株式会社ＪＭホールディングスは、食品スーパーマーケットを中心とする企業グループです。精肉の専門性を活かし、ファミリー層を中心に楽しくお買い物ができる売場を展開しています。今期の業績は好調で、売上高は前年同期比16.9%の増収、営業利益は前年同期比30.6%の増益と大幅な業績アップを達成しています。
企業情報
企業名: 株式会社ＪＭホールディングス
証券コード: 35390
決算期: 2023年7月31日
株式会社ＪＭホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール）は？
株式会社ＪＭホールディングスの決算日は7月31日です。決算発表は10月中旬に行われており、中間配当は4月、期末配当は10月に支払われます。
主な事業
株式会社ＪＭホールディングスは、スーパーマーケット事業と外食事業を中心に展開しています。スーパーマーケット事業では、ジャパンミートや肉のハナマサなどのブランドを展開し、精肉を中心とした生鮮食品の専門性を強みとしています。外食事業では、焼肉や漫遊亭を運営しており、得意とする精肉の調達力とノウハウを活かした店舗展開を行っています。
今期の業績と利益率は？
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高86,972百万円（前年同期比16.9%増）、営業利益5,232百万円（前年同期比30.6%増）と好調な結果となりました。経常利益率は6.1%と高い水準を維持しており、収益性も高い状況にあります。
売上・利益の推移
過去3年間の売上高と利益の推移をみると、売上高は154,815百万円から86,972百万円と着実に増加してきました。一方で、経常利益も4,416百万円から5,335百万円と増加しており、収益性も改善傾向にあります。
四半期連結貸借対照表について
2024年1月31日現在の四半期連結貸借対照表では、資産合計が67,511百万円となっています。この内訳として、流動資産が33,795百万円、固定資産が33,716百万円となっています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が20,396百万円と大きな割合を占めています。一方で、有形固定資産は22,996百万円となっており、店舗網の拡大に伴う設備投資が行われています。
負債の部
負債の部では、買掛金が7,390百万円、長期借入金が4,008百万円となっています。総負債は25,745百万円です。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が36,502百万円と大きな割合を占めています。自己資本比率は61.3%と財務基盤も安定しています。
ROAとROE
ROAは前年同期の5.5%から6.3%に改善しており、企業の収益力が高まっていることがわかります。また、ROEも前年同期の12.1%から13.4%に上昇しており、株主価値の向上に寄与している状況です。
キャッシュフロー
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは4,616百万円の増加となっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは1,418百万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは1,444百万円の減少となっています。現金及び現金同等物の残高は17,572百万円と、財務体質が強固であると言えます。
配当の支払額
株式会社ＪＭホールディングスは、株主への利益還元を重視しており、1株当たり年間配当金は40円を維持しています。当事業年度の中間配当は1株当たり20円の支払いを予定しています。
今後の展望
株式会社ＪＭホールディングスは、引き続き店舗網の拡大と既存店の強化に注力していく方針です。新規出店や M&A を通じて事業規模の拡大を図るとともに、商品力の強化や効率的な店舗運営によりさらなる収益拡大を目指します。また、食品スーパー事業と外食事業の相乗効果を発揮して、グループ全体の競争力強化に取り組んでいきます。
編集部のまとめ
株式会社ＪＭホールディングスは、当期の業績が好調に推移しており、売上高、営業利益ともに大幅な増加となりました。精肉を中心とした生鮮食品の専門性が強みであり、既存店の強化と新店舗の出店により、今後も着実な成長が期待できる企業だと言えるでしょう。配当も安定的に行われており、株主還元にも力を入れていることがわかります。今後の更なる事業拡大に期待が高まります。
株式会社ＪＭホールディングスの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ＪＭホールディングスの決算日は7月31日で、中間配当は4月、期末配当は10月に支払われます。年間配当金は1株当たり40円と安定的な水準を維持しています。今後も持続的な成長と株主還元に期待が高まる企業といえるでしょう。
