東和ハイシステム株式会社の2023年12月期第1四半期決算が発表されました。コロナ禍での経営環境の回復が遅れている中、当社は新たなAI・音声技術搭載の製品を開発し、好評を博しています。今後の事業展開に期待が高まりそうですね。
企業情報
企業名: 東和ハイシステム株式会社
証券コード: 41720
決算期: 9月30日
東和ハイシステム株式会社の決算日・決算時期(スケジュール）は？
東和ハイシステム株式会社の決算日は9月30日です。毎年10月から9月までの1年間を事業年度としており、第1四半期は2023年10月1日から2023年12月31日までの期間となります。
主な事業
東和ハイシステム株式会社は、歯科医院向けの電子カルテシステムやその他の診療支援システムの開発・販売を行っている企業です。歯科医療に特化した製品・サービスを提供しており、歯科医療の領域で高い信頼と実績を築いてきました。
今期の業績と利益率は？
2023年12月期第1四半期の業績は、売上高が4億7,052万2千円となり、前年同期比で31.6%の減収となりました。一方で、経常利益は1億995万9千円と、前年同期比で40.8%の減益ながらも、高い利益率を維持しています。
売上・利益の推移
過去数期の業績推移を見ると、売上高は緩やかな増加基調にあり、経常利益も高水準を維持しています。直近の第1四半期は、コロナ禍の影響から一時的な落ち込みがありましたが、新製品の好評などから、今後の業績回復が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
東和ハイシステム株式会社は四半期連結財務諸表を作成していないため、個別の四半期貸借対照表について確認しました。
資産の部
2023年12月期第1四半期末の総資産は39億9,969万1千円で、前事業年度末比で1.5%減少しています。流動資産は15億2,549万1千円、固定資産は24億7,420万円となっています。
負債の部
負債合計は2億9,431万9千円で、前事業年度末比10.2%減少しました。流動負債が2億4,496万4千円、固定負債が4,935万5千円となっています。
純資産の部
純資産は37億532万1千円で、前事業年度末比0.8%減少しました。自己資本比率は92.6%と高水準を維持しています。
ROAとROE
東和ハイシステム株式会社は、安定した高い収益性と財務体質を維持しています。2023年12月期第1四半期のROAは2.3%、ROEは2.0%と、前年同期と比べやや低下しましたが、依然として高い水準を保っています。これは、売上高経常利益率の高さと健全な財務体質が背景にあります。
キャッシュフロー
キャッシュ・フローの状況については、個別の四半期キャッシュ・フロー計算書が開示されていないため詳細は確認できませんでした。ただし、財政状態の健全性から判断すると、安定したキャッシュ・フローが確保できているものと推察されます。
配当の支払額
東和ハイシステム株式会社は、2023年12月期の期末配当を1株当たり50円と発表しています。この配当水準は、前期と同じ水準を維持しており、株主還元に力を入れています。
今後の展望
東和ハイシステム株式会社は、AIや音声技術を活用した新製品の販売に注力しており、大きな成長が期待されます。また、オンライン資格確認に対応した製品の提供など、顧客ニーズに的確に応えていくことで、今後も安定的な収益を確保できると考えられます。
編集部のまとめ
東和ハイシステム株式会社は、コロナ禍の影響を受けながらも、高い収益性を維持し続けている企業です。新製品の投入や顧客ニーズへの対応力が高く評価され、今後の事業展開に期待がかかっています。株主還元にも力を入れており、安定した業績と配当が魅力的な企業といえるでしょう。
東和ハイシステム株式会社の決算日や配当についてまとめました。
東和ハイシステム株式会社の決算日は9月30日で、第1四半期は2023年10月1日から12月31日までの期間となっています。また、同社は1株当たり50円の期末配当を計画しており、安定的な株主還元を行っています。今後も、新製品の投入や顧客ニーズへの対応力を活かし、着実な業績拡大が期待されます。
