株式会社日本ハウスホールディングスの第56期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、建築・ホテルを手がける株式会社日本ハウスホールディングスが2024年4月期の第1四半期決算を発表しました。売上高は55億99百万円と微増し、経常損失は13億12百万円と前年同期の13億92百万円から改善されました。注文住宅の販売推進や、ホテル事業の集客拡大などに取り組んでいる同社の今後の業績が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社日本ハウスホールディングス
証券コード: 18730
決算期: 2024年4月期

株式会社日本ハウスホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社日本ハウスホールディングスは、2024年4月期の決算期変更に伴い、2023年11月1日から2024年4月30日までの半期決算となります。従来の10月31日決算から4月30日決算に変更しており、今回の決算は2023年11月1日から2024年1月31日までの第1四半期の決算報告です。

主な事業

株式会社日本ハウスホールディングスは、注文住宅事業を中心に、ホテル事業、太陽光発電事業などを手がける企業です。注文住宅事業では「環境にやさしい、脱炭素社会の住宅」をコンセプトに、檜を使用した高性能な注文住宅の販売に注力しています。ホテル事業では、国内外の旅行代理店へのセールス強化やホテル会員権事業などの集客施策を実施しています。

今期の業績と利益率は?

今期第1四半期の業績は、売上高が55億99百万円と前年同期比0.2%増加、経常損失は13億12百万円と前年同期の13億92百万円から改善されました。注文住宅の販売促進や、ホテル事業の集客拡大などにより、収益改善に向けて取り組んでいます。ただし、住宅事業の季節変動の影響から、第1四半期は通常赤字になるため、今後の通期の業績が注目されます。

売上・利益の推移

同社の直近の売上高と利益の推移を見ると、前連結会計年度は、売上高391億3百万円、経常利益6億84百万円と堅調に推移しました。一方、第1四半期は季節要因により売上高が低水準になるため、営業損失と経常損失を計上する傾向にあります。今後の通期での業績改善が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

2024年1月末時点の四半期連結貸借対照表では、総資産は447億13百万円と前期末比10億8百万円増加しました。主な要因は、現金預金の増加、未成工事支出金の増加などによる流動資産の増加です。一方、負債は236億1百万円と25億90百万円増加しました。これは主に短期借入金の増加、未成工事受入金の増加が要因です。

資産の部

資産の部では、現金預金が71億90百万円と前期末比22億32百万円増加しました。また、未成工事支出金が7億15百万円と2億57百万円増加しています。一方で、受取手形・完成工事未収入金等が12億30百万円と9億87百万円減少しています。

負債の部

負債の部では、短期借入金が7億68百万円と前期末比4億24百万円増加しました。また、未成工事受入金が15億15百万円と4億円増加しています。一方で、工事未払金が48億47百万円と9億99百万円減少しました。

純資産の部

純資産の部では、株主資本が207億63百万円と前期末比15億43百万円減少しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失13億48百万円が要因です。自己資本比率は46.4%となっています。

ROAとROE

同社のROAは前期末の3.1%から第1四半期では3.0%となっています。一方でROEは前期末の2.3%から第1四半期では2.2%と低下しています。これは主に、営業損失の計上によるものと考えられます。今後の業績回復と自己資本の改善により、ROA、ROEの向上が期待されます。

キャッシュフロー

第1四半期のキャッシュ・フローでは、営業活動によるキャッシュ・フローが22億32百万円の増加となりました。これは主に、棚卸資産の減少などによるものです。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは2億98百万円の減少となり、財務活動によるキャッシュ・フローは1億99百万円の減少となりました。全体として現金及び現金同等物は22億32百万円増加し、71億90百万円となっています。

配当の支払額

株式会社日本ハウスホールディングスは、第1四半期において1株当たり5円の期末配当を実施しています。前期は1株当たり10円の配当を行っていたため、今期は減配となりました。今後の業績回復により、配当水準の上昇が期待されます。

今後の展望

株式会社日本ハウスホールディングスは、注文住宅事業におけるシェア拡大、ホテル事業の集客力強化に注力しており、今後の業績回復が期待されます。また、決算期変更に伴う半期決算への移行により、業績管理の柔軟化も図っています。引き続き、環境配慮型住宅や旅行需要の回復に合わせた事業展開が重要になると考えられます。

編集部のまとめ

株式会社日本ハウスホールディングスの2024年4月期第1四半期決算は、売上高が微増し、経常損失も前年同期より改善しました。注文住宅事業の販売促進やホテル事業の集客拡大に取り組んでおり、今後の業績回復が期待されます。また、決算期変更により半期決算に移行したことで、より柔軟な経営判断が可能になると考えられます。同社の今後の動向に注目していきたいと思います。

株式会社日本ハウスホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社日本ハウスホールディングスは、2024年4月期の決算期変更に伴い、今回の決算は2023年11月1日から2024年1月31日までの第1四半期の報告となりました。また、第1四半期の配当は1株当たり5円の期末配当を実施しています。今後の業績回復により、配当水準の上昇が期待されます。

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