資産の部

純資産の部は、32,789百万円と前期末比3,919百万円増加しています。利益剰余金が2,407百万円、為替換算調整勘定が1,382百万円それぞれ増加したことが主な要因です。

ROAとROE

株式会社イワキの収益性を示す指標であるROA(総資産経常利益率)は、前年同期の4.7%から当期は10.2%と大幅に改善しています。また、ROE(自己資本利益率)も前年同期の13.7%から当期は11.0%と高い水準を維持しています。この背景には、事業の収益性が高まっていることや財務体質が強化されてきていることがあるといえます。

キャッシュフロー

株式会社イワキのキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは3,973百万円の収入となっています。これは売上債権の増加などの要因があったものの、税金等調整前四半期純利益の増加などにより、全体としては大きな収入超過になっています。投資活動によるキャッシュ・フローは354百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは1,275百万円の支出となっています。

配当の支払額

株式会社イワキは、株主への利益還元として期中に2回の配当を行っています。6月に1株当たり34円、12月に21円の配当を支払っています。当期の1株当たり年間配当金は55円となっています。

今後の展望

株式会社イワキは、長期ビジョン「イワキグループ10年ビジョン」に基づき、経営方針を「ソリューションで勝つ」と定め、国内外で事業展開を加速しています。特に、中国やアジア地域への販売拡大や、半導体・液晶、新エネルギー等の成長市場への取り組みを強化することで、2025年3月期の連結売上高400億円、営業利益率10%の目標達成を目指しています。

編集部のまとめ

株式会社イワキは、医療機器や水処理、半導体・液晶など、様々な分野で強みを発揮しており、この第3四半期決算でも大幅な増収増益を実現しました。収益性の高い事業構造を築きつつ、海外展開の加速や新しい成長市場の開拓にも力を入れており、今後の更なる業績向上が期待されます。同社の中期的な目標である2025年3月期の連結売上高400億円、営業利益率10%の達成に向けて、引き続き注目していきたいと思います。

株式会社イワキの決算日や配当についてまとめました。

株式会社イワキの決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日が期末となります。今回の決算は2023年4月1日から12月31日までの第3四半期決算で、売上高は33,683百万円(前年同期比24.2%増)、営業利益は4,525百万円(同139.5%増)と大幅な増収増益となりました。また、同社は株主への利益還元として年2回の配当を行っており、今期の1株当たり年間配当金は55円となっています。

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