株式会社エスケイジャパンは、キャラクターグッズの企画・製造・販売を行う会社です。キャラクターエンタテインメント事業とファンシーグッズを扱うキャラクター・ファンシー事業の2つの事業を展開しています。今期の決算は好調で、売上高は前年同期比7.4%増の7,668百万円、営業利益は前年同期比61.4%増の808百万円となりました。
企業情報
企業名: 株式会社エスケイジャパン
証券コード: 76080
決算期: 2月末
株式会社エスケイジャパンの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社エスケイジャパンの決算は2月末に行われています。四半期決算は、5月、8月、11月に発表されます。
主な事業
株式会社エスケイジャパンは、キャラクターグッズの企画・製造・販売を主な事業としています。「キャラクターエンタテインメント事業」では、アミューズメント施設向けのプライズ商品や、カプセルトイ事業者向けの商品を提供しています。「キャラクター・ファンシー事業」では、ファンシーグッズの専門店や量販店向けに、人気キャラクターのグッズを販売しています。また、自社キャラクター「忠犬もちしば」の展開にも注力しています。
今期の業績と利益率は?
株式会社エスケイジャパンの当第3四半期連結累計期間の業績は好調でした。売上高は7,668百万円と前年同期比7.4%増、営業利益は808百万円と前年同期比61.4%増となりました。キャラクター商品の販売が堅調に推移し、営業利益率は10.5%と高水準を維持しています。
売上・利益の推移
株式会社エスケイジャパンの売上高は、7,138百万円から7,668百万円へと増加しています。経常利益は473百万円から869百万円に大幅に改善しました。人気キャラクター商品の販売が好調に推移し、顧客の行動制限緩和による需要回復が業績に寄与しています。
四半期連結貸借対照表について
株式会社エスケイジャパンの四半期連結貸借対照表を見ると、資産は5,890百万円、負債は1,305百万円、純資産は4,585百万円となっています。資産の増加は主に現金及び預金の増加と在庫商品の増加によるものです。負債は買掛金の増加等により増加しています。自己資本比率は77.8%と高水準を維持しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が3,212百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が1,199百万円、商品が622百万円となっています。事業の拡大に伴い現金、売掛金、在庫商品が増加しました。
負債の部
負債の部では、買掛金が578百万円、未払法人税等が249百万円、賞与引当金が95百万円となっています。商品仕入や法人税の支払いなどにより負債が増加しました。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が3,636百万円と大きな割合を占めています。自己資本比率は77.8%と健全な財務体質を維持しています。
ROAとROE
株式会社エスケイジャパンのROAは前年同期12.1%から14.8%に、ROEは前年同期8.0%から13.2%に改善しています。売上高の増加と利益率の上昇により、資産効率と株主資本効率が向上しています。キャラクター商品の人気が高く、堅調な業績を維持できていることが要因です。
キャッシュフロー
株式会社エスケイジャパンのキャッシュフローは良好な状況にあります。営業活動によるキャッシュ・フローは703百万円のプラスとなっており、売上債権の増加や仕入債務の増加などによりキャッシュが順調に流入しています。投資活動によるキャッシュ・フローは△27百万円、財務活動によるキャッシュ・フローは△31百万円となっており、全体としては644百万円のキャッシュ増加となりました。
配当の支払額
株式会社エスケイジャパンは、中間配当として1株当たり7円を支払っています。期末配当も見込まれ、期初に公表した年間配当予想の13円を達成する見通しです。安定的な配当政策を実施しており、株主還元に力を入れています。
今後の展望
株式会社エスケイジャパンは、キャラクター商品の人気が高く、今後も安定した業績を維持できると期待されています。国内外のキャラクターライセンス獲得や、自社キャラクターの強化にも注力しており、中長期的な成長が期待できる企業です。今後も積極的な事業展開と株主還元に努めていくことが重要です。
編集部のまとめ
株式会社エスケイジャパンは、キャラクター商品の販売が好調で、売上高と利益が大幅に増加しました。自社キャラクターの育成や新規ライセンスの獲得にも注力しており、中長期的な成長が期待できる企業です。健全な財務体質を維持しつつ、株主還元にも力を入れています。人気キャラクターを軸とした事業展開が功を奏しており、今後の更なる飛躍が期待できます。
株式会社エスケイジャパンの決算日や配当についてまとめました。
株式会社エスケイジャパンの決算は2月末に行われ、四半期決算は5月、8月、11月に発表されます。配当は中間配当として1株当たり7円、期末配当も見込まれ、年間13円の配当を予想しています。業績好調を背景に、株主還元にも力を入れている企業といえます。