株式会社中北製作所の第98期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社中北製作所の2023年12月期第3四半期決算をお届けします。主力事業のバルブ及び遠隔操作装置製造・販売」が順調に推移し、売上高、経常利益、四半期純利益ともに前年同期を大きく上回りました。成長の原動力となった同社の業績について、詳しくご紹介していきます。

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企業情報

企業名: 株式会社中北製作所
証券コード: E01649
決算期: 6月

株式会社中北製作所の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社中北製作所の決算日は6月30日で、通常の事業年度は6月1日から翌年5月31日までとなっています。第3四半期決算の報告書は、2024年4月11日に提出されています。

主な事業

株式会社中北製作所は、バルブおよび遠隔操作装置の製造・販売を主な事業としています。舶用機器やプラント用バルブ、遠隔操作装置などを開発・製造し、国内外の顧客に提供しています。同社の強みは、船舶や発電プラントなどの産業インフラ向けに高品質な製品を提供できる技術力と生産体制にあります。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の売上高は13,446百万円と、前年同期比で14.5%増加しました。営業利益は1,059百万円(前年同期比112.6%増)、経常利益は1,276百万円(同73.7%増)、四半期純利益は881百万円(同71.0%増)と、いずれも大幅な増益となりました。

売上・利益の推移

同社の売上高は、過去3年間で順調に増加してきました。特に当第3四半期累計期間では前年同期比14.5%の増収となり、経常利益も73.7%増加しています。このように、同社の主力事業が堅調に推移していることがうかがえます。

四半期連結貸借対照表について

同社は単体決算を行っているため、四半期連結貸借対照表は作成していません。以下は、個別の四半期貸借対照表の状況について説明します。

資産の部

当第3四半期会計期間末の総資産は31,497百万円と、前事業年度末(29,040百万円)から2,457百万円増加しています。主な増加要因は、売上債権の増加、棚卸資産の増加、投資有価証券の増加などです。

負債の部

負債合計は6,863百万円と、前事業年度末(5,744百万円)から1,118百万円増加しました。主な増加要因は、仕入債務の増加、資産除去債務の計上などです。

純資産の部

純資産合計は24,634百万円と、前事業年度末(23,296百万円)から1,338百万円増加しています。主な増加要因は、四半期純利益の計上によって利益剰余金が増加したことや、その他有価証券評価差額金の増加などです。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は4.1%、ROE(自己資本利益率)は4.4%となっており、いずれも前年同期から大幅に改善しています。これは、主力事業の好調な推移により経常利益が大幅に増加したことが要因です。同社は安定した収益基盤を持ち、効率的な資産活用を行っていると評価できます。

キャッシュフロー

当第3四半期累計期間のキャッシュ・フローの状況については記載がありませんでした。しかし、営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加などがあるものの、順調に確保できているものと推察されます。

配当の支払額

当期の中間配当は1株当たり40円、期末配当は1株当たり35円となっており、年間配当金は合計75円を予定しています。安定的な配当を継続しており、株主還元にも力を入れている企業といえます。

今後の展望

同社は、今後も舶用機器やプラント向けバルブ、遠隔操作装置の受注拡大に注力していく方針です。また、発電プラントなどのインフラ需要の増加にも期待し、さらなる業績向上を目指しています。これらの取り組みを通じて、同社の持続的な成長が期待できるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社中北製作所は、バルブおよび遠隔操作装置の製造・販売を主力事業とする企業です。当第3四半期決算では、売上高、経常利益、四半期純利益が大幅に増加し、安定した収益基盤を持つ企業であることが確認できました。また、配当も安定して実施されており、同社の株主還元の姿勢も高く評価できます。今後も同社の成長が期待できる決算内容だと言えでしょう。

株式会社中北製作所の決算日や配当についてまとめました。

同社の決算日は6月30日で、2023年12月期第3四半期の決算報告書は2024年4月11日に提出されました。配当については、中間配当が1株当たり40円、期末配当は1株当たり35円の合計75円を予定しており、同社は株主還元にも力を入れている企業といえます。

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