ヒロセ通商株式会社の第21期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ヒロセ通商株式会社は、外国為替証拠金取引を主力事業とする金融サービス企業です。株式市場で高い人気を誇り、第3四半期決算では営業収益8,172,218千円、純営業収益8,140,085千円、営業利益3,443,803千円、親会社株主に帰属する四半期純利益2,339,998千円と好調な業績を収めました。デリバティブ取引やCFD取引の強化など、顧客ニーズに合わせたサービス拡大が功を奏していると評価できますね。

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企業情報

企業名: ヒロセ通商株式会社
証券コード: E32109
決算期: 3月

ヒロセ通商株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ヒロセ通商株式会社の決算期は3月です。具体的な決算日は3月31日で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日に行われています。

主な事業

ヒロセ通商株式会社の主な事業は外国為替証拠金取引事業です。金融商品取引法に基づいて金融庁の認可を受けており、「LION FX」ブランドで個人投資家向けの外国為替証拠金取引サービスを提供しています。また、市場調査事業やコンサルティングなども手がけており、多角的な事業展開を行っています。

今期の業績と利益率は?

ヒロセ通商は当第3四半期で営業収益8,172,218千円、営業利益3,443,803千円を計上し、大変好調な業績を収めています。特に営業利益率は42.2%と非常に高い水準を維持しており、効率的な事業運営により高収益を上げていると評価できます。

売上・利益の推移

ヒロセ通商の売上高・利益は過去3期連続で増加傾向にあります。前年同期比で営業収益4.6%増、純営業収益5.2%増、営業利益24.0%増、親会社株主に帰属する四半期純利益26.3%増と大幅な伸びを示しています。外国為替取引需要の高まりを捉え、サービス拡充などで着実に業績を伸ばしている企業といえるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

ヒロセ通商の四半期連結貸借対照表をみると、資産合計113,557,307千円、負債合計96,693,581千円、純資産合計16,863,725千円となっています。顧客区分管理信託や外国為替証拠金などが大きな資産項目を占めています。負債では外国為替受入証拠金が大半を占めますが、自己資本比率は14.8%とやや低めの水準にあります。

資産の部

資産の部では、顧客区分管理信託71,370,110千円、外国為替差入証拠金13,475,902千円、デリバティブ取引13,961,571千円などが主な項目となっています。FX事業の性質上、顧客資金の分別管理が重要な項目となっていますね。

負債の部

負債の部では、外国為替受入証拠金75,749,916千円、デリバティブ取引4,875,360千円、短期借入金8,630,000千円などが主な項目です。FX取引に伴う顧客の証拠金負債が大半を占めているのが特徴的です。

純資産の部

純資産の部は16,863,725千円となっています。自己資本比率は14.8%と必ずしも高くはありませんが、連結利益剰余金が大きく増加しており、内部留保の蓄積が進んでいる状況が分かります。

ROAとROE

ヒロセ通商のROA(総資産利益率)は2.06%、ROE(自己資本利益率)は14.55%となっています。前年同期と比べてROAは上昇し、ROEも高水準を維持しているため、資産効率や資本効率の良さが窺えます。FX事業の高収益性が両指標の水準を押し上げていると評価できるでしょう。

キャッシュフロー

ヒロセ通商の四半期連結キャッシュ・フロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが大きくプラスとなっています。これは顧客の証拠金増加などに伴う運転資金の増加によるものと考えられます。一方で投資活動と財務活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなっており、株主への配当や自己株式の取得などに資金が使われている状況がわかります。

配当の支払額

ヒロセ通商は年間39円の配当を行っています。前期に比べ8円増配となっており、業績拡大を背景に株主還元を強化しているのが特徴的です。今後も安定的な配当の継続が期待できる企業といえるでしょう。

今後の展望

ヒロセ通商は、外為取引需要の高まりを背景に好調な業績を収めています。今後も新通貨ペアの追加やCFDサービスの拡充など、顧客ニーズに合わせたサービス拡大が期待されます。さらに、アプリ機能の改善やスマートフォン向け新ツールの投入など、利便性向上にも注力しています。外為取引市場のリーディングカンパニーとしての地位を確固たるものにしていくことでしょう。

編集部のまとめ

ヒロセ通商は外国為替証拠金取引を中核とする金融サービス企業で、当四半期もきわめて好調な業績を収めました。FX取引需要の高まりを捉え、サービスの拡充や利便性向上に努めた成果が表れています。収益性の高さが際立ち、株主還元面でも積極的に行っている点が評価できるでしょう。今後も、変化の激しい市場環境に柔軟に対応しながら、競争優位性を維持していくことが期待されます。

ヒロセ通商株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ヒロセ通商株式会社の決算日は3月31日、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日に行われています。また、同社は年間配当39円を実施しており、業績拡大に伴い株主還元を強化している企業といえます。安定配当を継続しつつ、事業領域の拡大にも注目が集まるでしょう。

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