美濃窯業株式会社の第162期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

美濃窯業株式会社の2023年度第3四半期決算報告が公開されました。同社は建築資材や耐火物の製造・販売、プラント設備の設計・施工などを手がける会社で、今期も安定した業績を維持しています。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 美濃窯業株式会社
証券コード: 53560
決算期: 2023年4月1日〜2024年3月31日

美濃窯業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

美濃窯業株式会社の決算は年4回の四半期決算を行っており、今回は第3四半期(2023年10月1日~12月31日)の決算報告となります。次の決算発表は2024年5月頃の第4四半期決算になる予定です。

主な事業

美濃窯業株式会社は、耐火物事業プラント事業建材及び舗装用材事業不動産賃貸事業の4つのセグメントを主軸に事業を展開しています。セメント業界向けの耐火物や鉄道関連の建材、半導体製造プラントなど、幅広い分野でトップシェアを誇る製品を手がけています。

今期の業績と利益率は?

今期の第3四半期連結累計期間の業績は、売上高10,125百万円営業利益849百万円経常利益959百万円親会社株主に帰属する四半期純利益660百万円となり、前年同期比でほぼ横ばいの推移となりました。また、営業利益率は8.4%となっており、高い収益性を維持できています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高はほぼ横ばいで推移しているものの、営業利益と経常利益は着実に増加してきています。これは生産性の向上や固定費の削減などによるコスト管理の成果が表れてきていると言えます。

四半期連結貸借対照表について

資産の部

資産合計は19,458百万円で、前期末比309百万円減少しています。流動資産は11,607百万円、固定資産は7,850百万円となっています。現金・預金や売掛金などが減少しましたが、棚卸資産は増加しています。

負債の部

負債合計は6,410百万円で、前期末比897百万円減少しました。流動負債は5,055百万円、固定負債は1,355百万円となっています。支払手形や未払法人税などの減少が主な要因です。

純資産の部

純資産合計は13,048百万円と前期末比588百万円増加しました。利益剰余金の積み上げなどにより、自己資本比率は67.1%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は4.8%、ROE(自己資本利益率)は5.6%となっており、両指標とも前年同期比で微増しています。収益性と資本効率性が着実に向上していることがわかります。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは937百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローは105百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは279百万円のマイナスとなっており、全体としては554百万円の増加となりました。安定的なキャッシュ・フローが確保できています。

配当の支払額

第3四半期までの配当金は1株当たり25円を支払っており、前期比5円の増配となっています。業績の好調さを反映し、株主還元も強化されています。

今後の展望

今後の事業環境については、インフレや金利上昇の影響など懸念材料もありますが、主力のセメント業界や鉄道インフラ分野の需要は底堅く推移すると見られ、研究開発や設備投資、新規市場開拓にも力を入れることで、さらなる成長を目指していくと期待されます。

編集部のまとめ

美濃窯業株式会社は建築資材や耐火物、プラントなどの製造・販売を手がける優良企業です。昨今のインフレ下でも堅調な業績を維持しており、今後も安定収益と株主還元が期待できる銘柄だと言えるでしょう。同社の決算や事業内容、中長期的な成長戦略に注目していきたいと思います。

美濃窯業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

美濃窯業株式会社は年4回の四半期決算を行っており、今回は2023年10月1日〜12月31日の第3四半期決算の報告でした。配当金は1株当たり25円と前期比5円増配となっており、業績好調を反映した株主還元の強化が特徴的でした。今後も同社の安定成長に期待が高まります。

タイトルとURLをコピーしました