株式会社ソフトウェア・サービスの第56期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、医療情報システムを中心に事業を展開する株式会社ソフトウェア・サービスの最新の決算報告が発表されました。売上高が前年同期比43.2%増加と大幅な伸びを示し、さらに営業利益、経常利益、純利益も大幅に増加するなど、非常に良好な業績となりました。医療分野におけるデジタル化の進展に合わせ、同社の製品・サービスが高い支持を得ているようです。

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企業情報

企業名: 株式会社ソフトウェア・サービス
証券コード: 37330
決算期: 2023年10月期

株式会社ソフトウェア・サービスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ソフトウェア・サービスの決算日は毎年10月31日です。また、12月中旬に有価証券報告書を提出し、1月下旬に決算説明会が行われます。

主な事業

株式会社ソフトウェア・サービスは、電子カルテシステムをはじめとする医療情報システムの開発・販売・導入・保守を中心に事業を展開しています。医療分野における情報化の進展に伴い、同社の製品・サービスが高い需要を集めています。特に、診療報酬改定DXなどの医療情報化への取り組みが進められる中、同社の製品・サービスは重要なインフラとなっています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上高は前年同期比43.2%増の10,389百万円となりました。また、営業利益は93.1%増の2,496百万円、経常利益は92.3%増の2,503百万円、純利益は92.2%増の1,726百万円と大幅な増益となっています。医療情報システム市場の拡大に伴い、同社の製品・サービスに対する需要が高まりを見せています。

売上・利益の推移

直近の売上高と利益の推移を見ると、売上高は2022年10月期に33,720百万円、2023年10月期第1四半期は10,389百万円と順調に増加しています。利益面でも、2022年10月期の経常利益は6,591百万円、2023年10月期第1四半期は2,503百万円と大幅に伸びています。医療分野のデジタル化を背景に、同社の業績は堅調に推移しているといえるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

同社の総資産は38,617百万円と前期末から1,298百万円減少しています。これは現金及び預金の減少などによるものです。一方、負債は5,853百万円と前期末から2,419百万円減少しており、純資産は32,764百万円1,121百万円増加しています。健全な財務体質を維持していると評価できます。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が9,549百万円と前期末から1,290百万円減少しました。一方で売掛金が5,000百万円473百万円増加しています。また、有価証券が1,100百万円1,000百万円増加しました。

負債の部

負債の部では、買掛金が3,695百万円667百万円減少しました。未払法人税等は491百万円647百万円減少しています。その他の流動負債も減少しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が31,349百万円と前期末から1,099百万円増加しています。この結果、自己資本比率は84.8%と高水準を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は2023年10月期第1四半期で4.5%と前年同期の3.3%から上昇しています。また、ROE(自己資本利益率)は2023年10月期第1四半期で5.3%と前年同期の3.3%から大幅に改善しています。医療情報システム市場の成長に伴い、同社の収益性が高まっていることがわかります。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは1,745百万円の収入となっています。これは主に税金等調整前四半期純利益が2,503百万円あったことによるものです。一方で投資活動によるキャッシュ・フローは957百万円の支出となっています。このため、現金及び現金同等物の期末残高は9,549百万円となっています。強固なキャッシュポジションを維持しています。

配当の支払額

株式会社ソフトウェア・サービスは、2024年1月29日に1株当たり120円の期末配当を実施しました。前期の1株当たり配当金100円から20円増配となっています。安定した収益基盤を背景に、株主還元の拡充を図っています。

今後の展望

今後の医療分野におけるデジタル化の加速に伴い、株式会社ソフトウェア・サービスの製品・サービスの需要は一層高まるものと期待されます。「マイナンバーカードと健康保険証の一体化」「全国医療情報プラットフォームの創設」「電子カルテ情報の標準化」「診療報酬改定DX」などの施策を通じて、同社の事業領域は一層拡大していくことが予想されます。今後も同社の業績は好調に推移すると見られます。

編集部のまとめ

株式会社ソフトウェア・サービスは、医療情報システム分野で強みを発揮しており、当第1四半期の業績も大幅な増収増益となりました。医療のデジタル化に伴い、同社の製品・サービスに対する需要が高まっています。健全な財務体質を維持しつつ、株主還元も拡充しています。今後も同社の業績は好調に推移すると期待できます。

株式会社ソフトウェア・サービスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ソフトウェア・サービスの決算日は毎年10月31日で、決算説明会は1月下旬に行われています。また、同社は2024年1月29日に1株当たり120円の期末配当を実施し、前期から20円の増配となりました。安定した収益基盤を背景に、株主還元を拡充しています。

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