株式会社システム ディの第43期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社システム ディは、業界で高い評価を受けるパッケージソフトを核に、顧客企業にソリューションを提供しています。幅広い業種に対応した製品ラインナップと安定したストックビジネスを展開し、着実な成長を遂げています。今期の決算では、一部の案件検収の遅れから売上は計画を下回りましたが、営業利益は計画を上回ることができました。今後もクラウド化への対応や新製品の開発など、柔軟な経営戦略を展開し、持続的な成長を目指していきます。

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企業情報

企業名: 株式会社システム ディ
証券コード: 38040
決算期: 10月31日

株式会社システム ディの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社システム ディの決算日は10月31日です。決算時期は年に2回で、第2四半期(4月30日)第4四半期(10月31日)の決算を行っています。

主な事業

株式会社システム ディは、業種別パッケージソフトを核としたソリューションの提供を行っています。具体的には、学園向け総合情報システム「キャンパスプラン.NET」、スポーツ・健康関連施設向けシステム「Hello EX」、公立学校向け校務支援システム「School Engine」、自治体向け公会計システム「PPP」など、各業界の業務プロセスに適合したソフトウェアを提供しています。また、ソフトウェア保守やクラウドサービスなどのストックビジネスにも力を入れています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上高921,653千円営業利益114,347千円経常利益115,133千円親会社株主に帰属する四半期純利益68,821千円となりました。一部大型案件の検収時期が遅れたことから売上は計画を下回りましたが、年度末に向けた仕掛品の増加により営業利益は計画を上回りました。

売上・利益の推移

同社は主に第2・4四半期に売上が集中する傾向にあります。前期の通期業績は、売上高4,736,844千円、営業利益915,080千円、経常利益915,080千円、純利益632,700千円と、着実に売上・利益を伸ばしています。営業利益率は19.3%と高水準を維持しており、安定した収益性が特徴です。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産は前期末比355,616千円減少の5,890,007千円、負債は275,298千円減少の1,876,832千円、純資産は80,318千円減少の4,013,174千円となっています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が306,253千円減少した一方で、棚卸資産が73,485千円増加しています。これは、年度末に向けた仕掛品の増加によるものです。

負債の部

負債の部では、前受収益が38,437千円増加したものの、未払法人税等が156,163千円、その他流動負債が173,712千円それぞれ減少しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が78,441千円減少しており、これは配当金の支払いによるものです。

ROAとROE

同社のROAは直近で10.4%、ROEは15.5%と、高い収益性を誇っています。これは同社のパッケージソフトを核としたビジネスモデルが安定的に成長を遂げていることを示しています。今後も、クラウド化への対応などで新たな収益機会を創出し、高い収益性を維持していくことが期待されます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは163,846千円の収入となっています。これは主に、税金等調整前四半期純利益99,782千円、減価償却費110,402千円などによるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは50,016千円の支出となっており、ソフトウェア開発投資などに充てられています。財務活動によるキャッシュ・フローは420,084千円の支出で、主に配当金の支払いによるものです。

配当の支払額

株式会社システム ディは、2024年1月30日開催の定時株主総会において、1株当たり23円の配当を決議しました。この結果、配当金総額は147,263千円となりました。同社は株主還元に積極的で、高い配当性向を維持しています。

今後の展望

株式会社システム ディは、クラウド化への対応やAI技術の活用など、新しい技術への投資を進めつつ、既存のパッケージソフトを中心としたストックビジネスの拡大に取り組んでいきます。さらに、製品ラインナップの拡充や新規顧客の開拓にも力を入れ、持続的な成長を目指します。また、M&Aなども視野に入れ、事業の拡大を図るなど、柔軟な経営戦略を展開していく方針です。

編集部のまとめ

株式会社システム ディは、業界特化型のパッケージソフトを中心とした安定的なビジネスモデルを築いており、高い収益性を維持しています。今期は一部案件の遅れから売上が計画を下回りましたが、仕掛品の増加により営業利益は計画を上回りました。今後はクラウド化やAI技術の活用などにも注力し、新たな成長機会の創出を目指しています。安定した収益基盤と柔軟な経営戦略によって、持続的な成長が期待できる企業です。

株式会社システム ディの決算日や配当についてまとめました。

株式会社システム ディの決算日は10月31日で、年2回の決算を行っています。今期の配当は1株当たり23円と、株主還元にも積極的な企業です。引き続きパッケージソフトを中心としたストックビジネスの強化や、新技術への投資など、柔軟な経営で成長を続けていくことが期待されます。

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