株式会社トレジャー・ファクトリーの第29期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

こんにちは。私たち株ブログ編集部です。今回は、株式会社トレジャー・ファクトリーの2023年度第3四半期決算について、詳しく見ていきたいと思います。
この企業は、リユース(中古品)販売を中心に事業を展開する注目の企業です。株価や業績の推移、財務状況などを分析しながら、今後の成長に期待できそうですね。

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企業情報

企業名: 株式会社トレジャー・ファクトリー
証券コード: 30930
決算期: 2月

株式会社トレジャー・ファクトリーの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社トレジャー・ファクトリーは、毎年2月末が決算期となります。そして、通常の決算スケジュールとしては、5月に本決算の発表、11月に第3四半期の決算発表を行っています。
今回ご紹介するのは、同社の2023年11月30日で終了した第3四半期の業績結果となります。

主な事業

株式会社トレジャー・ファクトリーは、リユース(中古品)販売事業を中心に事業展開しています。古着や家電、ブランド品など、さまざまなジャンルの中古品を買取り、リユース店舗やECサイトを通じて販売しています。
また、結婚式の衣装レンタルサービスなどの事業も手掛けています。中古品市場の拡大と、SDGsなどのリユース意識の高まりを背景に、今後も着実な成長が期待できる企業ですね。

今期の業績と利益率は?

同社の2023年度第3四半期連結累計期間(2023年3月1日~2023年11月30日)の業績は、売上高が24,873百万円と前年同期比22.0%増、営業利益は2,475百万円30.2%増と好調に推移しました。
売上高に対する営業利益率は10.0%で、前年同期の9.3%から上昇しており、収益性も改善されています。

売上・利益の推移

過去3年間の同社の業績を見ると、売上高は28,212百万円(2022年2月期)、24,873百万円(2023年2月期第3四半期)と好調に推移しています。
同様に、経常利益は2,622百万円(2022年2月期)、2,509百万円(2023年2月期第3四半期)と、高い収益力を維持しています。
中古品市場の拡大に加え、出店や新規事業の拡大などが、同社の業績を牽引しているといえるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

2023年11月30日時点の同社の四半期連結貸借対照表を見てみると、資産が17,225百万円、負債が9,269百万円、純資産が7,956百万円となっています。

資産の部

流動資産は11,224百万円で、うち商品7,085百万円と大きな割合を占めています。また、固定資産も6,000百万円と、店舗展開に伴う有形固定資産や投資物件への投資が進んでいることがわかります。

負債の部

流動負債は6,176百万円で、その大部分を短期借入金が占めています。また、固定負債も3,092百万円あり、店舗出店などに伴う設備投資資金のための長期借入金が積み上がっています。

純資産の部

純資産は7,956百万円と、前期末から大幅に増加しています。これは親会社株主に帰属する四半期純利益が堅調に積み上がったことが主な要因です。

ROAとROE

同社のROA(総資産経常利益率)は、前期の17.9%から第3四半期累計で18.4%と上昇しています。
また、ROE(自己資本当期純利益率)も、前期の25.1%から第3四半期累計で26.0%と、高い水準を維持しています。
これは、リユース事業の好調な業績により、資産効率と自己資本効率が改善されている証左といえるでしょう。

キャッシュフロー

同社の営業キャッシュ・フローは、1,493百万円の収入超過となっています。これは、税金等調整前四半期純利益2,508百万円と好調で、仕入債務が増加したことなどが主な要因です。
一方で、設備投資などの投資キャッシュ・フローが991百万円の支出超過となっており、新店舗出店を進めているためです。
全体としては、1,139百万円の資金が減少しており、手元流動性は減少傾向にあります。

配当の支払額

同社は、2023年5月24日に開催された定時株主総会で、1株当たり25.0円の期末配当を決議しました。
また、2023年10月11日開催の取締役会で、1株当たり12.0円の中間配当を決定しています。
財務体質の強化と今後の事業展開に備えつつ、株主への利益還元も重視する経営姿勢が窺えます。

今後の展望

同社は、中古品リユース事業を中心に着実に業績を伸ばしてきました。今後も、店舗網の拡大やECサイトの強化、新業態の開発などにより、さらなる成長が期待されます。
また、SDGsの観点からもリユースニーズの高まりが追い風になると考えられ、中長期的な成長が期待できる企業です。

編集部のまとめ

株式会社トレジャー・ファクトリーは、リユース事業を中心に堅調な業績を残しています。経常利益率も10%を超え、ROAとROEも高水準を維持しており、収益性の高い企業だと言えます。
店舗網の拡大や新事業展開など、今後の成長余地も大きいと考えられ、株主還元も行っているため、同社の株式は魅力的だと思います。

株式会社トレジャー・ファクトリーの決算日や配当についてまとめました。

この企業の決算期は2月末で、通常の決算スケジュールとしては、5月に本決算の発表、11月に第3四半期の決算発表を行っています。
配当金は、年2回(期末配当と中間配当)支払われており、2023年度は1株当たり37.0円の配当を予定しています。業績好調を背景に、株主還元にも積極的な企業だといえます。

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