株式会社グローバルウェイの第20期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社グローバルウェイの2023年12月期第3四半期決算報告書を分析しましたので、その内容をお伝えします。
グローバルウェイは、企業のデジタル化支援やビッグデータ活用など、最新のIT技術を活用したサービスを提供する企業です。
今回の決算では、主力事業のプラットフォーム事業やセールスフォース事業が順調に推移し、売上高は前年同期比42.4%増の1,796,444千円となりました。一方、採用費の増加などにより、営業損失は前年同期比で改善したものの、260,540千円の損失となりました。

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企業情報

企業名: 株式会社グローバルウェイ
証券コード: 32225
決算期: 3月期

株式会社グローバルウェイの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社グローバルウェイの決算日は3月31日で、通常3月決算の企業と同じスケジュールで決算を行っています。
2023年12月期第3四半期の決算報告書は、2024年2月14日に提出されています。

主な事業

株式会社グローバルウェイは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を中心に事業を展開しています。
主な事業には、法人向けにクラウドソリューションを提供する「プラットフォーム事業」、Salesforceなどのクラウドツールを活用したシステム開発を行う「セールスフォース事業」、求人情報サイトの運営などを手掛ける「メディア事業」、ハイクラス人材の紹介を行う「リクルーティング事業」などがあります。
また、連結子会社の株式会社タイムチケットが展開する「シェアリング事業」も注目されています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高1,796,444千円営業損失260,540千円となりました。
売上高は前年同期比42.4%増と順調に推移していますが、人件費の増加などにより営業損失は計上されています。
利益率は低下しているものの、主力事業であるプラットフォーム事業やセールスフォース事業の収益力は高まってきています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は2023年12月期第3四半期で1,796,444千円、前年同期比42.4%増と大幅に増加しています。
一方で、営業損失は260,540千円と高水準で推移しています。
このように、売上高は伸びているものの、先行投資などの影響により利益率は低下傾向にあります。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月期第3四半期の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は2,074,797千円と前期末より368,971千円増加しています。
この主な要因は、現金及び預金の増加やreceivablesの増加などによるものです。

資産の部

資産の部では、流動資産が1,747,618千円と前期末比313,573千円増加しています。
現金及び預金が1,090,895千円と大きな割合を占めており、前期末比143,941千円増加しています。
また、受取手形、売掛金及び契約資産が560,402千円と前期末比190,635千円増加しています。

負債の部

負債の部では、流動負債が442,832千円と前期末比97,419千円増加しています。
未払費用や未払消費税等が増加しています。

純資産の部

純資産の部では、前期末比292,804千円増加し、1,619,980千円となりました。
これは主に、資本剰余金が116,415千円増加したことによるものです。

ROAとROE

ROAは前期末の3.2%から2.3%に低下しています。これは、営業損失の計上による影響が大きいと考えられます。
一方、ROEは前期末の65.4%から55.9%に低下しています。こちらも営業損失の計上が影響しているほか、株主資本が増加したことも影響していると見られます。
今後は、事業の収益性を高め、ROA、ROEの改善を目指す必要があるでしょう。

キャッシュフロー

四半期連結キャッシュ・フロー計算書によると、営業活動によるキャッシュ・フローは138,963千円のプラスとなっています。
一方、投資活動によるキャッシュ・フローは52,908千円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは57,886千円のプラスとなっています。
全体としては、現金及び現金同等物が143,941千円増加しており、財務基盤は安定的に推移していると言えます。

配当の支払額

株式会社グローバルウェイは、現時点で配当の支払いを行っていません。
今後の業績に応じて、株主還元策を検討していくことが期待されます。

今後の展望

株式会社グローバルウェイは、企業のDX推進を支援するプラットフォーム事業やセールスフォース事業が好調に推移しています。
また、子会社の株式会社タイムチケットが展開するシェアリング事業でも、今後の成長が期待されます。
一方で、採用費の増加などにより利益率は低下しており、収益性の向上に取り組む必要があります。
今後も、最新のIT技術を活用したサービス提供と収益力の強化に努めていくことが重要だと考えられます。

編集部のまとめ

株式会社グローバルウェイの2023年12月期第3四半期決算は、売上高が大幅に増加した一方で、先行投資による営業損失の計上が続いています。
主力事業の収益力は高まっているものの、利益率の低下が課題となっています。
今後は、収益性の向上に向けた取り組みが重要になってくるでしょう。
また、子会社のシェアリング事業の成長にも注目が集まっています。

株式会社グローバルウェイの決算日や配当についてまとめました。

株式会社グローバルウェイの決算日は3月31日で、3月決算の企業と同様のスケジュールで決算を行っています。
現時点では配当の支払いはありませんが、今後の業績に応じて検討されることが期待されます。

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