GMB株式会社の第62期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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GMB株式会社が2023年12月31日に発表した第3四半期決算は、売上高が前年同期比11.1%増の71,193百万円と堅調でした。自動車部品メーカーのGMBは、韓国を中心に電動ウォーターポンプやインテグレーテッド・サーマル・モジュール、電動オイルポンプなどの新製品が売上に貢献しています。また、販売価格の値上げと生産性の改善によりコスト削減にも成功しています。

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企業情報

企業名: GMB株式会社
証券コード: 72140
決算期: 3月31日

GMB株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

GMB株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期の決算は2023年12月31日に発表されました。毎年4月から3月までが1会計年度となっています。

主な事業

GMB株式会社は自動車部品メーカーです。主な製品は 駆動・伝達及び操縦装置部品冷却装置部品ベアリングなどです。国内外の自動車メーカー向けに部品を供給しています。特に韓国の事業が好調で、車の電動化に対応した新製品の販売が伸びています。

今期の業績と利益率は?

今期の第3四半期累計の業績は 売上高71,193百万円営業利益1,758百万円経常利益1,773百万円と前年同期比でそれぞれ11.1%増、617.5%増、26.9%減となりました。売上高は大幅に増加したものの、為替差益の減少や支払利息の増加の影響で経常利益は減少しています。営業利益率は 2.5%、経常利益率は 2.5% と、業績は堅調な水準を維持できています。

売上・利益の推移

GMB株式会社の売上高は過去3年間で64,077百万円→71,193百万円と増加基調にあります。一方で、営業利益は245百万円→1,758百万円と大きく改善し、経常利益も 2,426百万円→1,773百万円と高水準を維持できています。売上が伸びるなか、製品の高付加価値化や生産性向上などによりコスト削減も進み、収益性が向上してきています。

四半期連結貸借対照表について

GMB株式会社の2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表は以下の通りです。

資産の部

総資産は 88,128百万円 と前期末比で8,885百万円増加しました。主な要因は、受取手形及び売掛金が 3,049百万円増加、棚卸資産が 4,038百万円増加、有形固定資産が 2,297百万円増加したことです。

負債の部

負債合計は 54,455百万円 と前期末比で 7,218百万円増加しました。短期借入金が 5,081百万円増加、支払手形及び買掛金が 1,175百万円増加したことが主な要因です。

純資産の部

純資産合計は 33,673百万円 と前期末比で 1,667百万円増加しました。利益剰余金が 669百万円増加、為替換算調整勘定が 338百万円増加したことが主な要因です。

ROAとROE

GMB株式会社のROA(総資産経常利益率)は 2.0%、ROE(自己資本当期純利益率)は 2.4% となっています。ROAはこの3年間でほぼ横ばいで推移しているものの、ROEは前年同期の 4.6% から低下しています。自己資本が増加しているものの、当期純利益が減少したことが要因です。今後は収益力の向上により、ROEの改善が期待されます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュフローは491百万円のマイナスとなりました。売上債権の増加や棚卸資産の増加などによる支出が増加したためです。一方で、投資活動によるキャッシュフローは3,496百万円のマイナスと大幅な支出超過となり、財務活動によるキャッシュフローは3,157百万円のプラスとなり、借入金の増加がみられました。全体としては現金及び現金同等物が761百万円減少し、期末残高は5,587百万円となっています。

配当の支払額

GMB株式会社は2023年6月に1株当たり10円の期末配当、2023年12月には1株当たり15円の中間配当を実施しました。2023年3月期通期の配当予想は1株当たり25円となっています。配当性向は 16.5% と、株主還元にも注力しています。

今後の展望

GMB株式会社は、韓国を中心に電動ウォーターポンプやインテグレーテッド・サーマル・モジュールなどの電動化対応製品の開発と販路拡大に引き続き注力していきます。また、生産性の改善やコスト削減などの競争力強化策にも取り組んでいく方針です。今後の業績に期待が高まっています。

編集部のまとめ

GMB株式会社の第3四半期決算は、売上高の大幅な増加と営業利益の大幅な改善により健全な業績となりました。特に韓国事業の好調が目立ちます。一方で経常利益は前年同期比で減少しているものの、ROAやROEなどの収益性指標は依然高い水準を維持しています。今後も電動化対応製品の販売拡大や生産性向上による収益力の向上が期待されます。株主還元にも積極的に取り組んでおり、今後の業績動向にも注目が集まりそうです。

GMB株式会社の決算日や配当についてまとめました。

GMB株式会社の決算日は3月31日です。2023年12月期の第3四半期決算は好調で、売上高は前年同期比11.1%増と大幅な増収となりました。配当については、期末配当10円、中間配当15円の年間配当予想は1株当たり25円となっており、株主還元にも力を入れています。今後の業績にも期待が高まっています。

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