株式会社岡山製紙の第183期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社岡山製紙の最新の決算報告をご紹介します。2024年2月29日に終了した第183期第3四半期の業績は、増収・増益となりました。当社は、板紙事業と美粧段ボール事業の2つを主力事業としており、景気の影響を受けつつも、製品価格の改定等により、着実に業績を伸ばしています。

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企業情報

企業名: 株式会社岡山製紙
証券コード: 38920
決算期: 5月31日

株式会社岡山製紙の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社岡山製紙の決算期5月31日です。通期の決算は年1回の開示となり、4月中旬に有価証券報告書が提出されます。また、四半期決算は2月28日、5月31日、8月31日、11月30日を基準に、四半期ごとに開示されます。

主な事業

株式会社岡山製紙は、板紙事業美粧段ボール事業の2つを主力事業としています。板紙事業では、段ボール原紙や特殊紙の製造・販売を行っています。一方の美粧段ボール事業では、化粧梱包用の段ボールの製造・販売を手掛けています。これらの事業を通じて、日本の紙製品市場をリードしています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の業績は、売上高8,579百万円(前年同期比7.1%増)営業利益1,430百万円(同284.6%増)経常利益1,517百万円(同243.2%増)四半期純利益1,052百万円(同244.0%増)となりました。利益率も大幅に改善されており、売上高営業利益率は16.7%と好調な業績を示しています。

売上・利益の推移

近年の業績を見ると、売上高は順調に推移しており、経常利益も大幅に増加しています。2023年5月期は売上高が前期比15.5%増、経常利益も前期比10.7%増と好業績を収めました。この好調な業績は、主力の板紙事業が好調だったことに加え、製品価格の改定効果も寄与しています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社岡山製紙の2024年2月末の総資産は16,730百万円となり、前期末から1,739百万円増加しました。これは主に現金及び預金が753百万円増加したほか、投資有価証券が622百万円増加したことなどによります。

資産の部

流動資産は11,207百万円と前期末から1,211百万円増加しました。固定資産は5,522百万円と前期末から528百万円増加しています。固定資産の主な増加要因は、投資有価証券の増加によるものです。

負債の部

負債合計は4,788百万円と前期末から332百万円増加しました。流動負債は3,808百万円、固定負債は980百万円となっています。

純資産の部

純資産は11,941百万円と前期末から1,407百万円増加しました。利益剰余金が969百万円増加し、その他有価証券評価差額金も427百万円増加しています。この結果、自己資本比率は71.4%となっています。

ROAとROE

株式会社岡山製紙のROAは前期末の10.5%から当第3四半期末には11.4%に上昇しました。また、ROEも前期末の5.0%から当第3四半期末には9.1%に上昇しています。これは、増益傾向にある収益力の改善と、投資効率の向上を示しています。今後も収益性の向上と株主還元の強化が期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが1,234百万円のプラスとなり、投資活動によるキャッシュ・フローは92百万円のマイナスでした。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いなどにより395百万円のマイナスとなりました。この結果、現金及び現金同等物は期首より753百万円増加し、5,717百万円となっています。

配当の支払額

株式会社岡山製紙は、連結配当性向を重視しており、2023年8月期の年間配当金は18円を予定しています。過去5年間の配当実績は、1株当たり15円~18円の範囲で推移しており、着実な株主還元を行っています。今後も業績に応じた適切な配当を実施していく方針です。

今後の展望

株式会社岡山製紙は、中期経営計画において売上高1,000億円、経常利益100億円を掲げており、更なる成長を目指しています。原料価格の高騰等の課題はありますが、製品価格の適正化や生産性向上などに取り組み、収益力の向上を図っていきます。また、国内外での事業拡大にも注力し、持続可能な成長を目指してまいります。

編集部のまとめ

株式会社岡山製紙は、板紙事業と美粧段ボール事業を中心とした業績の拡大を続けています。2024年2月期第3四半期は、増収増益を達成し、ROAやROEも改善を示しています。今後も製品価格の適正化や生産性向上などに取り組み、収益力の向上を図り、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

株式会社岡山製紙の決算日や配当についてまとめました。

株式会社岡山製紙の決算期は5月31日で、通期の決算は4月中旬に有価証券報告書が提出されます。四半期決算は2月28日、5月31日、8月31日、11月30日を基準に開示されています。過去5年間の配当実績は1株当たり15円~18円の範囲で推移しており、今後も業績に応じた適切な株主還元を行う方針です。

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