エッジテクノロジー株式会社は、AI(人工知能)を活用したソリューションサービスを提供する企業です。この度、同社の第10期第3四半期の決算報告が発表されましたので、その内容をご紹介します。
企業情報
企業名: エッジテクノロジー株式会社
証券コード: 42680
決算期: 2024年4月30日期
エッジテクノロジー株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
エッジテクノロジー株式会社の決算日は4月30日です。第3四半期の決算は2024年1月31日となっています。
主な事業
エッジテクノロジー株式会社は、AI(人工知能)アルゴリズムの開発と、AIを活用したソリューションサービスの提供を行っています。具体的には、AIソリューションサービス、AI教育サービス、AIプロダクトサービスなどを展開しています。これらの事業を通じて、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期累計期間の業績は、売上高2,134,107千円(前年同期比7.8%増)、営業利益104,474千円(前年同期比48.9%減)、経常利益104,038千円(前年同期比49.4%減)、四半期純利益68,771千円(前年同期比48.7%減)となりました。利益面では、採用強化に伴う人件費の増加により減益となりましたが、売上高は増加しています。
売上・利益の推移
エッジテクノロジー株式会社の売上高は、直近3期で1,980,258千円、2,134,107千円、2,663,347千円と順調に増加しています。一方、利益については、前期は205,740千円の経常利益でしたが、当期第3四半期累計期間では104,038千円と減益となっています。これは、採用強化に伴う人件費の増加が主な要因と考えられます。
四半期連結貸借対照表について
エッジテクノロジー株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産は976,143千円、負債は299,377千円、純資産は676,766千円となっています。前期末から資産が増加し、負債が減少したため、自己資本比率は69.3%と高水準を維持しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金629,667千円、売掛金及び契約資産324,227千円が主な項目となっています。前期末から資産が50,246千円増加しており、売上の増加に伴い売掛金が増加しているようです。
負債の部
負債の部では、買掛金178,247千円、未払法人税等1,634千円が主な項目となっています。前期末から負債が20,186千円減少しており、主に未払法人税等の減少によるものです。
純資産の部
純資産の部では、資本金97,804千円、利益剰余金488,964千円が主な項目となっています。前期末から純資産が70,432千円増加しており、これは四半期純利益の計上等によるものです。
ROAとROE
エッジテクノロジー株式会社のROA(総資産利益率)は10.7%、ROE(自己資本利益率)は10.2%となっています。前期と比較すると、ROAは5.7ポイント、ROEは4.8ポイント低下しています。これは、利益が減少した一方で、総資産や自己資本が増加したことが要因と考えられます。
キャッシュフロー
当第3四半期累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは71,288千円のプラスとなっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは2,973千円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは85,556千円のマイナスとなっています。これらの結果、現金及び現金同等物は17,241千円減少し、当第3四半期会計期間末の残高は629,667千円となっています。
配当の支払額
エッジテクノロジー株式会社は、現時点では配当を実施していません。今後の業績動向や財務状況を踏まえて、株主還元策について検討していくことが期待されます。
今後の展望
エッジテクノロジー株式会社は、AIソリューションサービス、AI教育サービス、AIプロダクトサービスを中心に事業を展開しています。今後もDX(デジタルトランスフォーメーション)需要の高まりに伴い、AIサービスの需要が拡大していくことが期待されます。ただし、採用強化に伴う人件費の増加などの影響もあり、引き続き収益性の向上に課題を抱えているようです。
編集部のまとめ
エッジテクノロジー株式会社は、AI関連サービスを提供する企業として注目されています。この度の第3四半期決算では、売上高は増加したものの、人件費の増加により利益が減少しました。今後の業績動向や、株主還元策についても注目が集まっています。同社の事業展開と収益性の向上に期待が寄せられています。
エッジテクノロジー株式会社の決算日や配当についてまとめました。
エッジテクノロジー株式会社の決算日は4月30日で、第3四半期決算は2024年1月31日に発表されています。また、同社は現時点では配当を実施しておりませんが、今後の業績動向を踏まえて検討していくことが期待されます。