株式会社インテリックスの第29期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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株式会社インテリックスの2023年6月1日から2024年2月29日までの第3四半期決算報告が発表されました。売上高は前年同期比8.6%増の303億81百万円、営業利益は52.8%減の1億65百万円、経常損失は54百万円となりました。販売価格の調整により収益性が下がったものの、リノベーションマンションの販売件数が増加したことにより売上高は増収となりました。

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企業情報

企業名: 株式会社インテリックス
証券コード: E04036
決算期: 6月決算

株式会社インテリックスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社インテリックスは6月決算で、第3四半期決算(2023年6月1日〜2024年2月29日)の決算報告を行っています。毎年6月と11月に中間・期末決算を行っており、四半期開示も行っています。

主な事業

株式会社インテリックスは不動産リノベーション事業を主力としています。中古マンションの購入、リノベーション、販売を行っている「リノベーション事業分野」と、リースバックやホテル事業などの「ソリューション事業分野」の2つを柱としています。リノベーションマンションの販売が同社の中核事業となっています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の連結業績は売上高303億81百万円と前年同期比8.6%増収、営業利益1億65百万円と52.8%減益となりました。リノベーションマンションの販売件数が増加したものの、価格調整による利益率の低下により営業利益は大幅減となりました。また、経常損失54百万円となっています。

売上・利益の推移

同社の業績は順調に推移しており、売上高は過去3年連続で増加しています。一方で、今期の営業利益は前年同期比で大幅減少しました。これは、業界全体の販売在庫の過多を踏まえ、価格調整を行った影響によるものです。今後は事業回転を優先しながら収益性の改善にも取り組んでいく方針です。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の連結貸借対照表では、資産395億79百万円負債280億75百万円純資産115億3百万円となっています。前期末と比べ、資産は60億50百万円減少、負債は57億79百万円減少しました。純資産は2億70百万円減少しています。

資産の部

資産の主な減少要因は、現金及び預金が13億86百万円販売用不動産が34億55百万円有形固定資産が17億88百万円それぞれ減少したことによるものです。一方で、前渡金が2億65百万円、投資その他の資産が3億14百万円増加しています。

負債の部

負債の主な減少要因は、買掛金が1億65百万円短期借入金が41億26百万円1年内返済予定の長期借入金が23億87百万円それぞれ減少したことによるものです。一方で、長期借入金が10億3百万円増加しています。

純資産の部

純資産は2億70百万円減少し、115億3百万円となっています。その主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純損失36百万円の計上、剰余金の配当150百万円、自己株式の取得119百万円などによるものです。

ROAとROE

当第3四半期末のROAは2.49%、ROEは3.88%となっています。前年同期と比較すると、ROAは1.46ポイント低下、ROEは2.02ポイント低下しています。これは、利益率の低下が大きく影響しているため、今後の収益性の改善が課題となっています。

キャッシュフロー

当第3四半期の連結キャッシュ・フローについては、詳細な開示がありませんが、営業活動によるキャッシュ・フローは20億48百万円の支出となっています。投資活動によるキャッシュ・フローは4億53百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは17億54百万円の収入となっています。全体として現金及び現金同等物は13億86百万円減少しました。

配当の支払額

当期の配当については、第2四半期末に1株当たり9円の配当を実施しており、年間の配当予定は18円(前期実績18円)となっています。株主還元に注力しつつ、事業の成長投資にも資金を充当する方針です。

今後の展望

株式会社インテリックスは、リノベーションマンションの販売を中心に事業を展開していく考えです。市場環境が厳しい中、価格調整で販売数を拡大しつつ、収益性の改善にも取り組んでいきます。またホテル事業の業績回復など、ソリューション事業でも収益の柱を育成する方針です。今後の業績回復に期待がかかっています。

編集部のまとめ

株式会社インテリックスの2023年6月〜2024年2月の第3四半期決算は、全体として売上高は増加したものの、利益面では大幅な減益となりました。販売価格の調整により利益率が低下した影響が大きく、今後の収益性の回復が課題となっています。一方で、リノベーションマンションの販売が順調に推移しており、事業の土台は堅固です。今後の業績回復と株主還元の継続に期待がかかっています。

株式会社インテリックスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社インテリックスは6月決算で、第2四半期末に1株当たり9円の配当を行いました。年間の配当予定は18円となっています。同社はリノベーションマンションの販売に注力しており、今後の業績回復が期待されます。

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