ＲｅＹｕｕ Ｊａｐａｎ株式会社の直近の四半期決算が公表されました！同社は、リユースモバイル端末の販売などを手がける情報通信関連企業です。今期は売上高が1,245百万円と前年同期比16.1%増と順調に推移しており、経営陣の取り組みが奏功しているようです。
企業情報
企業名: ＲｅＹｕｕ Ｊａｐａｎ株式会社
証券コード: E05481
決算期: 10月
ＲｅＹｕｕ Ｊａｐａｎ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール）は？
ＲｅＹｕｕ Ｊａｐａｎ株式会社は10月が決算期となっています。直近の決算は2024年1月31日で終了する第1四半期決算で、3月15日に四半期報告書が提出されました。
主な事業
ＲｅＹｕｕ Ｊａｐａｎ株式会社は、モバイル端末のリユース事業を中心に事業を展開しています。中古のスマートフォンやタブレットなどをリユース・リサイクルし、法人向けや個人向けに販売するのが主力事業です。また、グローバル展開にも力を入れており、香港やドバイへの販路開拓も進めています。同社は「リユー」という社名の由来にも表れるように、リユースの輪を広げ、選ばれる理由のある企業を目指しています。
今期の業績と利益率は？
当第1四半期の売上高は1,245百万円と前年同期比16.1%増と大幅に伸長しています。利益面では、営業損失が32百万円となり、前年同期の36百万円の損失から改善しました。加えて、経常損失も34百万円と前年同期の43百万円の損失から縮小しています。リユース事業の拡大と調達力強化の効果が出ているようです。
売上・利益の推移
ＲｅＹｕｕ Ｊａｐａｎ株式会社の直近の売上高は好調に推移しており、前年同期比16.1%増の1,245百万円を記録しました。利益面でも、営業損失、経常損失が前年同期から改善しており、2024年10月期の通期では営業利益の黒字化を見込むなど、業績は着実に回復に向かっています。今後も同社のリユース事業の成長が期待できそうです。
四半期連結貸借対照表について
ＲｅＹｕｕ Ｊａｐａｎ株式会社は四半期連結財務諸表を作成していないため、四半期貸借対照表について説明します。
資産の部
当第1四半期会計期間末の総資産は1,697百万円で、前事業年度末と比べて220百万円減少しました。主な要因は現金及び預金が666百万円減少した一方で、売掛金が379百万円、商品が58百万円増加したためです。
負債の部
当第1四半期会計期間末の負債は679百万円で、前事業年度末と比べて185百万円減少しました。主な要因は短期借入金が200百万円減少したためです。
純資産の部
当第1四半期会計期間末の純資産は1,017百万円で、前事業年度末と比べて34百万円減少しました。主な要因は利益剰余金が34百万円減少したためです。
ROAとROE
ＲｅＹｕｕ Ｊａｐａｎ株式会社のROAとROEについては、四半期決算のため詳細な数値は開示されていませんが、前事業年度の実績では、ROAが-4.2%、ROEが-7.7%と低水準でした。しかし、当第1四半期では売上高が大幅に伸びており、経常損失も縮小傾向にあるため、今後はROAやROEの改善が期待できそうです。
キャッシュフロー
ＲｅＹｕｕ Ｊａｐａｎ株式会社の四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、前事業年度の状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが△204百万円と大きなマイナスとなっていました。これは、営業損失の計上や売上債権の増加などが影響していると考えられます。今後は、さらなる売上拡大や経費削減などによって、キャッシュ・フローの改善が期待されます。
配当の支払額
ＲｅＹｕｕ Ｊａｐａｎ株式会社は、当第1四半期決算においても配当の支払いはありませんでした。同社は成長路線に力を入れているため、内部留保の蓄積を優先しているものと考えられます。今後、業績が安定的に推移すれば、株主への利益還元も検討されるかもしれません。
今後の展望
ＲｅＹｕｕ Ｊａｐａｎ株式会社は、リユース事業の拡大に注力しており、当第1四半期の業績改善はその成果が現れたものと評価できます。今後も、販売促進や調達力強化などの施策を進めることで、売上高と利益の両面での成長が期待されます。加えて、グローバル展開の推進により、事業領域の拡大も見込めそうです。足元の業績回復基調を維持しつつ、中期的には営業利益の黒字化を目指していくことが重要でしょう。
編集部のまとめ
ＲｅＹｕｕ Ｊａｐａｎ株式会社は、リユース関連事業を中心に、順調な業績回復を果たしつつあります。当第1四半期では売上高が大幅に増加し、損失も縮小傾向にあるなど、同社の成長戦略が着実に成果を上げている様子がうかがえます。今後も、リユースビジネスの拡大やグローバル展開などに注力し、持続的な企業価値向上を目指していくことが期待されます。
ＲｅＹｕｕ Ｊａｐａｎ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ＲｅＹｕｕ Ｊａｐａｎ株式会社は10月決算で、直近の第1四半期決算は2024年1月31日までの期間になります。また、当第1四半期においても配当は行われていません。同社は現在成長段階にあり、内部留保の蓄積を優先していると見られますが、今後の業績次第では株主への利益還元も検討されるかもしれません。
