株式会社 森組の第91期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社森組の最新の決算報告書を分析してみました。本格的に業績が回復傾向にあり、収益性の改善が見られる企業だと評価できます。コロナ禍の影響を乗り越え、力強い復調を遂げつつあるようです。

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企業情報

企業名: 株式会社 森組
証券コード: E00130
決算期: 3月

株式会社 森組の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社森組の決算期は3月31日です。毎年6月頃に本決算、2月頃に第3四半期決算を発表しています。

主な事業

株式会社森組は、土木事業建築事業を中心に展開する総合建設会社です。公共事業から民間建設プロジェクトまで幅広い分野でその技術力を発揮しています。また、砕石事業不動産事業にも取り組んでおり、収益の安定化を図っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の業績は、売上高が20,677百万円営業利益が954百万円と、前年同期と比べて大幅に伸長しています。特に土木事業が好調で、採算性の改善もみられ、経常利益率は4.4%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

過去3年の売上高は24,620百万円23,777百万円20,677百万円と推移しています。利益面では、経常利益が795百万円915百万円と年々増加傾向にあり、収益性の向上が見られます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社森組の第3四半期末の総資産は24,701百万円と、前事業年度末比で増加しています。これは主に受取手形・完成工事未収入金等の増加によるものです。

資産の部

流動資産は21,877百万円と前事業年度末から増加しています。現金預金や受取手形・完成工事未収入金等が主な増加要因です。一方、固定資産は2,824百万円とほぼ横ばいです。

負債の部

流動負債は10,324百万円と増加しました。支払手形・工事未払金や電子記録債務が増加したためです。固定負債は147百万円と減少傾向にあります。

純資産の部

純資産合計は14,228百万円と、前事業年度末から増加しています。四半期純利益の計上による利益剰余金の増加などが主な要因です。自己資本比率は57.6%となっています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前事業年度3.2%から当第3四半期累計期間3.7%と改善しています。また、ROE(自己資本利益率)も前事業年度3.7%から当第3四半期累計期間4.3%に上昇しており、収益性と資本効率性の向上が確認できます

キャッシュフロー

第3四半期累計期間のキャッシュ・フローの状況については、四半期報告書の記載がありませんが、前年同期の営業活動によるキャッシュ・フローは357百万円のプラスと好調でした。今期も同様の傾向が続いていると考えられます。

配当の支払額

株式会社森組の配当金は、前事業年度、当第3四半期累計期間ともに1株当たり14円を実施しています。配当性向は前事業年度で87.7%と高めですが、業績回復基調を踏まえ、株主還元に努めていると評価できます。

今後の展望

建設投資の底堅い需要を背景に、株式会社森組はさらなる収益力の向上に取り組むとしています。土木事業と建築事業のバランスの取れた事業ポートフォリオを活かし、収益の安定化と企業価値の向上を目指していくと期待できます。

編集部のまとめ

株式会社森組は、コロナ禍からの回復基調にあり、第3四半期累計期間の業績も好調でした。土木事業を中心に収益性が改善傾向にあり、自己資本比率も健全な水準を維持しています。今後も建設投資の堅調な需要を取り込み、更なる利益成長が期待できる企業といえるでしょう。

株式会社 森組の決算日や配当についてまとめました。

株式会社森組の決算期は3月31日で、年2回の決算発表を行っています。配当金は1株当たり14円を安定的に実施しており、株主還元にも注力している企業です。今後も業績の持続的な向上と株主還元の充実に期待が高まります。

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