株式会社バンダイナムコホールディングスの第19期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

アミューズメント・レジャー
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社バンダイナムコホールディングスは、この度の第3四半期決算を発表しました。売上高は772,035百万円と前年同期に比べ3.9%の増加となり、ゲームやおもちゃなどバラエティ豊かな事業を展開する同社の活躍が伺えます。また、経常利益は89,630百万円と堅調な収益性を維持しています。2023年4月1日からは新たな3カ年の中期計画をスタートさせ、アニメーションやゲーム等各事業の強化に注力しています。今後も同社の持続的な成長が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社バンダイナムコホールディングス
証券コード: E02481
決算期: 3月期

株式会社バンダイナムコホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社バンダイナムコホールディングスの決算期は3月期で、具体的な決算日は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日に終了しています。

主な事業

株式会社バンダイナムコホールディングスは、ゲーム、アミューズメント、玩具、アニメーション等の事業を展開しています。デジタル事業、トイホビー事業、IPプロデュース事業、アミューズメント事業の4つの報告セグメントを設けており、幅広いコンテンツやサービスを提供しています。グループ会社と連携しながら、各事業の強みを活かしたシナジー効果を生み出しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の業績は、売上高が772,035百万円営業利益が78,282百万円となり、前年同期と比べ増収増益を達成しました。経常利益は89,630百万円と堅調に推移しており、安定した収益性を維持しています。

売上・利益の推移

過去3年間の業績推移をみると、売上高は990,089百万円、928,089百万円、772,035百万円と推移しています。利益面では、経常利益は128,006百万円、136,366百万円、89,630百万円となっています。コロナ禍での影響を受けつつも、各事業の強化によって安定した売上と収益を確保しています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の四半期連結貸借対照表は、総資産が959,423百万円となっています。前期末に比べ33,065百万円の増加です。資産の部では、受取手形・売掛金が増加しているほか、投資有価証券も増加しています。負債の部では、支払手形・買掛金や未払法人税等が減少しています。一方で、純資産は699,695百万円と47,562百万円増加し、自己資本比率も72.9%と健全な水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が228,407百万円と前期末に比べ51,819百万円減少しましたが、受取手形・売掛金が138,871百万円と39,863百万円増加しています。また、投資有価証券が172,043百万円と大幅に増加しています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が95,986百万円と3,258百万円減少しているほか、未払法人税等が15,793百万円と10,229百万円減少しています。

純資産の部

純資産の部は、699,695百万円と前期末に比べ47,562百万円増加しています。利益剰余金が14,399百万円、その他有価証券評価差額金が20,670百万円、為替換算調整勘定が11,435百万円増加しています。

ROAとROE

ROAは前期9.3%、当第3四半期は年換算で9.5%となっています。また、ROEは前期14.1%、当第3四半期は年換算で12.9%と安定した水準を維持しています。企業の収益性と資本効率性の高さが確認できます。

キャッシュフロー

当第3四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが83,250百万円の流入、投資活動によるキャッシュ・フローが43,417百万円の流出、財務活動によるキャッシュ・フローが72,391百万円の流出となっています。全体としては流出超となりましたが、営業活動によるキャッシュ・インフローが安定的に確保できています。

配当の支払額

株式会社バンダイナムコホールディングスは、株主への還元を重視しています。当期は第2四半期末配当金が6,603百万円(1株当たり10円)、年間配当金見通しを1株当たり35円としています。堅実な業績と財務体質を背景に、安定した配当を実施しています。

今後の展望

株式会社バンダイナムコホールディングスは、2022年4月からグループの最上位概念となる「パーパス”Fun for All into the Future”」を掲げ、新中期計画をスタートさせました。「IP軸戦略」「人材戦略」「サステナビリティ」への取り組みを通じ、IPの価値最大化と持続的な成長を目指します。また、新型ゲームタイトルの投入や、アミューズメント施設の活性化など、今後の伸長が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社バンダイナムコホールディングスは、ゲーム、玩具、アミューズメントなど、幅広い事業を展開する総合エンターテインメント企業です。当第3四半期の業績は増収増益を達成し、安定した収益性を維持しています。今後も新中期計画に基づいて、IP価値の最大化やサステナビリティの推進など、中長期的な成長に向けた取り組みを進めていくことが期待されます。

株式会社バンダイナムコホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社バンダイナムコホールディングスの決算期は3月期で、第3四半期決算は2023年12月31日に終了しています。配当については、第2四半期末配当金が1株当たり10円、年間配当金見通しを1株当たり35円としています。安定した収益基盤を背景に、株主への利益還元にも注力しています。

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